ブログ記事をYouTubeでらららが配信しています!

地球型惑星「GJ 357 d」~太陽系外初の移住可能な惑星が発見される~

地球型惑星「GJ 357 d」~太陽系外初の移住可能な惑星が発見される~ 惑星
地球型惑星「GJ 357 d」~太陽系外初の移住可能な惑星が発見される~

 

現在世界中で、人口爆発・地球温暖化・大気汚染など、様々な問題が生じています。「いつか地球で暮らせない日がくるのではないか?」と、一部の研究者が懸念している状況です。

 

いつか地球が壊れてしまう瞬間に備えて、これまでにも、「地球に似た惑星を見つけたい」と、多くの観察・研究がされてきました。そしてその願いが叶い、2019年7月31日に、とある研究結果が発表されたのです。

 

LALALAちゃんねる!の動画で見る

アメリカの大学が見つけた「GJ 357」

 

2019年7月31日付で、アメリカ・コーネル大学の研究チームにより、ある研究報告がされました。それは、「太陽系外に地球に似た惑星が発見された」ということ。うみへび座に隠れるようにして、ある惑星があります。

 

その名は、「GJ 357」。

 

今回の研究によって、GJ 357の周囲を公転する、なんと3つもの惑星が発見されたのです。その3つの惑星は、太陽系に近いものから、「GJ 357 b」「GJ 357 c」「GJ 357 d」と並んでいます。今回の研究報告は、どうしてこんなにも注目されているのでしょうか?

 

実は、今回見つかった3つの惑星の中の1つに、生命体が住める可能性が高い環境が、整っているかもしれないのです。その惑星とは、地球から最も遠いGJ357dです。

 

ハビタブル・ゾーン

 

GJ 357 dは、生命体が生きていける可能性が高い、ハビタブル・ゾーンに位置しているということがわかったのです。では、そのハビタブル・ゾーンとは何なのか。それは、「恒星の周辺において、十分な大気圧がある環境下で惑星の表面に液体の水が存在できる、もしくは地球と似た生命が存在できる天文学上の領域」とされています。

 

簡単に言うと、気圧・水・生命体が地球にような惑星がある場所、ということです。ハビタブル・ゾーンに関する研究は、宇宙に夢を馳せる地球人にとっては、とても興味があるもので、長年知識が積み重ねられてきました。

 

そんなハビタブル・ゾーンにあるのがGJ357d、つまり地球に一番近い環境が整っているのではないかと言われるのが、GJ357dなのです。

 

GJ 357 d の特徴

 

さて、どうして、GJ357dに生命体が存在できる可能性がある、と考えられているのでしょうか?それでは、GJ357dの特徴などから、その理由を考えてみましょう。

 

まず、大きさは地球と似ているのでしょうか?実はGJ357dは地球の約6倍の質量と2倍近いサイズを持っているので、地球と比べるとかなり大きいです。

 

では、動き方が似ているのでしょうか?GJ357dは55.7日周期で中心恒星を公転しています。
地球の公転周期は365日なので、ここも違うようです。

 

それでは、どうしてGJ357dに、第二の地球だという期待が、こんなにも寄せられているのでしょうか。実は、研究員のダイアナ・コサコウスキ氏が、その理由について指摘しています。理由は、「この惑星は、火星が太陽から受け取るのと同じ恒星エネルギーを受け取っており、厚い大気層さえあれば、水が液体状で存在する可能性が非常に高い」ということなのです。

 

しかし、「大気層さえあれば」とわざわざ言うだけあって、大気がとても重要です。もし大気が存在しない場合、GJ357dの平均温度は、-53℃という極寒の環境となっていることが、予想されています。
「-53℃!?寒すぎるよ!」と思ってしまいそうですが、気温だけの面で言うと、日本の最低気温は-41℃。
世界の最低気温は、南極の-89.2℃です。

 

もちろん、極寒の中で暮らすことは、至難の業。しかし、世界の技術が進歩し続けている現代において、温度や気温の問題は、案外解決できるかもしれません。

 

今後の見通し

 

先ほどお伝えした大気の有無も含めて、惑星の構成物質などに関しても、近々行われる観測で明らかになるとのことです。具体的な例でいうと、2021年に打ち上げ予定の、「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡。これが打ち上げられることによって、今までわからなかったことが、明らかになるかもしれないのです。

 

NASAが「Promising World(有望な世界)」と表現するGJ357d、どのような世界が広がっているのかが観測で明らかになる日が楽しみですね。

 

GJ 357 bとGJ 357 c

 

今回発見されたのはGJ 357 b、c、dの3つです。これら3つの惑星は、系外惑星発見法である「トランジット法」によって発見されたのです。3つの中でも、最初に発見されたのが、GJ 357 b。サイズとしては地球の122%、そして温度は254℃とかなりの高温です。

 

また、GJ 357 cは、少なく見積もっても地球の3.4倍の質量を持つと考えられます。
こちらも惑星温度が、127℃と、かなりの高温になっています。
このような状況から、GJ357b、cは地球上の生命体が住める環境ではないのではないか、と判断されたようです。

 

いかがでしたか?
地球には、あと何年住めるのか…。そのような悩みを抱えながら、地球人は次の住処を探し始めています。今回新しく見つかったGJ357dが、第二の地球になる素質があると嬉しいですね。次の観測・研究結果が出るのが待ち遠しいです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました