一夜にして海に沈んだと言われるアトランティス大陸。
誰でも一度は聞いたことがあるかもしれない有名な伝説の大陸ですが、近年になってもアトランティス大陸が海底から発見されることはありません。
「もはや、アトランティス大陸は地球には存在しない!きっと宇宙の火星にアトランティス大陸はあったのではないか!」という、とてもユニークなお話が話題となっています。
今回は、伝説のアトランティス大陸と宇宙が繋がっているかもしれないと思える、10の謎をご紹介します。
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アトランティス大陸とは
古代ギリシアの哲学者、プラトンの著書「ティマイオス」「クリティアス」に登場する伝説の大陸がアトランティス大陸です。
1万2千年前の大西洋に存在していたと言われています。
プラトンは、アトランティスのことを神官のソロンから聞いたとされ、ソロンはアトランティスのことを訪問先の古代エジプトで聞いたとされています。
古代エジプト文明と宇宙人
ピラミッドを象徴するように古代エジプトでは、当時の技術では不可能と言われる高度な文明が繁栄していました。
ピラミッドの壁画にヘリコプターや宇宙人と思われる絵が描かれていることから、古代エジプトに高度な文明をもたらしたのは、宇宙からUFOに乗ってやって来た来訪者ではないかといわれています。
この来訪者とアトランティスに関係があるのでしょうか。
ツタンカーメンに捧げられた飛行機の模型
第18王朝のファラオ、ツタンカーメンの棺からは、彼が生前愛用していた杖と、飛行機と思われる模型が発見されています。
当時、この模型と同じ乗り物は存在していませんでした。
そのため、オーパーツと呼ばれていました。
足が不自由だったツタンカーメンを自由な大空へ、果ては訪問者の故郷である宇宙の果てにある文明へ誘うため、飛行機の模型と一緒にツタンカーメンを埋葬したのかもしれません。
碑文に刻まれた宇宙文明
古代エジプトに高度な技術を伝えたとされる訪問者について、その詳細が書かれた碑文がエジプトに存在しています。
碑文には「私たちの惑星を超えて広大な宇宙の黒い海に存在する技術的に進んだ文明」と書かれており、その文明が火星にあったのではないかと考えられています。
火星では、これまでに人工物と思われる人面岩やピラミッドの存在がいくつも撮影されていて、文明を持った生命体が存在するのではないかと信じられています。
碑文では、「広大な宇宙の黒い海」に存在する進んだ文明は、自らの文明を破壊したか、大災害によって破滅してしまったのではないかと推測されていることから、古代エジプト文明との交流の途中で、彼らは何らかの理由で滅んでしまったのではないかと考えられます。
火星から来た訪問者の街、アトランティス
古代エジプト文明に高度な技術と英知をもたらした火星人たちは、地球に長期滞在をするための拠点が必要でした。
その拠点として、大西洋上の大陸に作られたのがアトランティスの街だというのです。
やはり、アトランティス大陸は、地球の大西洋上にあったというのです。
では、自然災害で一夜にして大西洋に沈んだといわれるアトランティス大陸は、一体どこに行ってしまったのでしょうか。
これまで多くの調査が行われた大西洋の海底調査からは、その証拠を発見することはできていません。
しかし、視線を変えてみると、意外なところにアトランティス大陸は現在も存在していたのです。
1万2千年前に何が起きたのか?
自然災害によって海底に沈んだと言われるアトランティス大陸ですが、アトランティスが存在したといわれる1万2千年前の地球に一体何があったのでしょうか。
地殻変動による大規模な大陸移動がアトランティス大陸にも関係しているのでしょうか?
または、隕石の衝突による恐竜の絶滅と氷河期の到来が関係しているのでしょうか?
多くの歴史的な出来事が想像できますが、実は地殻と気候の変動による大規模な海面の下降がアトランティス大陸の謎に関係していたのです。
800メートル以上の海面の下降
気候と地殻の変動による、海面の大幅な下降が起きていました。
1万2千年前から現在にかけて、大西洋とアフリカ大陸の一部で、800メートル以上も海面が下降していたのです。
1万2千年前の海面の高さを、現在の地図と照らし合わせると、アフリカ大陸の広範囲が海に沈んでしまいます。
そのうち、アフリカ大陸の一部が島として海上に現れます。この島を当時は大陸と認識していたのではないでしょうか。
この島は、現在のアフリカの北西に位置するアトラス山脈とその周辺にあたります。
「歴史の父」が記した王国アトラス
古代ギリシアの歴史家で「歴史の父」とも言われたヘロドトスが作成した地図にもアトラス山脈は、存在しています。
アトラスとは、プラトンの著書の中にも登場する古代ギリシア神話の神の一人で、海の神ポセイドンの息子でした。
また、アトラスは、アトラス王国の初代の王の名前であることがわかっていますが、アトラスはアトランティスの王の名前でもあったといいます。
つまり、1万2千年前に大西洋に存在した、アトラス王国のあったアトラス島こそ、アトランティス大陸だったのです。
現在のアトランティス大陸
アトラス山脈は、現在もアフリカ大陸の北西部にあります。
アトラス山脈の近くには、モーリタニアという国がありますが、ここには「サハラの目」とも呼ばれる直径50キロメートルにもおよぶ、宇宙からでないとその全貌を見ることができないとわれる、巨大なリシャット構造が存在します。
このリシャット構造は、標高百メートルから200メートルほどの高台の中が窪地となってできているのですが、その全貌はまるで地球上では見られないような、幾何学的で美しい特殊な見た目となっています。
UFOが一夜で作成するという、ミステリーサークルのような美しさです。
アトランティスの街とリシャット構造
そして、プラトンが著書に記したアトランティスの街の特徴とこのリッシャト構造の形状が一致することも、この場所がアトランティス大陸であった大きな証拠となるのでした。
プラトンが記したアトランティスの特徴はこうでした。
「陸と海が両立していて円形であり、陸二つ、海三つの構造。」これは、モーリタニアに現存するリシャット構造の形状とほとんど一致する形状になっていて、アトラス山脈の周辺の地理もプラトンの記述と一致しています。
これはもはや、アトラス山脈がアトランティス大陸だったとしか、言いようがないのではないでしょうか。
古代エジプト文明の繁栄の影に火星からの訪問者が存在したこと。その訪問者が地球に滞在するためにアトランティスの街を大西洋の島に建造したこと。そのアトランティスが海底に沈んだのではなく、気候と地殻変動によって海面下降を引き起こし、アフリカ大陸の一部として、現在もわたしたちの地球に存在している。という、壮大でロマンがあるお話でした。
これが本当かどうか、そのすべてが判明したわけではありませんが、多くの条件が一致することからとても興味深いお話となっています。
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