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宇宙はどんな匂いがする?!~暗闇に漂う香りの数々に迫る~

宇宙はどんな匂いがする?!~暗闇に漂う香りの数々に迫る~衛星
宇宙はどんな匂いがする?!~暗闇に漂う香りの数々に迫る~

宇宙はどんな匂いがする!?〜暗闇に漂う香りの数々に迫る〜

人類は、これまで長らく宇宙探究を続けてきました。

しかし惑星の真実は、私たちの想像を超えて存在しています。

私たちは夜空を見上げ、流れるように輝く一連の光のあまりの美しさに「天の川」と名付けたように、宇宙への関心は私たち人類の歴史に根付いているのです。

望遠鏡で確認したところ、星々にはそれぞれに化学物質の形跡が見つかったといいます。

それら化学物質により、どのような香りが存在するか、ある程度は特定され始めています。

今回は「宇宙の香り」という新しい切り口から天文学者たちの観測に着目していきましょう。

一体どんな香りがするというのでしょうか?

 

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月は火薬の香り?!

私たち人類が月面に到達してから40年以上が経過しました。

月面に着陸した男たちは、さらさらとした塵が覆う月面に、複雑で何とも言えない感覚的刺激があったと口をそろえて主張しています。

着ていた宇宙服にはいたるところに月面の塵が付着しており、それを“口に含んでみた”という宇宙飛行士ヤング氏は、「不味くはなかった」と主張しており、同じく月面着陸を果たしたサーナン氏は、月面の香りを「使用直後の火薬に似ていた」と語っています。

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土星の衛星“タイタン”は、ガレージの香り!?

土星最大の衛星であるタイタンには、太陽系に存在する衛星として唯一、濃い大気が存在しています。

そして、銀河系で地球同様に唯一、地表に液体が存在している星でもあります。

しかし、水のように見える液体は、実のところメタンやエタンなどの“炭化水素”と言われています。

しかも油分を含んだような、こってりとした“スープ状”の液体だそうです。

この炭化水素の存在がタイタンの大気を黄色がかった色にしており、表面はガソリンの匂いが充満したガレージのようだといいます。

ガソリンの香りが微かに感じられるベンジンが雪のように舞い、甘い香りを醸し出しながら空から舞い降りる、そんな場所なのだそうです。

 

星雲はウォッカの香り・・・!?

わし座には、お酒好きのひとにとっては夢のような世界が広がっているといいます。

わし座は、膨大なガスと塵の雲が広がることで知られるわし座には、何と200兆リットル程度のビールを作れるだけのエチルアルコールが存在しているといいます。

人間の嗅覚では、エチルアルコールとエタノールの違いを嗅ぎ分けるのは難しいため、宇宙空間の香りを体験してみたいという場合には、ウォッカをスプレー容器に入れ、顔に吹きかけてみるといいかもしれません。

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ひょうたん星雲は、禁断の香り?!

ひょうたん星雲は、全長1000兆メートルにもおよぶ巨大なガス雲です。

望遠鏡で見るだけであれば息をのむほどに美しいのですが、そこに漂う香りを知ってしまうと誰もわざわざ近付かなくなるかもしれません。

この星雲は別名「腐った卵星雲」という別名でも広く知られているのをご存知でしょうか?

そうなのです、ひょうたん星雲には、“硫黄成分”が複数種類漂っているのです。詩的に「星のおなら」と名付けた学者もいるというこの“ひょうたん星雲”ですが、もしかしたら、温泉好きな日本人であれば温泉地などを思い出すような匂いかもしれません。

恒星から吐き出されるガスは、毎時約100万キロという速度で恒星から遠ざかっているそうです。

 

彗星は猫と洗剤の香り!?

太陽系を駆け抜ける彗星のひとつに、無人探査機ロゼッタを着陸させるという計画がありました。

ロゼッタが残した多くの功績の中で、その中の一つは“香りの確認”でした。

しかし、その内容を知れば、誰もこの彗星に行ってみたいとは思わなくなるかもしれません。

研究チームがそこに発見したのは、猫の尿や洗剤に見られる“アンモニア”、苦いアーモンドのような“シアン化水素”、腐った卵のような“硫化水素”など、良い香りには程遠い成分ばかりだったのです。

「その香りを体験したい」というひとびとのために、化学者たちはその彗星の香りを再現したフレグランスを作り出しましたが、興味本位でそれを嗅いだ人が気絶せぬよう、少々成分を改造したとも言われています。

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木星の衛星からは火山の香り

私たちが惑星について考えるとき、地球と同様にそれらも“生きている”ということを忘れがちではないでしょうか?

時が止まってしまったような美しい佇まいに、どうしてもその事実を忘れてしまうのかもしれません。

しかし、星々は確かに生きています。木星の衛星“イオ”は、地球よりも活発な火山活動が見られ、木星の強力な引力によって引き伸ばされたり縮こめられたりを繰り返しています。

イオの火山からは、木星の月にまで届くほど高い位置までガスが噴出されます。

当然、イオの大気もこのガスで満たされています。

主成分が二酸化硫黄であるため刺激性も毒性も強く、火をつけたマッチのような香りを放ちます。

ほかに含まれている成分に硫黄系が多い事を加味すると、イオもまた腐った卵のような香りが漂っているのでしょう。

 

消えゆく星はバーベキューとガソリンの香り!?

炭素原子を含んでいる芳香族化合物は、その名の通りその複雑な成り立ちから、ほとんどの場合香りが強いです。

しかしそれは「魅惑的な香りが毒性効果を隠す役割を果たしている」など危険を伴う場合も多いのです。

その一種である、多環式芳香族炭化水素は、宇宙のいたるところに存在していることが分かっている物質ですが、星はその生涯を終えると、作り出されたそのガスを大量放出します。

この分子は、甘いバーベキューの香りから、燃える石炭やガソリンの香りに至るまで、さまざまな香りを作り出すことができるといいます。

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木星の香りは命がけ!?

木星は、太陽系の中で最大の惑星であることをご存知の方も多いのではないでしょうか。

ガス惑星であり、その大気は4層に分かれているその場所へ降りていくと、壮大なる嗅覚の旅が体験できる代わりに命を差し出すことになりそうです。

木星の表面に見える雲のような模様は、大気の外気層に見られるアンモニア製の大気層であるため、綺麗にしたばかりのトイレのような香りがしそうです。

さらに下へと進み、大気圏の中盤では、厚い硫黄の雲が広がっています。硫黄は宇宙でもっとも多く見られる元素のひとつであるため、宇宙ではどこへ目を向けても卵が腐ったような香りに出くわしやすいと言っても過言ではありません。

大気圏の中でもっとも下層の大気層へと降りると、そこには、推理小説ファンの読者ならおなじみの香り、苦いアーモンドの味を生み出す危険物質“シアン化水素”があたりを満たしており、まさに命がけということなのです。

 

射手座B2は魅惑の香り!?

分子雲複合体である射手座B2は、天の川銀河の中心部近くに存在しています。

望遠鏡を通して射手座B2を注視していた研究者たちは、そこに世紀の大発見をしました。

射手座B2に“ギ酸エチル”が存在していることが判ったのです。

ギ酸エチルはアミノ酸の前駆体で、地球の生命には不可欠な成分であると考えられています。

また、この射手座B2は香りの観点からも私たちにとって大変興味深い世界と言えます。

なぜなら、人類が射手座に辿り着くことができたならば、濃密なラム酒の香りの中を通過することになるからです。

ギ酸エチルは、ラム酒の香りを生成している成分であり、またラズベリーの味を生み出している成分でもあります。

宇宙で地球のバーを思い出すのもロマンチックなのではないでしょうか?

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宇宙の香りは……言い表せない

宇宙飛行士たちは一様に、「宇宙には独特の香りがあった」と主張しています。

しかし、その香りを賛同し合うというよりも、各々の描写に偏っているという点が特徴的です。

フライパンでステーキを焼く時の匂い、金属が溶けるときの匂い、濡れたままの服の匂い、ウォルナッツの香りなど、これらはすべて、同じ条件で宇宙遊泳を終えた宇宙飛行士たちが宇宙の香りを例えた言葉です。

 

いかがでしたか?宇宙に香りがあるという観点自体、非常に新鮮で興味をそそられるだけでなく、人類に慣れ親しんだ香りも多いという点が非常にロマンチックなのではないでしょうか。そして、結局地球も宇宙と同じ物質で成り立っているという点を強調する考察とも言えるでしょう。

参考 : science.org.au, など

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