2005年12月7日。当時のロシア大統領メドベージェフ氏は衝撃的な告白をしました。あるテレビ番組の収録を終えた後に、隣にいた女性司会者にこう言ったのです。
「分かったよ。最初で最後だ。貴方だけには話しておこう。」
「大統領になると、ある2つのものを前任者から受け取る。」
「1つは核発射ボタンだ。これは分かるね?」
「もう1つ、ある極秘ファイルを渡されるんだ。それは、地球にやってきた地球外知的生命体に関するものなんだよ。」
「地球に宇宙人がどのくらいいるかだって?そんなこと言えるわけがない。世界中パニックになるに決まってるよ。」
「これ以上のことを知りたければ、映画の『メン・イン・ブラック』でも見ることだな。」
話をしている間メドベージェフ氏は、終始とても険しく真剣な表情であったと言われています。ロシア政府は宇宙人のことを何か知っているのでしょうか?
今回はロシアと宇宙人の関係について、お伝えします。
「巨大銀色宇宙人」が目撃?
2017年6月2日、時刻は午前4時頃。
ロシア南部の街クラスノダール近郊のウォトニキ村で、衝撃的な宇宙人騒ぎがありました。
村民の50代男性が道を歩いていると、広い畑に着陸する1機の奇妙な物体を目撃しました。
何だあれは?UFOか?呆然と立ち尽くす男性。すると、さらに衝撃的な光景が目に飛び込んできます。
銀色をした人型の巨大な物体が、ぞろぞろとUFOから降りてきたのです。
その数十数人。大きさは何と、それぞれ約7メートルにもなると後に推測されました。
慌ててその場を後にした男性は、地元の警察に直ちに通報します。
事態を重く見た警察は現地を詳しく調査。しかしその後、事件を聞きつけて取材に訪れた報道陣に対し、警察は固く口を閉ざします。
UFO事件が起きた事実は警察も否定しておらず、国家機密に関わる事なのかもしれません。
ロシア政府は宇宙人のことを何か隠しているのでしょうか?
なお、目撃者の男性は警察への証言の後、行方が分かっていません。
UFOを呼び出していた
ロシアと宇宙人やUFOとの関わりは、旧ソ連時代まで遡ります。
旧ソ連当時KGBに在籍しソ連空軍を指揮していたヴァシリー・エレメンコ少将は、ソ連空軍の兵器の実験場で軍備の増強に関する実験を度々行っていました。
すると、実験の時に必ずと言って良いほどUFOが現れたというのです。まるで実験を監視するかのように。
この事態を問題視し脅威に感じたソ連空軍は、UFOの情報収集と分析を始めました。これがロシアとUFOの関わりの始まりです。
ソ連空軍はUFO研究を進めるうちに、ある結論へと至りました。
それはUFOが ①米国の偵察飛行物体である可能性
②日本の偵察飛行物体である可能性 そして、
③本当に宇宙人の乗り物である可能性、です。
いずれにしても、今の科学ではUFO現象は解明できないということになりました。
しかし、ソ連空軍は研究を通してUFOを意図的に呼び出せるようになったのです。
宇宙人と交信していた
1980年代後半、旧ソ連の国防省参謀本部。
元職員のアレクセイ・サヴィン氏によると、この機関において人間の脳を宇宙人と交信させる方法が開発されたと言われています。
実際に6人が宇宙人と物理的な接触をし、そのうち2人は宇宙船に搭乗までしたそうです。
そして、地球外文明の政治システム・教育システム・保健衛生システムについて、宇宙人から話を聞き出すことができたというのです。
ただし、軍事に関する情報は全く得ることはできなかったということです。
サヴィン氏によると、地球人類は宇宙の中ではまだまだ未熟な文明であり、それゆえに、地球人は宇宙に対して害を為す恐れがあり、監視対象とされているらしいです。
警戒されているので、宇宙人から軍事については教えて貰えなかったんですね。
この他、宇宙人が地球人へ気候変動や水不足などの問題を敢えて与えることによって、地球が宇宙人に惑星ごと巨大な実験場として使われているという説も存在するようです。
ゴルバチョフと宇宙人
1991年6月。
当時のソ連大統領ゴルバチョフは、宇宙人との接触を試みた、とサヴィン氏は言います。
ソ連の超能力訓練を受けた特殊兵を宇宙人のもとへ派遣しようとしたというのです。
その時ゴルバチョフはある著名な超心理学者から情報を得ていました。
カザフスタンとウズベキスタンの間に「キジルクム砂漠」という砂漠があるのですが、この砂漠に宇宙人が宇宙船に乗ってやって来るという情報でした。
砂漠へ派遣された特殊兵たちは、焚火を囲み宇宙船が現れるのを一晩中待機していました。
しかし待っても待っても、ついに宇宙船はやって来ませんでした。
ゴルバチョフの試みは空振りに終わりました。
ただ、1991年のソ連と言えばその後クーデター未遂が起き、ソ連が崩壊した年であり、政治の情勢が不安定だった時期でもあります。
ゴルバチョフも宇宙人の力を借りたいほど必死で、追い詰められていたのかもしれません。
しかし一方では、超大国ソ連の国家元首が、根拠の薄い話で動くとも思えませんから、本当に宇宙船がキジルクム
砂漠に出現する可能性が当時あったのかもしれません。
そして、ソ連の崩壊とも宇宙人の存在は何らかの関係があったのでしょうか?
UFOと宇宙人が現れた村の記録 その①
モスクワ近郊の農村プロタソヴォ。
この村や周辺には、かつてはUFOや宇宙人が度々出現したことで有名です。1991年のある日のこと。
タチアナ・リュバコワさんは通勤バスを降り、勤務先の工場へと向かっていました。その時でした。
森の上空をUFOが2機飛び回っているのを、彼女を含め多くの人が同時に目撃したのです。
仕事も忘れ大パニックで周囲が騒然とする中、嘲笑うようにUFOは忽然と姿を消しました。
また、プロタソヴォの隣村に住むリュドミラ・パホモワさんもUFOを目撃しました。
パホモワさんは幼いころから森の不吉な話を聞いて育っており、森の中には決して立ち入ってはならない妖しい雰囲気を感じていました。
それでもその日は、家族へ渡すためにどうしてもキノコ狩りやベリー摘みをするために、深い森の中へ入っていたのです。
たくさんのキノコやベリーが採れたので満足して家路を急いでいたパホモワさんでしたが、突然数10メートル先の木々の間から、光輝く球状をした浮遊する物体が出現したのです。
飛行物体はジグザグするような不規則な飛び方をしていました。
ヘリコプターや飛行機とは明らかに違う飛び方であり、見間違えようもありません。
呆気にとられるパホモワさんをよそ目に、UFOは一瞬で姿を消しました。
UFOと宇宙人が現れた村の記録 その②
プロタソヴォ村ではUFOだけでなく宇宙人と思われる存在との遭遇事件も起きました。
2002年のある日の夜のこと。
その日夕食を終え、コーヒーを飲みソファでくつろいでいたウラジーミル・リチェフさん。
外で物音がした気がして、何気なく窓辺に近寄って窓の外に目をやると。
庭で何やら青っぽい物体がうごめいている衝撃的な光景が目に飛び込んできました。
なんだあれは?
人間ではない、何かの生物でした。
全身が青色で、身長は軽く2m以上はあり、頭は大きく、対照的にやせこけた体つきです。
「こっちへ来い。」テレパシーで思念を送られた気がしました。
リチェフさんは「立ち去れ!」とすぐさま大声で叫び、追い払おうとしましたが、その時。
少し離れたところに別の同じような生物がいて、こちらを覗っているのを目撃しました。
絶望的な気分になって目を閉じたリチェフさんでしたが、しばらくして目を開けてみると、謎の生物は2名ともその場から姿を消していたといいます。
ここ15年ほどはプロタソヴォ村と周辺のUFOや宇宙人の目撃例も少ないそうです。
村の人々が見た物は何だったのでしょうか?旧ソ連政府のUFOや宇宙人研究との関係は?謎は尽きません。
ロシアが旧ソ連の時から国家レベルでUFOや宇宙人のことを力を入れて研究し、ゴルバチョフ元大統領まで宇宙人と真剣に接触を図ろうとしていた事実は衝撃的でしたね。超大国ロシアには、まだまだ私たちの知らない宇宙人の秘密が隠されているのかもしれません。
参考 : syfy, reuters, moviemaker, など
コメント