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プラネット9発見を主張 ~イギリスの天文学者がその根拠を示す~

プラネット9発見を主張 ~イギリスの天文学者がその根拠を示す~惑星
プラネット9発見を主張 ~イギリスの天文学者がその根拠を示す~

 

皆さんは「プラネット9」と呼ばれる惑星について、見聞きしたことがありますか?

これまで、太陽系は水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つの惑星から成ると言われてきました。

正確に言うと、かつては冥王星も惑星として数えられていましたが、2006年から「準惑星」として分類されています。

しかし、2016年になって、そのさらに向こうの太陽系の外縁に、9番目の惑星となる大型の天体が存在するという間接的な証拠が発表されました。

今回は、この太陽系9番目の惑星、「プラネット9」の存在についてお伝えします。

 

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「プラネット9」とは

プラネット(planet)と言う英単語は、日本語では惑星を表します。

惑星の主な定義としては、「恒星の周りを回っていること」、「公転の軌道上に他の惑星が存在しないこと」、膨大な質量を持ち、発生する重力によって球状になっていること」などが挙げられます。

恒星が自ら光を放っているのに対し、惑星は恒星の光を反射して明るく輝いています。

太陽系は、かつては冥王星を含めて9つの惑星からなると考えられていましたが、2006年に冥王星が「準惑星」として分類されるようになったため、それ以降太陽系の惑星は8つであると考えられてきました。

それが、2014年にアメリカの天文学者スコット・サンダー・シェパードとチャドウィック・A・シェパードによる論文の中で

「惑星サイズの天体」といった表現で9番目の惑星らしきものの存在が示唆されると、その2年後の2016年には別の天文学者らによる新たな論文が発表されました。

後者は、カリフォルニア工科大学のコンスタンティン・バディンギンとマイケル・E・ブラウンによるもので、論文中ではもう一つの惑星の存在が提唱され、2016年には「乱すもの、摂動を与えるもの」という意味の英単語を用いて表していた天体を、後に報道向けの発表の中で仮称として「プラネット9」と呼びました。

この名前はあくまで仮の呼び方であり、光学観測などによってその実在が確認されて初めて、IAU(国際天文学連合)が正式名称を発表することになります。

 

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「プラネット9」に対する異論、反論

この「プラネット9」という仮称を用いることに、強く反対する人も少なくありませんでした。

アラン・スターンという惑星科学者もその一人で、冥王星を発見したクライド・トンボーの偉業を消し去ろうとする侮辱的な呼び方だと述べ、「プラネットX」という仮称を提案しました。

その他にも、「プラネット ネクスト」、「ジャイアント プラネット5」などの呼び方を支持する科学者も多く、「プラネット9」という呼び方はやめるべきだという声も上がっています。

また、アメリカのミシガン大学をはじめとする合同研究チームによる論文には、「プラネット9」が存在するという主張は幻想である可能性があるとも記されています。

 

イギリスの天体物理学者による「プラネット9」存在の証

イギリス、インペリアルカレッジ・ロンドンの天体物理学教授、マイケル・ローワン・ロビンソン氏は、かの有名なロックバンド、「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイ博士の指導教官としても良く知られています。

2021年11月、ロビンソン教授は、アメリカ、イギリス、オランダの3カ国共同プロジェクトで1983年に打ち上げられた天文衛星IRASが収集していたデータを綿密に分析し、その中から「プラネット9」の可能性がある3つの光源を発見したと言う研究論文を発表しました。

ロビンソン教授によると、その3つの光源のうちの一つが、「プラネット9」であり得る基準の全てを満たしているというのです。

その天体とは、地球の約3倍から5倍ほどの質量であると考えられ、ケフェウス座の方角にあるもので、R20593+6413と分類されています。

この天体は、地球と太陽の距離のおよそ225倍も太陽から離れていて、あまりに遠くにあるため太陽光を全く反射せず、非常に冷たい天体であると推測されていますが、現在最も鮮明な天体望遠鏡である、ハワイ島の「すばる望遠鏡」を持ってしても、その位置を正確に知ることはできません。

このロビンソン教授が発見した「プラネット9」の最有力候補について、長年調査を続けてきたカリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン氏は、自分たちの定義には当てはまらないものの、そのことが「プラネット9」ではないことを意味するものではないと言及しています。

このように、「プラネット9」については、多くの研究者らによってその実在に関する議論が続いています。

 

いかがでしたか?
ロビンソン氏は、IRASのデータが古いため、より強力な望遠鏡を使った新しい観測が役立つだろうと述べています。それはまさに、NASAが中心となって開発され、2021年12月に打ち上げられる「ジェイムス・ウェッブ宇宙望遠鏡」への期待とも捉えられる発言です。この新しい宇宙望遠鏡は、太陽系第9番目の惑星を発見するのでしょうか。

 

参考 : sciencetimes, wikipedia, など

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