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海に住む宇宙人!? ~ 地下海が示す地球外生命体のヒント~

海に住む宇宙人!? ~ 地下海が示す地球外生命体のヒント~UFO 異星人
海に住む宇宙人!? ~ 地下海が示す地球外生命体のヒント~

私たち地球人は、海と陸と太陽光に恵まれたこの星こそが生き物にとって最善の環境だと、どこかで思ってはいませんでしょうか?

と言うのも、地球以外の環境を知りようが無いため仕方がないことかもしれません。

この広大な宇宙には地球よりも快適で、適応しやすい環境が存在しているとしましょう。

もしもそれが分厚い氷の下に閉ざされた、暗い「海」だったとしたらどうでしょうか?

土星の衛星エンケラドゥスやタイタン、または木星の衛星のように凍った地表の下に広大な海を隠し持っていると見られる天体は、少なくとも地球タイプの天体よりも圧倒的にたくさん存在していると考えられています。

さらに、もしそういった地下海が生き物の生存に適切な環境だとすれば、この広い宇宙のどこかで地球外生命体が生まれていたとしてもさほど驚くべきことではありません。

むしろ、そういう星にこそ“宇宙人たち”が“お住まい”なのではないか、と宇宙研究者のアラン氏は考えているそうです。今回は、こう議論される背景に迫ってみましょう。

 

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氷の下の温かい海⁉

「凍った海」と聞くと冷たくていかにも生命体から敬遠されそうですが、実は地下海は土星や木星の強大な重力が生み出す“潮汐力”によって温かく保たれていると考えられています。

さらに、これらの海では絶えず複雑な化学反応が起きており、宇宙生物学者の目には生物が存在している可能性は十分に考えられる環境に思えるそうです。

したがって、まだ観測されていないだけで、その辺りに微生物やら大型の海洋生物などが海の底で潜んでいる可能性も否定はできないのです。

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ハビタブルゾーンとは?

温かい地下海を持つ天体は、いずれも太陽系のハビタブルゾーンから外れているのも興味深い共通点と言えるでしょう。

私たち地球人が知る限り、液体の水は生命に不可欠な物質です。

それがそのままの形で存在できるどうかを左右する指標の1つが、“主星からの距離”なのです。

その絶妙な範疇は「ハビタブルゾーン」と呼ばれ、例えば地球は“太陽系”のハビタブルゾーン内に位置しています。

そして、同じゾーンに火星と金星もあります。

しかし、現在の火星と金星の地表面には液体の水が確認されていません。

このことから、ハビタブルゾーンに位置しているとは言え、「海の存在」が必ずあるとは言い切れない、そして生命の誕生が保証されるわけではないと言えるでしょう。

逆に、ハビタブルゾーン内に存在しないからと言って海も絶対にない、というわけではないということも段階的に判明しています。

 

氷に閉ざされた文明世界⁉

地下海を持つ天体が太陽系内だけでもこれだけ複数確認されているのであれば、太陽系外でも同じように存在するのではないか、と仮説を立てたのが、アメリカのサウスウェスト研究所に所属する惑星科学者のアラン教授でした。

アラン教授はさらに強気な仮説を立て、これらの地下海が地表よりも生物に適した環境である可能性をも指摘しています。

「分厚い氷に閉ざされた、暗く深い海」は「地上」よりも生物の生存に適しているという考えは、一体どういう理論なのでしょうか?

とある科学カンファレンスにて発表されたシンプルな報告書で研究者はまず、「地下海の居住性」が天体のジャンルや主星からの距離など諸条件に左右されないことを指摘していました。

加えて、自由浮遊惑星とカテゴライズされる天体にも衛星が存在していたら、そもそも地下海が生命を維持するには太陽光すら必要ないとも主張しています。

背景として、「自由浮遊惑星」の存在はすでに確認済みですが、その自由浮遊惑星に“惑星”が存在しているケースはまだかつて発見されていません。

しかし、自由浮遊惑星は天の川銀河だけの範囲でも約何千億から1兆個という数が動き回っています。

それらにもし衛星が付いて周れば、そのうち1つにはいわゆる“地下海”があってもおかしくないため、それに伴い、いずれかには生命が宿っているのではないか、という推察なのです。

さらに、地下海は天然の防衛システムにも恵まれています。数キロにも及ぶ分厚い氷の層が表面を覆っているため、海の中で誕生した生命は「外の世界からの侵略に対する安全性」を保証されているのです。

仮に隕石が降ってきても、宇宙放射線にさらされても、平気だと言えるでしょう。

しかし皮肉なことに、地下海の生き物を守る“分厚い氷のシールド”は、同時に外部からの観測も一切遮断してしまうのが観測を難しくする要因とも考えられます。

いざ分厚い氷の下を覗こうとすれば、現時点の人類では想像もつかないような技術の望遠鏡が必要であり、さらに太陽系外衛星を観測する技術も欠かせないでしょう。

太陽系外惑星は、これまでの調査で約4,300個確認されていますが、その中からまだ衛星を見つけ出せてはいないといいます。

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海しか知らない宇宙人⁉

アラン教授の論点をまとめると、「地下海を所有する天体のほうが地球寄りの天体よりも圧倒的に数が多いため、生命が存在している可能性が高い」ということになります。

さらにアラン教授は、いずれかの地下海に知的生命体が誕生していたと仮定した場合、どのような進化の過程をたどり、どういった経緯で自分たちが“井の中の蛙”であることに気づくのか?という問題についても考えを深めているようで、次のように主張しています。

「地下海の生息する知的生命体は、地下海から氷を挟んだ外の世界について全くの無知で、その先に広がる宇宙の存在についてはなおさら全く知らない可能性があります。

もし知っていたとしても、そんなリスキーな世界へあえて冒険してみようとは思わないのではないでしょうか」

 

フェルミのパラドックスの回答?

このような閉ざされた海で発達した文明は、地球のような星で発達した文明と比べると宇宙へ進出していくことに対して不利な立場にいると考えられるのではないでしょうか?

なぜなら、どこへいくにも“大量の水”を常備しなければ生存できないことになり、現実的ではないからです。

まるでSF作品のシナリオのようですが、アラン教授が提案しているこのシナリオは、長らく天文学者を悩ませている「フェルミのパラドックス」にヒントを与えているのも事実なのです。

地球外知的生命体がもし本当に存在するのであれば、なぜあちらから連絡をしてこないのか、なぜ私たちは遭遇しないのか?というのが理論の概要ですが、そもそも環境的外因に妨げられて連絡できないのかもしれない、という可能性を提示できる点が大きな進歩なのです。

地下の海で文明を築く未知の地球外生命体は、想定の話です。

しかしそれでも、地球と全く似つかわしくない環境で進化した生命体がどのような姿かたちをしているのかという想像が好奇心を掻き立てることは間違い無いでしょう。

そして、太陽系内にもそのような知られざる遮断された世界が存在してさえいれば、あと少しの技術開発と研究で探査機を送りこめる日も近いのではないかと期待する声も多いのではないでしょうか。

ご存知の方も多いように、NASAは2030年代にはドローン探査機を土星の衛星「タイタン」に送る予定があるそうです。実現する前提に立てば、真相を確かめることは実は近い未来の話かもしれません。

 

いかがでしたか?宇宙人は、どこかの惑星の上にいそうなイメージを持ちがちですが、実は水中で暖かく暮らしていて“世間知らず”なだけだった、と言う結論であれば、それはそれで非常に興味深い発見であることは間違い無いでしょう。“フェルミのパラドックス”への新たな見解という意味でも、アラン教授には今後もぜひ解明していっていただきたいものです。

参考 : gizmodo, など

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