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コロナで世界が白紙に? ~現代人に求められるグレートリセット~

コロナで世界が白紙に? ~現代人に求められるグレートリセット~未来
コロナで世界が白紙に? ~現代人に求められるグレートリセット~

 

世界経済フォーラム、通称WEFが開催するダボス会議をご存知の方も多いと思います。

今年、2021年のテーマは、”グレート・リセット”です。

世界的に蔓延し続ける新型コロナウイルス感染症との共存が必須の昨今だからこそ、”アフターコロナ”に訪れる変化を学んでいこうとする試みです。

今回は、この”グレート・リセット”の基本的な考え方と、求められる変化を解説していきます。 

 

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グレート・リセットとは? 

グレート・リセットとは、いまの社会全体を構成するあらゆる当たり前の構造を、いったんすべて”白紙に戻す”ことを示します。例えば、私たちの生活に欠かせない金融システムや社会経済システムなどです。 

こうしたシステムの多くは、第二次世界大戦以降につくられ、私たちの生き方や働き方の基本方針は、これらのシステムによって決定されていると言っても否定する人は少ないでしょう。

しかし、既存のシステムのすべてが完璧とは限らず、現代社会に蔓延る多くの問題も生んでいます。 

そういった問題を解決するために、これまでの常識を白紙に戻し、1から新しい社会構造へ変換していくことが、グレート・リセットなのです。

より公平でサステナブルな社会を創出することがWEFの目的です。 

 

アフターコロナ時代になぜ注目を集める?! 

グレート・リセットという言葉が初めて登場したのは、記憶に新しい”リーマンショック”後の不況の中でのことでした。アメリカの社会学者の著書のタイトルとして注目されたことがきっかけです。 

昨年から今年にかけて注目される理由は、言うまでもなく新型コロナウイルス感染症の爆発的な流行です。

世界的な未曽有の危機が私たちを同時に襲ったことで、これまでの社会システムでは、対応しきれなくなる現実が突きつけられました。 

これからやってくるウィズコロナ・アフターコロナの時代ですが、経済成長や公的な債務、人々の雇用やワークライフバランス、格差社会の見直しや幸福度の向上を実現するためには、既存の仕組みに固執せず、新たな可能性を見出す必要があると言われています。 


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グレート・リセット実現のために 

グレート・リセットを実現させるために、重要であると考えられている取り組みは以下の3つです。 

 

・政府主導にて、「ステークホルダー経済の実現」と「公平なルールの制定」 
・新たな「投資プログラム」の導入 
・「第四次産業革命のイノベーション」を活用した、「健康と社会的課題」への着手 

 

各国の政府が新しい仕組みとルールを積極的に取り入れ、過去に囚われず社会経済を推進していくことが、目的達成には必須なのです。 

また、「第四次産業革命」においてはイノベーションと多様な才能の集まりが必要とされます。世界が一体となり、社会的・健康的な課題に取り組むことが求められます。 

 

2021年「ダボス会議」のテーマ 

グレート・リセットという概念が浸透するきっかけは、2021年のダボス会議のテーマに選ばれたことに他なりません。 

WEFとは、政治・ビジネス・社会といった各分野の有力者たちと連携し、官民協力の上で目標達成のために取り組む特徴を持つ、1971年設立の非営利の国際機関です

特定の利害と結び付くことなく、グローバルな公益の実現を目的としています。 

WEFは毎年1月にダボスで行われる年次総会の議題として、世界、地域、産業を主な柱としています

2021年に世界が立ち向かうべき大きな問題といえば、「新型コロナウイルス感染症の蔓延による社会経済の失速」であることは言うまでもありません。

ウィズコロナ・アフターコロナの社会が最善であるためにWEFが優先させたいのがグレート・リセットなのです。 

コロナ以前から、私たちの社会は数多くのひずみを抱えてきましたが、真っ向から目を向けられることはほとんどありませんでした。

未曾有のパンデミックによって世界中が仕組みの変化に対応せざるを得ないことはまたとない幸運でもあります。 


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WEFが重要視、「ステークホルダー資本主義」とは? 

既存の社会構造が崩壊した今だからこそ、より良い世界へ向かおうとするのが、WEFが打ち出した方向性です。

リセットが必要な分野は、教育や社会契約、労働条件などあらゆる分野にわたりますが、WEFが特に重視する分野が「資本主義経済」のあり方です。 

これまでの資本主義は言うなれば、株主資本主義でした。株主が企業に対して出資し、企業は株主に”媚を売る”かのように、企業活動を行います。

主にアメリカが発端となって広がった資本主義のスタイルです。WEFは、この慣れ親しんだ株主資本主義にも、見直しが必要と考えているようです。 

WEFが提唱する新たな形は、どう言ったものなのでしょうか?それは、「ステークホルダー資本主義」と呼ばれます。

企業活動にはさまざまなステークホルダーが絡みあっており、それは株主の他に、顧客や従業員、企業が影響を与える地域社会など、あらゆる関係各者に利益を反映できるよう企業活動を行うべきである、というのが「ステークホルダー資本主義」の基本理念です。 

ステークホルダー資本主義の起源は意外に古く、1973年の第1回「ダボス・マニフェスト」で提起されていました。

2020年2021年のグレート・リセットを契機に、より一層の注目を浴びることとなったのです。 

 

コロナ禍が求める私たちの変化 

コロナ禍における世界的な問題の一つに「債務の増加」が挙げられます。

感染拡大に歯止めをかけるため、人々の生活を保護するために、突如として多くの費用が投じられたことは言うまでもありません。

国際金融協会(IIF)による発表によれば、2020年に世界が抱える債務は24兆ドル”も増加し、281兆ドルに膨れ上がり、それは既に世界の国内総生産の3.5倍以上の金額で過去最高水準に達しているのです。 

各国の財政状況が厳しくなれば、新型コロナウイルス感染症に対する支援も縮小せざるを得ません。

そうなると、倒産する企業や失業者は、今よりも増加し続け、格差はさらに広がり、持続可能な社会の実現は困難を極めます。

このような最悪のシナリオは既に世界各国で起きつつあり、日本においても例外ではありません。 

このような状態だからこそ、結局「変化」をせざるを得ないのです。

世界で生きる私たちの一人ひとりが、変化をより積極的に受け入れていく必要があります。 

これまでも必要とされてはいたステークホルダー資本主義を、満を辞して積極的に取り組み始める企業が増えてきています。

これはこの嫌気が差すような「コロナ禍」を、社会全体で打開していこうとする意識の表れであり、アフターコロナへの貴重な一歩と言えます。 


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グレート・リセット後の世界への順応 

新型コロナウイルス感染症による社会の急激な変化は、望んだ流れではないかもしれません。

ただし、皮肉にもこれまで力を持つ企業や国家が見て見ぬふりをしてきた影の部分にも光を当てるチャンスでもあるのです。 

グレート・リセットの実現の如何にかかわらず、アフターコロナの時代はいつか必ず訪れます。

そのときには、これまでの仕組みに固執せず、各個人が主体的に考え参画することが今以上に求められるのでしょう。 

 

 

いかがでしたか?
このコロナ渦という未曾有の事態に出くわす巡り合わせの私たち世代は、自分たちのためのみならず、未来の世界のためにも、現状の常識に囚われず、「グレート・リセット」を通してピンチをチャンスに変える創造力が求められているのかもしれません。 

 

参考 : weforum, iif, など

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