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ワープ “超光速航法” 夢物語を真剣に考察

ワープ "超光速航法" 夢物語を真剣に考察 未来
ワープ "超光速航法" 夢物語を真剣に考察

 

広い宇宙空間を瞬時に移動する、ワープ。アニメやSF映画では定番です。実際に、光を超える速度で動くことは出来るのでしょうか。

世界には『スタートレック』を基に理論を考えられたり、NASAが設計画像を公開したりなど、本気で取り組む方たちもいます。

研究の概要をつかみ、夢の世界を感じてみませんか。この記事では、ワープについて真剣に考えてみます。

 

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「ワープ」とは?

「ワープ」とは、SF作品でお馴染みの移動方法です。銀河系も簡単に横断してしまいます。ほかにも、「ワープ航法」「超光速航法」「ワープ・ドライブ」などと呼ばれています。語源は、「歪める」という意味の英単語「warp」からきています。

アメリカでは、テレビドラマ『スタートレック』で一躍有名に。日本では、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』で知られるようになりました。『スター・ウォーズ』にも出てきますね。超高速で移動するのですから、宇宙を駆け巡るSFとの相性は抜群です。もしリアルでも可能であれば、銀河の探索や人類の移住も夢ではなくなります。

しかし、現実ではそこまでの高速移動は不可能と言われています。宇宙は広く、太陽系に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリでも、4.23光年離れています。つまり光が進む速度でも片道で4年以上かかるというのです。では、今の技術はどの程度なのでしょうか。これまでで開発された宇宙船で最速なのは「ボイジャー1号」といいます。それでも時速約6万2100キロでした。プロキシマ・ケンタウリまで、7万年かかる計算になります。

光と時間は密接な関係にあり、光を飛び越えることはつまり時間をも飛び越えるということです。アインシュタインの特殊相対性理論では、光より速く移動できないとも。現在では技術もまだまだですし、理論にも対抗できません。ワープ航法はやはり、夢物語なのでしょうか。

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『スタートレック』と『宇宙戦艦ヤマト』のワープは違う?

先述の通り、『スタートレック』と『宇宙戦艦ヤマト』にはワープ航法が使われています。
しかし、同じワープでも実は方法が違います。フィクションのテクノロジーではありますが、理論を確認していきましょう。

『スタートレック』では、「通常推進型ワープ」という方法が使われています。高速の数百倍という速さで、宇宙空間を移動します。そのため、『スタートレック』では亜空間という架空空間を設定しています。この空間内では、物質の質量が小さくなり、相対性理論が通用しなくなります。

現実世界でも、ほんの少し近い体験をすることができます。地上では重力に従っていますが、水中内では軽く感じます。通常とは違う環境では、異なる動作ができるということです。特別な空間を作り出すことが出来れば、質量が小さくなる可能性も捨てきれません。

一方、『宇宙戦艦ヤマト』では「空間歪曲型ワープ」という方法です。宇宙内を移動する際に、宇宙外へ出てショートカットをします。『宇宙戦艦ヤマト』では、宇宙空間が四次元的に曲がっているという設定なんです。

例えば折り紙があるとします。紙の角から角まで移動したいとき、平面上は距離があります。しかし、人間の手でふたつに折ると、角は合わさります。角と角の近道を作ったとも言えます。この折り目が、宇宙空間が曲がっている状態と考えると分かりやすいのではないでしょうか。

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ワープを理論で説明「アルクビエレ・ドライブ」とは?

ワープについて考察するなら、メキシコの物理学者ミゲル・アルクビエレ氏を抜いては語れません。「アルクビエレ・ドライブ」は、1994年にアルクビエレ氏が発表したワープ航法です。『スタートレック』をヒントに考えられ、人類の希望の光となりました。アインシュタインの特殊相対性理論に反しない説を唱えたのです。

この理論は、物理学の法則の抜け穴を利用し、超光速で移動するというものです。簡単に説明すると、時空を操作することでワープを可能にします。アニメでもワープ前には時空が歪む演出がされますよね。歪みを使えば、通常の移動では考えられない距離を動くことが出来る、という見解です。

「アルクビエレ・ドライブ」では、宇宙船そのものを高速移動させるわけではありません。宇宙船のまわりをゆがめてしまおうと考えたのです。装置として巨大なリング型装置が必要になります。装置の真ん中に、楕円形の宇宙船を配置します。宇宙船の前方にある空間を収縮、後方の空間を膨張させます。この空間の操作により、バブルというものを生み出すのです。宇宙船は時空の泡の中にいる状態になり、光速の10倍以上も加速できるといいます。時間さえも飛び越えるので、完全に未知の世界です。

しかし、この航法では最低でも木星の質量エネルギーと同等分を用意しなければいけません。また、コントロールの方法も分かっていません。残念ながら、机上の空論となってしまいました。

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NASAが本気でワープを研究?

最近では、NASAの物理学者でエンジニアのハロルド・ホワイト氏が中心となって、本気で取り組むようになりました。ホワイト氏は、先述のミゲル・アルクビエレ氏の影響を受けています。必要なエネルギーを最小限にすれば、ワープも可能だと考えています。あのNASA(アメリカ航空宇宙局)が、幻を解明しようとしているのです。

ホワイト氏はワープ航法を実現するため、光子軌道をそらすことを試みる実験装置を計画しています。要するエネルギー量はアメリカ人1年分の消費量に値するとも。用意するのは簡単ではありません。しかし、「アルクビエレ・ドライブ」より、小さなエネルギーで空間の収縮と膨張を起こせるというのです。少し現実的な計算になるので、『スタートレック』の亜空間のようなものが作り出せるかもしれません。

NASAは、2014年に「ワープ航法」の性能をもった宇宙船の設計画像を公開しました。まだ実証はされていないのですが、物理学の法則に反していないとも説明しています。ただ、実現できるという保証はないそうです。

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UFO研究でもワープが話題に!

物理界だけでなく、UFO研究でもワープ航法が話題になっています。UFOも、まだ解明されていない謎だらけの物体です。宇宙では技術が進んでいるかもしれません。そう考えると、飛行や移動の手段としてワープが使われていても不思議ではありません。

2018年には、アメリカのUFO情報が公開されました。米国国防情報局が作成したとみられる秘密報告書です。2010年4月付になっており、タイトルは「ワープドライブ、ダークエネルギー、余剰次元の取り扱い方」でした。著者にはリチャード・オブシーとエリック・デービスの名が載っています。二人とも、航空工学や量子物理学の専門家です。

内容としては、ワープドライブに関する様々な理論が考察されていました。超高速で宇宙空間を移動、つまりワープができるということです。まだ明らかにされていないダークエネルギーを使って、余剰次元をバブルにするという手法です。この文書は、KLAS−TVからPDFのダウンロードができます。いきなり飛んできたり消えたりする物体・UFOには、ワープ航法が搭載されているかもしれませんね。

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ワープは実現可能なの?

アルクビエレ氏もホワイト氏も、「理論上ではワープ航法を可能かもしれない」という考えでした。ほかにもシドニー大学の天体物理学者ジェレイント・ルイス氏も賛成派です。UFOの技術としても、使われているかもしれません。

しかし、理論上と現実の間には大きな壁があります。今の研究では、「実現できるかどうか」の実験をしている段階です。可能だと証明できてから、ワープ航法を積み込んだ宇宙船の開発に進むのです。エネルギーの調達も技術も揃ってから、夢物語に近づきます。NASAが掲げる恒星宇宙船建造のゴールは2100年です。もしかしたら、あなたの子孫がワープを体験しているかもしれません。

 

いかがでしたか?
ワープ(超光速航法)について、これまでの研究などを確認しました。子どもの頃はワープに憧れていました。しかし大人になるにつれて、ファンタジーの世界だけだと諦めてしまいました。そんな中、世界では有名な学者が理論を展開したり、NASAが宇宙船の設計画像を公開したりと、真剣に取り組んでます。UFOの移動手段としても可能性はあります。もしかしたらと、期待に胸を膨らませましょう。未来の人類は、ワープ航法で宇宙を縦断しているかもしれません。
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