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エウロパ ~生命体の存在が期待される木星の衛星~

エウロパ ~生命体の存在が期待される木星の衛星~ 惑星
エウロパ ~生命体の存在が期待される木星の衛星~

 

地球外生命体について、存在するのかしないのか、存在するならばどこにいるのかなど、思いを馳せたことはないでしょうか。もちろん断言はできませんが、一度は考えたことがあるという方がほとんどなのではないかと思います。

今回 解説する「エウロパ」という星には、地球外生命体が存在する可能性があると考えられています。エウロパという星の基本情報、現在までの調査でわかっていること、今後の探査計画についての説明を通して、みなさんにこの興味深い星について関心を持ってもらえたらと思います。

 

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木星の第2衛星・エウロパ

エウロパは、その大きさや組成成分から「太陽になりそこねた」と言われる太陽系の第5惑星、木星の第2衛星として知られています(ただしその後、他の木星の衛星が次々と発見されたことにより、現在では内側から数えて6番目を回っているとされています)。

このことから、この星の発見をガリレオ・ガリレイと争った天文学者シモン・マリウスに「木星の金星」と名付けられたこともありました。1610年、イオ、ガニメデ、カリストと共にガリレオによって発見された、いわゆる「ガリレオ衛星」のひとつであり、エウロパという名前は、ギリシア神話においてゼウスが一目惚れして連れ去ったとされる「エウローぺー」という女性に因んで名付けられました。

余談ですが、このエウローぺーとゼウスの息子であるミーノースの妻が牡牛と交わってできた子が、あの有名な牛頭人身の怪物「ミノタウロス」です。

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生命が存在する可能性

なぜエウロパには地球外生命体が存在するかもしれないと考えられているのでしょうか。それは、水が存在するからに他なりません。私たちとはまったく異なる仕組みの生物ならわかりませんが、少なくとも現時点で私たちが「生命」と呼んでいるものには、水の存在が大きく関わっているのです。

エウロパの平均気温は約-170℃ほどで、表面は分厚い氷の層で覆われています。このような環境では、生物はとても生きていられないと思いますよね。実は、水の噴出活動をはじめとする様々な観測結果がこの氷の層の内側に海が存在する可能性を示唆していて、その海にならば、地球外生命体が存在しうると推測されています。

ここで、生命には水の他にも太陽光が必要なのではないか、と考えた方もいるかもしれません。しかし現在、生物にとって太陽光は必須のものではないことがわかっています。

本筋ではないので詳細は省きますが、太陽光のまったく届かない深海に生きる生物は、光合成とは異なる方法によりエネルギーを合成できるバクテリアを植物(生産者)のポジションに置くことで、太陽からのエネルギーに依存しない生態系を築いていることが、研究で明らかになりました。つまり極論を言えば、水さえあるのなら、生物の存在を期待してもいいということになるのです。

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今後の探査計画

生命が存在する可能性があるというのならば、一刻も早く調査をしてほしいですよね。しかし残念ながら、現時点ではエウロパへの上陸は叶っておらず、接近して写真を撮ったり、データを取ったりするにとどまっています。 今後の探査計画としては、「エウロパ・クリッパー」というNASA開発の探査機を使った探査ミッションが予定されています。

このエウロパ・クリッパーによって観測・収集されたデータを、「エウロパ・ランダー」という、エウロパに着陸する探査機を用いた計画に役立てようという動きもあります。

ただし、ロボットが活動するにも厳しい放射線環境や、着陸を妨害する氷でできた鋭い“塔”など、乗り越えなければならない問題は決して少なくはありません。地球外生命体への道のりは、まだまだ険しいと言わざるを得ないでしょう。

 

いかがでしたか?
地球外生命体がいるかもしれないという話は 何度も耳にしますが、やはり 毎回期待させられてしまいますね。特にエウロパは、その可能性が最も高いと思われる星のひとつだといいます。探査は難しく、時間がかかりそうですが、叶うならば 私たちが生きているうちに、地球外生命体の存在を確認してほしいと思います。
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