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太陽系最大の惑星 木星に関する7つの驚異的事実

太陽系最大の惑星 木星に関する7つの驚異的事実 惑星
太陽系最大の惑星 木星に関する7つの驚異的事実

 

木星について、どんなことを知っていますか。太陽系で最も大きな惑星。ガスの塊。音楽家ホルストの曲。それだけでしょうか。古くから存在は伝えられてきましたが、今でも謎に包まれています。科学者たちに観測され、ときには信仰の対象にもなってきました。

 

今回は、衛星や形成過程・生命体の有無など7つの事実を紹介します。木星の神秘に触れれば、さらに興味が湧くことでしょう。 

 

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木星の大きさは地球の約11倍

 

木星は太陽系の中で最も大きな惑星です。ちなみに地球の直径は12,756kmと言われています。私達にとっては、住んでいる地球ですら広いですよね。では、木星はどうでしょうか。直径142,984km です。 

 

そう言われても、ピンと来ないかもしれませんね。地球の約11倍です。全体では、地球が1400個分入るとも言われています。満月よりも5倍ほどの大きさなので、地球上からも見えるですよ。また、表面積に関しては地球の約122倍、質量に関しては地球の約318倍なんです。その大きさから、「太陽(恒星)になり損なった惑星」とも称されています。NASA(米航空宇宙局)の探査機「ジュノー (Juno) 」で、詳細を探ろうとしている最中です。 

 

木星には地面がない?

 

木星は、ガスの塊によって出来ています。割合としては水素ガスが9割、ヘリウムが1割。ほかには少量のアンモニアやメタンガスだと考えられています。驚くべきことに、地表つまり硬い地面は無いのです。大地を歩くことはできません。そのため、「ガス惑星」とも呼ばれます。地球より、太陽によく似た構成です。 

 

衛星写真では、縞模様の岩のように見えますよね。「地面ではないのか?」と思った方もいるでしょう。これは、大気中のアンモニアや水蒸気から作られた、雲のようなものです。しかし圧力がかかっているため、通り抜けることは出来ません。現時点では人間はもちろん、機械さえも不可能です。木星中心部について未だに詳しい情報が無いのは、この雲が阻むためです。気圧を耐えきる技術開発が進まない限り、木星の真実を知ることはできないでしょう。 

 

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木星にもリングがある?

 

リングが特徴的な土星。あまり知られていませんが、木星にも輪がかけられています。ボイジャー1号が木星の側を通ったときに発見しました。隕石の衝突によって出来たものだと考えられています。とても密度が低いので、地球からは見えません。 

 

また、木星はたくさんの衛生を抱えています。その数、50個以上。イオ・エウロパ・カリスト・ガニメデの4つが有名です。「ガリレオ衛星」とも呼ばれています。17世紀に、ガリレオ・ガリレイが世界で初めて天体望遠鏡を作成したときに観測したためです。 

 

衛星イオには地球以外では珍しい、活火山があります。木星の強い重力で、内部に熱が発生していることが原因と考えられています。表面は硫黄で覆われています。また、衛星エウロパは氷の海を持っているとも。深さは数十kmから数百kmと予想されています。木星本体だけでなく、周辺も不思議がいっぱいですね。 

 

オーロラのエネルギーも桁違い

 

木星上で美しいオーロラを観測できる場合があります。太陽系の中で最も鮮烈とも言われています。大きさは地球の3倍とも。2017年には、オーロラ発生時にとてつもないエネルギーを要することが解明されました。 

 

米・ジョンズ・ホプキンズ大学のBarry Mauk氏率いる研究チームは、このように伝えました。「地球で発生させるための量の10~30倍も高い。」と。探査機「ジュノー」に搭載された紫外線分光器と高エネルギー粒子検出器の観測データから導き出した結果です。地球で発生するオーロラとは、成り立ちが異なるようです。私達が見るオーロラは太陽からの粒子と地球の磁場の影響で生まれます。ですが、木星では、衛星イオからガスが噴出しています。木星の強力な磁場に捉えられ、衝突した結果が光のショーだというのです。エネルギー量は最大で、40万電子ボルトとも。 

 

しかし、いまだに詳細は分からないままで、研究者たちを悩ませています。エネルギー密度が高ければ高いほど不安定になります。不明瞭なデータを解析することが、宇宙の謎解きにつながるはずです。 

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模様の一部「大赤斑」は強い台風?

 

木星にも台風が起こるって、ご存知でしたか。木星の表面には楕円形の模様があります。口径12cmの望遠鏡を持っていれば、見ることが出来ますよ。「大赤斑(だいせきはん)」と呼ばれ、1831年にはすでに観測されています。今後も木星がある限り消えないそうです。 

 

木星の表面気温は−140℃前後だそうです。大赤斑付近の温度は2度低いため、高気圧性の嵐だと予測されています。大きさは、地球が3個入ってしまうほど。これほど広い範囲を覆うなんて、台風のイメージとはかけ離れていますね。 

 

加えて、風速もスケールが違います。秒速180mと考えられています。日本でも発生する「非常に強い」台風は、秒速44m以上~54m未満です。自動車が倒れるほどの強さです。秒速54m以上になると、「猛烈な」台風とランク付けされます。めったに上陸しませんよね。木星では、常にレベルが違う強風が吹いていることが分かります。ただ、メカニズムは一切不明です。 

 

木星はどのようにして完成したのか?

 

木星は謎めいています。長きに渡り、木星の形成についても推測の域を出ませんでした。2017年には、太陽系の中では最も古い惑星だと判明します。米・ローレンス・リバモア国立研究所と独・ミュンスター大学・惑星学研究所の研究チームが調べ上げました。木星の核が形成された年代は「太陽系形成後から100万年以内」としています。 

 

形成過程についても、複数の説があります。現在最も有力なのは、「コア集積モデル」という理論。最初に、氷と岩石からなる、惑星サイズの核(コア)ができます。地球の質量の約10倍です。核を中心に塵やガスが集まって、現在の巨大ガス惑星になるというのです。しかし時間がかかりすぎるという点で、決定的にはなっていません。 

 

一方、核はのちのち作られるという見解もあります。まず、数cmから数mサイズの小天体が集まります。微惑星となり、さらに小天体がくっついていきます。これが核へと変わっていくという考えです。この場合、先程のモデルより時間はかかりません。それでも数千年はかかると言われています。しかしシュミレーションをしてみると、現在のような太陽系にはなりませんでした。結局、まだまだ分からないことだらけなのです。 

 

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木星には生命体はいる?

 

木星自体は、生物が住むには向いていません。しかし、衛星エウロパには、生命体がいる可能性が高いと言われています。事実、2016年にはNASAが驚くべき発表をしました。衛星エウロパの表面で、間欠泉を確認したというのです。

 

水・熱源・有機物。この条件が揃っているのであれば、生命が生まれます。もちろん、私達のような人間がいるとは限りません。それでも、生きている何かがいる確率が高いとは言えるでしょう。噴き出す水を探査していけば、いずれ見つかるかもしれません。 

 

この希望に満ちたエウロパを、テーマにした映画があります。その名も『エウロパ』。巨大なタコのような海洋生物と遭遇するという内容です。将来、同じようなことが起きるかもしれません。 

 

いかがでしたか?
木星に関する情報を集めてみました。いまだに詳細が掴みきれていません。巨大なガス惑星で、地上に降り立つことが出来ません。加えて圧力が強く、探査機での調査が難しいのです。ミステリアスな木星だからこそ、多くの人達が魅了されるのでしょう。オーロラの実態、「大赤斑」のメカニズム、形成過程に、衛星エウロパ上の命。これから、さらに明かされていくはずです。今後の探査が上手く行けば、木星そして宇宙の謎を解けるようになるかもしれません。
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