クババの正体は立方体の宇宙人の神!? 〜天皇家の血筋の謎とは〜
世界史を専攻した人ならば、「クババ」をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
彼女はシュメール文明時代の 女王であり、キシュ第3王朝のただ一人の王として約100年間に渡り務めたとされています。
それだけでも、少々人間離れしているように感じられますが、さらに興味深いのが シュメール人たちが神のように崇めていたと言われていることでしょう。
クババの正体は、シュメール人が神と言って崇めていた “宇宙人”だったのではないかという説も存在します。
実際にはどうだったのでしょうか? 今回は その謎に迫ります。
女王クババが人に知恵を授けた神話の内容とは?
「ノアの方舟」についてはご存知の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
このギリシャ神話は、実は女王クババが人に知恵を与えたという伝説が元になっているようです。それは一体どういうことなのでしょうか?
一説によると、クババはいわゆる “立方体”、キューブ形をした母船に乗り、“地球外”からやってきたと言われており、このことは聖書の中でも記されています。
ノアの方舟といえば 木製の大きな船をイメージするケースが多いのですが、実は、この立方体の形をした母船こそがノアの方舟の元だと言われているのです。
しかし、これは話が受け継がれている途中で変わってしまったとは考えられないでしょうか?
今でこそ、私たちの生活や 数学の勉強において、立方体つまり“キューブ型”をよく目にしますが、そもそも自然の中で立方体は存在しません。
つまり、立方体とは元々地球上になかった概念であるとも言えるのです。
クババが立方体の母船に乗って現れ、自然界では存在しない立方体という形を見せつけ、幾何学や計算という概念を与えたことがきっかけとなり、ピラミッドをはじめとする立方体を使った遺跡も建造されたと考えられるのです。
このことから、クババが人間に知恵を与えたことが伝説になっていきました。
クババとキューブ(立方体)の関係性
ここからクババとキューブ(立方体)との関係性について解説していきます。
クババは元々“クバ”と呼ばれていて、キューブ(cube)の語源とも言われています。
これが、クババが 宇宙人であるという説につながっていくのですが、それを裏付けるようなモノは現在にも残っているのです。
世界各地の宗教で、立方体そのものが崇拝の対象になっていることをご存知でしょうか?
特にイスラム教の聖地メッカなどは顕著です。
マスジド・ハラームの中心部にある建造物であるカアバ神殿がまさに立方体です。
次のような連想ゲームのような関連性を保って、現代にもその面影を残しているのです。
・人工頭脳学を意味するサイバネティクスの語源が、操舵手を意味するキベルネテス
・キベルネテスの語源がギリシャ神話で知恵の保護者を意味するキュベレー
・キュベレーとクババは同一人物
・キューブの語源がクババで同一人物である
・クババは立方体の母船に乗って飛来した説がある
・キュベレー・クババ・ギョベクリテペ遺跡の位置関係が一致
このようにそれぞれが繋がっていると言えます。
人工知能の語源を探ると クババと密接に繋がっていた!
ここ数年、ワタシたちの生活にも浸透しつつあるAIも、クババと関係があると言えば驚く方も多いのではないでしょうか?
例えば、iPhoneのSiriやアンドロイドのグーグルアシスタントもAI機能を兼ね備えていて、現代では 誰もが一度くらいは使ったことがあるでしょう。
そして、2020年に驚きの発表がありました。
それは、電気自動車で有名なアメリカのテスラ社宇宙ロケット開発のスペースX社CEOであるイーロン・マスク氏による発表でした。
彼は、ニューラリンク社において、脳とコンピュータを繋げてデータを送信する仕組みの開発を目指すと発表したのです。
構想として、“脳に直接埋め込む機械”という点が非常に関心を集めた点ではないでしょうか。
映画の中の世界が、徐々に現実になりつつあるようですが、これがいかにクババと関連するのでしょうか?
AIとサイバネティクス、クババとの関係
ここからは 人工知能に関する言葉の説明をしていきましょう。まず、AIとは、「Artificial Intelligence」の略です。
私たちにとっては人工知能といえばAIですが、実は AIという言葉が使われる前に「サイバネティクス」という言葉が生まれていました。日本語訳としては、人工頭脳学です。
“人工頭脳学”とは通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問を指します。
サイバネティクスは1948年にとある数学者が提唱しています。そして、サイバネティクスの語源とされているのが操舵手を意味する キベルネテスです。
操舵手とは「物事の舵を取って進む道を決める」という意味です。
そして、この言葉の語源となっているのがキュベレーです。
キュベレーは古代ギリシャ神話などでも登場するアナトリア半島で「知恵の保護者」として信仰されていた“大地母神”です。
キュベレーは知識の保護者として崇められていますが、実は、女王クババと同一人物であるという説があるのです。
クババはシュメール文明時代に登場し、キュベレーはギリシャ神話に登場します。
諸説あるものの、ギリシャ神話は紀元前15世紀頃から口承されているそうですので、クババの方が古くから存在した可能性が高いのです。そういえば、発音も似ているのではないでしょうか?
つまり、「物事の舵を取って進む道を決める」という言葉の語源を辿って行くと、クババが出てくるということです。
女王クババは、「物事の舵を取って進む道を決める存在」または「知恵を授けた存在」と捉えられるのは納得です。
クババは宇宙人!? シュメール人が神と崇め人類のシステムを創出
ここまで読み進めていただいた方はもうお察しのところかもしれませんが、クババが人類に知恵を与えたことにより、人類は急速に進化を遂げて現在に至るのです。
つまりクババは人類のシステムを作り上げたということになり、それにより暮らしの幅が一気に広がったわけですから、その時代の人たちはクババを神と崇めるのも自然なことでしょう。
実は、これがクババの狙いだったのかもしれません。クババは 人類に知恵を与えシミュレーションをしているという説があるのです。
これが事実だとすると今こうして私たちが生活しているのも、シミュレーションの一部ということになります。
ともあれ、私たちはこれまで紆余曲折しながら現代まで文明を発展させてきました。
私たちの進化はクババのシミュレーション通りに進んできたのでしょうか?
それとも、地球や自然を破壊し、同じ人間同士で権力を競い合う、望まぬ状態なのでしょうか?
クババと日本の関係!菊の紋章が示す意味とは?
実は、クババは日本とも関連があるという説があります。
日本人であれば何度か見たことがあるであろう、「天皇家のシンボル」と言えば何か思い浮かびますか?
そうです、パスポートにも書かれている菊の紋章のことです。
さて、この菊の紋章ですが、実はシュメールから出土した粘土板にも驚くほど似ているマークが記されているのです。花弁の数は13枚ですが、紋章の形はとても似ています。
さらに驚くべきことに、イラクのフセイン元大統領も皇室十六菊花紋の腕輪を身に着けていたそうです。
当時、記者が“日本の皇室の紋章と似ているが、何か関係があるのか?”と言う趣旨の質問をすると、「これはシュメール王朝時代の王族の紋章である」と答えたそうです。
遠く離れた国でこれだけよく似た紋章が、国家の象徴となっているという事実は、単なる偶然なのでしょうか?一説によるとシュメール人が縄文時代の日本に渡来していたという説を信じるとするならば、天皇家はそもそも “シュメール人の子孫である”とも言える可能性まで出てくるのです。クババから始まり、世界中が未だ 解明し切れていない古代からの謎が数多くあることは非常にロマンチックと言えるでしょう。シュメール文明の動画は他にもあるので、そちらも併せてご覧ください。
参考 : thoughtco.com, wikipedia, など
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