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人類滅亡の扉が開く日も近い!? ~米露による核の冬到来とは~

人類滅亡の扉が開く日も近い!? ~米露による核の冬到来とは~科学
人類滅亡の扉が開く日も近い!? ~米露による核の冬到来とは~

 

ロシア国防省は先月28日、ロシア軍の戦略核兵器部隊が戦闘態勢に入ったと発表しています。

連日の戦禍が伝えられるウクライナ侵攻をめぐり、誰1人として想定したくなかった「核戦争」という事態が現実味を帯びてきているのでしょうか。核のスイッチを本当に押す事態になれば、膨大の数の命が一瞬にして失われる以上の悲劇が待ち受けているのです。

今回は、米露が全面核戦争に及んだ場合の「絶望的未来」について、科学者たちによって既にシミュレーションされた結果をお伝えしていきます。

 

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「核の冬」がもたらす影響

もしも大国同士の全面核戦争が起こった場合、地球はどうなってしまうのでしょうか。

最新のシミュレーションによれば米露の核戦争によって“核の冬”が10年は続くと言われています。

2019年8月2日、米露間、と言ってもアメリカとかつてのソ連ですが、2国で結ばれていた中距離核戦力全廃条約(INF)が失効しました。

これを受けてか、米露で再び中距離ミサイルの開発と実験が本格化していると言うのです。

かつての「キューバ危機」の時代のように、このまま一触即発の核戦争の危機が再び高まってしまうのでしょうか。

いざ核が使われれば、凄まじい威力の核爆発により舞い上がった砂埃や粉塵のような類が大量に大気中に舞い上がり、厚い層を形成し太陽光を遮ることで地表が寒冷化する現象が起きることが想定されます。

この状況を描写して「核の冬」と言うわけですが、それだけではなく、最新のシミュレーションによれば地球の平均気温が9度低下するとも言われています。

これは米・ラトガース大学とコロラド大学ボルダー校の合同研究チームが2019年に共同で発表した研究による独自シミュレーションを元にしています。

2007年にも同様のシミュレーションが報告されていますが、当時のものと一致しない部分も多いようです。

いずれにしても、核の冬の到来によって最初は煤煙の“雲”が北半球を覆い、その次に南半球に波及すると説明しており、最初の数カ月で全世界の降水量が30%減少すると言われています。

「アメリカとロシアが核兵器を使用すれば、全世界的に悲惨な事態を招くでしょう」とレポートは強く警告しています。

 

失われる10年

では2007年のシミュレーションと違う点はどこなのでしょうか。

研究チームが気候モデルのデータから分析したところ、核の冬はこれまでの試算よりもさらに長く続くことが指摘されました。

あくまで米露が各々の核兵器を使い果たした場合ですが、核爆発とそれに伴う火災によって約150メガトンの煙が放出されると考えられています。

煤煙の“雲”はたったの1週間で北半球全域を覆い、続いて2週間以内に南半球を含む”惑星全体”を覆い尽くすため、地表に届く日光量が激減し、日中でも暗くなります。

以前の日光量の40%まで回復するのに3年かかると言われ、つまり3年後はまだ米露による核戦争の影響を受け続けているというのです。

 

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地球上での暮らしへの影響

研究チームは、森林火災、火山噴火、および前回の核の冬シミュレーションのデータから、農業生産の壊滅的な損失、大気循環の変化、夏季のモンスーン気候の消失などを含む、地球の気候への多大な変化をマッピングしました。

結論として、太陽光を遮る地球を覆う厚い煤煙の“雲”が分散するのには約10年かかるとの試算になり、各国例外なく「食料の備蓄」が核戦争後の生き残りを左右することになると言います。

強いて言えば唯一の「朗報」として、大気中に放出される煙のレベルは恐竜を絶滅させた気候変動よりも”圧倒的に小規模”なので、人類絶滅とはならないだろう、との見解が添えられています。

とはいえ手放しで喜ぶわけにはいきません。このシミュレーションはあくまで現存の米露の核兵器の数が前提であり、米露以外の核保有国の影響や、今後製造される核兵器、秘密裏に確保された戦力については考慮されていないのです。

そういった背景もあり、研究者たちはこれ以上核保有国が増えるべきではないとの主張、及び核軍縮と最終的な核兵器全廃が必須であるとの主張も強めています。

 

米露核戦争の犠牲者は3400万人!?

アメリカのプリンストン大学のグレイサー教授からも、米露間の核戦争の推移をシミュレーションした「プランA」と呼ばれる動画が公開されています。

シミュレーションが映し出したのは、核戦争勃発からほんの数時間で3,400万人が死亡するという恐ろしい現実でした。

いきなり核戦争が勃発するわけではないにしても、東欧での紛争から米露間の直接的な対決に発展した時点で、ロシア軍が警告のためにまずは小型の戦術核兵器を発射し、ポーランド、チェコ、ドイツの国境付近に着弾することでしょう。

そしてただちに米及びNATO軍からスクランブル発進した爆撃機から報復核攻撃が行われ、もはや歯止めの利かない全面核戦争に進展することが容易に想像できるといいます。

シミュレーション上のロシア軍は、300もの核弾頭を使って短距離ミサイルと爆撃機でNATO各国の基地、軍隊、さらには都市部を爆撃することが予想され、これに対し米/NATO軍は180の核弾頭を使って主に爆撃機でロシア領内を爆撃すると考えられます。

この時点で3時間が経過すると想定されますが、犠牲者は既に260万人に上ることが予想されています。

こうして壊滅した西ヨーロッパを横目に、アメリカ軍は本国のミサイル施設と原子力潜水艦から600もの核ミサイルをロシアに向けて発射することでしょう。

ロシアもまたアメリカ本土を狙って核弾頭を搭載した大陸間弾道弾ミサイルを次々に発射した場合、この時点でトータル3時間45分が経過し、犠牲者数は340万人にまで膨れ上がります。

双方の核攻撃がよりターゲットを絞ったものになり、人口の多い都市に標的を定めるようになっていった結果、4時間30分を過ぎた時点では重症者を含む犠牲者数はなんと8,530万人に達するといいます。

最終的には、わずか数時間の間に死者3,410万人、負傷者5,740万人、合計9,150万人が死亡または負傷すると試算されているのです。

なんと1億人近い犠牲者が出るというとんでもない試算は、日本の人口のほとんどが一瞬にして灰となるインパクトを想像すればその凄まじさを想像するに容易いのでは無いでしょうか。

そしてこれに留まらず、この後にはさらに“核の冬”が長きに渡り続くのです。

 

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地獄のサドンデスへ

この米露核戦争シミュレーション「プランA」も、アメリカおよびロシアの軍事力、核戦争戦略、攻撃目標に関するさまざまな独立した調査を統合して作成されたものであるといいますが、あくまで現状のデータを元にしているため、秘密裏に核保有数を増やしていた場合や想定外の展開が起きた場合にはこのシミュレーションではカバーしきれないことになります。

核戦争はその性質上、初期の段階で停戦・休戦が叶わなかった場合、相手陣営の対核攻撃能力を使い切るまで続く可能性が高いと言われているのが厄介な点です。

戦争の序盤で停戦できなければ、まさにいずれかが「全滅」するまで終われないのです。

さらに、核弾頭を使い果たしたその後は、相手方へ出来る限りダメージを与え、復興を困難にすべく人口の多い大都市ほど狙われるという地獄絵図が待ち受けているのです。

 

警戒すべき都市とは

真っ先に標的にされる都市があるとすれば、アメリカ本土で言えばまさにニューヨーク、インディアナポリス、ワシントンD.C.、サンディエゴ、オースティンなどの大都市で、ロシア側で言えばサンクトペテルブルク、イジェフスク、クラスノダール、トリヤッチ、クラスノヤルスクであるということです。

本シミュレーションを発表することにより、現在の米露が持ちうる判明している核武装だけで既に壊滅的な結果を招くという事実を、研究チームはとにかく周知したいと考えています。

「核戦争のリスクはこの2年間で劇的に高まりました。

米露の2国は、長年にわたるINF全廃条約を放棄し、新しい種類の核兵器の開発を開始し、核兵器を使用する可能性のある状況を拡大しているのです」

 

いかがでしたか?
「歴史は繰り返す」と言う言葉のまま、時代は再び冷戦に戻ってしまうのでしょうか。人類は、これでもかという程の悲惨な経験を多くの犠牲を払って既に経験してきたにも関わらず、まだ争わなければならないのでしょうか?特に米露の2国及び核保有国には、1つの判断で「人類滅亡レベルの展開」が思ったよりも近づく危機感を持ってもらうしか無いのかもしれません。

 

参考 : sciencealert, phys, dailymail, など

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