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「陰謀論」という言葉の生みの親がCIAであったという陰謀論

「陰謀論」という言葉の生みの親がCIAであったという「陰謀論」危機
「陰謀論」という言葉の生みの親がCIAであったという「陰謀論」

 

皆さんは「陰謀論」という言葉を聞いて、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。

最近では世界中で、コロナウイルスの発生及びパンデミックや、そのワクチン接種に関しての様々な「陰謀論」がネット上などに溢れています。

アメリカでは、9.11の同時多発テロや、リンカーン大統領、ケネディ大統領の暗殺などに関しても多くの「陰謀論」が囁かれ続けてきました。

今回は、そんなアメリカで、「陰謀論」という言葉がCIAによって生み出されたのではないかという説についてお伝えします。

 

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CIAは「陰謀論」という言葉をいつから使い始めたのか

まず、「陰謀論」という言葉は、「陰謀説」と和訳されることもあり、英語ではconspiracy theoryと表記されます。

定義としては、他にもっともらしい説明があるにもかかわらず、ある出来事や状況について別の説明をすることであり、強力で邪悪な人物や集団による陰謀、謀略などが関与するものであるとされています。

近年において、この「陰謀論」という言葉は、偏見や、不十分な証拠に基づいているといった否定的、侮蔑的な意味で使われていることが多いようです。

アメリカでは、以前は単独で使われていた「陰謀」と「論(説)」という2語を組み合わせた新しい表現として、1963年にケネディ大統領が暗殺された頃から、CIAの文書などにこの言葉の記述が見られるようになってきました。

実際には、「陰謀論」という言葉自体は1870年代頃から存在していたようですが、はっきりと記録に残されているものとして、「ウォーレン報告書への批判について」というCIAの公式文書があります。

これは、ケネディ大統領暗殺事件を検証するために設置されたウォーレン委員会による事件の検証結果報告書の内容に関して、多くの人々が懐疑的な姿勢を示していたことに対し、CIAが反論したものであると解釈されています。

この中でCIAは、「陰謀論」という言葉を複数形で用いて、大統領暗殺の実行犯とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドはCIAの手先だったなどという虚偽の主張を唱え、CIAに対して疑念を投じてきた人々の考え方のことを、その言葉によって表現しています。

つまり、公式見解と異なる説のことを「陰謀論」と表したのです。

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なぜCIAがこのような言葉を使ったのか

ケネディ大統領の暗殺に関しては、今もなお解き明かされていない不可解な謎が多くあり、その一つとして、オズワルドはCIAの工作員だったのではないかとの疑いがあります。

このことに関しては、事件当時CIAのナンバー2という立場にあったリチャード・ヘルムズ氏に対し、政府関係者が尋問した際の記録があり、長年事件を追い続けていたワシントン・ポストの元記者が、とりわけこの記録に注目していました。

ジェファーソン・モーリーという名の元記者は、政府関係者でさえオズワルドが単独犯であったことを疑問視し、CIAが事件に関与していたのではないかと疑っていたと見ています。

モーリー氏がCIAの関与を疑っていた理由はこれだけではありませんでした。

彼は取材によって、CIAの諜報員の一人、ジョアニーデスという人物が、暗殺事件の前からオズワルドを監視していたという事実を突きとめていました。

この、CIAによるオズワルドの監視の記録は、近年新たに機密解除された「ケネディ・ファイル」と呼ばれる文書の中にも記録されています。

実際、当時のCIAは、キューバ問題をめぐる方針の違いなどから、ケネディ大統領との間に確執があり、両者は対立を繰り返していたとも言われています。

このようなことに関する疑念を晴らすべく、CIAとしては大統領暗殺事件への関与を否定し、「陰謀論」という言葉で表すことによってそれらを一蹴しようとしたのではないか、と考える人が増えても不思議はありませんね。

 

「陰謀論」を信じる人々

驚いたことに、フランスAFP通信のニュースによると、2017年12月に行われた調査の結果、ケネディ大統領の暗殺にCIAが関与していたとする「陰謀論」を信じている人が、1200人の調査対象のうちの54%を占めていたというのです。

この他にも、欧米の情報機関が国際テロ組織「アルカイダ」やイスラム過激派組織「イスラミック・ステイト」を背後で操っているという説を31%の人が信じていた、という結果なども同時に発表されました。

また、身近なところでは、私達の国日本でも、東日本大震災やコロナ禍において、SNS上などで事実に基づかない主張や誤情報が溢れていたことは記憶に新しいでしょう。

実際に起こった事件や災害について、その事実を変えることはできませんが、解釈の仕方は人それぞれで、公式の見解とは異なる「陰謀論」を信じるのも、一つの解釈の仕方なのかもしれません。

こうして考えると、たとえ「陰謀論」いう言葉に侮蔑的な意味を含めて使ってみたところで、それを信じる人の数が大幅に減るわけでもないと言えるでしょう。

むしろ、ある種の「陰謀論」に対して、また別の「陰謀論」を唱える人が出てきたり、絶望的な状況から新たに生み出されたりと、「陰謀論」の発生は後を断ちません。

仮にCIAがこの言葉によって人々の思考をコントロールしようとしていたとしても、結果的には遠く離れたフランスで、いまだにCIAがケネディ暗殺に関わっていたと信じられているのです。

 

いかがでしたか?
1991年に公開された映画「JFK」では、CIAがケネディ大統領の暗殺に関与していたとする「陰謀論」が、描かれて大きな反響を呼び、その翌年、アメリカ議会が、この事件の関連文書を25年以内に全面公開すると決めましたが、実際には全面公開に至らず、CIAの要請により一部文書の公開が延期されました。
未公開の文書が気になりますね。
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