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地球の宇宙船で銀河征服が可能!? ~宇宙人が集まる場所に迫る~

地球の宇宙船で銀河征服が可能!? ~宇宙人が集まる場所に迫る~UFO 異星人
地球の宇宙船で銀河征服が可能!? ~宇宙人が集まる場所に迫る~

私たちの住む宇宙はとてつもなく広く、そして想像もつかないほど長い歴史があります。

「広い」と「古い」のとでは、どちらかというと古いというほうが程度が大きいのではないか、とアメリカの記者は考えているようです。

そして、宇宙の誕生からこれほど長い時間が経過していることから、どこかで宇宙人が誕生し、文明が栄え、周囲の星や銀河を征服し始めていてもおかしくないのではないか?と想像を膨らませているようです。

そこで、人間以外の知的生命体が存在する星が1つくらい存在していそうにも関わらず、今だかつて誰も“未知との遭遇”をしたことがない矛盾を指摘した、「フェルミのパラドックス」をご存知の方も多いのではないでしょうか?

しかし、本当に遭遇したことはないのでしょうか?

仮にそんな生命体が存在して、銀河を丸ごと1つ征服しようとすれば、どのように行われるのでしょうか?

そんなことに興味を持った研究者たちが、銀河の丸ごと征服にかかる時間をコンピューターでシミュレーションした研究をこの度発表しました。

その試算によれば、「10億年」あれば銀河を征服できるようです。

私たちが住むこの宇宙の歴史がそれをはるかに上回る138億年であることを考えると、何度となくあらゆる場所で征服が起きていてもおかしくない、とも考えられそうです。

今回は、この興味深いシミュレーションに注目してみましょう。

 

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研究が示す大きなヒント

アメリカ天文学会が発行している天文学会誌で今年の6月に発表されたばかりの論文で、共著者のライト氏とシャーフ氏がその試算を弾き出しました。

科学技術が発展している文明ならば、現時点で人類が保持している技術レベルで作れる程度の宇宙船を使ったとしても、天の川銀河ぐらいのサイズの銀河を10億年で完全制覇できるというのです。

他にも数学的な分析を担う研究者2名が携わっています。

このモデルから得られることは主に2つあります。

それは、「星間移住の方法」と「宇宙のどの辺りを探せば宇宙人が見つかりそうか」という非常に興味深い内容です。

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銀河征服のシナリオとは?

シミュレーションの舞台は天の川銀河ととてもよく似た架空の銀河です。

星を無数のグレーの点で表しておき、文明に侵略された星はマゼンタ色に変わるようになっています。

白く輝いて見える立方体を星間移動中の宇宙船としました。

シミュレーションは最初こそは非常に穏やかですが、指数関数的な成長段階を迎えると一気に侵略の速度を早め、銀河を瞬く間にマゼンタ色に染めていきました。

この飛躍的な侵略スピードは、銀河の中心に向かうほど星の密度が高いことと、待機していれば銀河の回転で星がこちらに向かってくるため宇宙船を遠くまで送り出さなくてもいいこととも関係しているようです。

まさにこのような形で植民地化されるまでにかかった時間がおよそ10億年でした。

銀河の寿命から考えるとたったの7〜9%にすぎないこの歳月は、地球人にとってはとてつもない時間ですが、宇宙時間で言うとあまり長くはなさそうです。

 

最低限に設けられたパラメーター

今回の研究に用いられたモデルは、同じ研究者チームが2019年に発表した別の論文がベースとなっていました。

チームの一員であるライト氏いわく、そのモデルは現時点で地球人が保有する科学技術を駆使して作った“程度”の低速宇宙船でも、その宇宙船が最寄りの星に到達さえできるならば、銀河の寿命よりも遥かに短い時間で征服が可能になることを示唆していました。

その時の数理モデルをもとにコンピューターグラフィックで征服のスピードと分布の一例を表すのが今回の役割でした。

ポイントは、“銀河の回転に伴う星そのものの動き”です。

星そのものが動いているので、ひとつの星へ移住を果たせば、その星がやがて銀河内の別の場所に連れて行ってくれるわけです。

さらに新たな星が近づいてきたときには、移住の機会も巡ってくるとライト氏は説明しています。

なお、このコンピューターモデルにはいくつかの厳密な制限が設けられていました。

まず、移住に使われる宇宙船は“1万年に1度”のペースでしか出航できません。

さらに、どれだけ高度な文明であっても1億年で滅びる運命を仮定しています。

また、宇宙船は10光年より先へは進めないし、進む速度はでに人類が打ち上げている宇宙船と同等のスピードである秒速10km以内に限られています。

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研究が想定と侵略の実態?

地球人が所有するレベルの宇宙船スピードを元にしている時点で、このモデルが想定している“侵略行為”は特別積極的に侵略を進めているわけではないとおわかりいただけると思います。

ただし、実際の宇宙人はどうでしょうか?

もしかすると太陽エネルギーをふんだんに使った原動力かもしれませんし、壮大なレーザーで推進力を得ているのかもしれません。

あるいは、10万年かかる星間旅行にも耐えうるほど頑丈で、ロケット燃料や星の重力から推進力を得ている可能性も考えられるでしょう。

 

宇宙人を探すなら銀河の中心が良さそう!?

ライト氏は、銀河の寿命は100億年を軽く超えるので、このような征服劇が複数回起こりうる時間は充分にあると言います。

興味深いことに、このシミュレーションで顕著だったのは、「どれほど銀河の中心部において侵略スピードが速まるか」が示されたことでしょう。

銀河の中心の「バルジ」と呼ばれている部分は星の密度が高いことから星間距離も短く、星から星へと渡り歩くのが容易であることからも納得がいく結果ではあります。

この観測から、銀河の中心部にこそ地球外生命体が存在する可能性が高いのではないか、と研究チームは示唆しています。

天の川銀河の中心に焦点を絞った宇宙人探索活動は以前にも行なわれており、今後の探索にもさらに期待が高まります。

今回のシミュレーションはあくまで単純な想定上のものでしたが、研究チームのさらなる目標としては、パラメーターをより複雑化させ、より現実的なシミュレーションを行うことだといいます。

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ワープなどの特殊能力は必要ない

今回の研究は、フェルミのパラドックスについての理解を深める結果となりました。

ライト氏は、「もし宇宙飛行できるような宇宙人がこの銀河に存在しているのであれば、彼らには天の川銀河征服のために有り余る時間があったに違いない。

ワープドライブのようなSFトリックはもはや必要なかったでしょう」と語ります。

ただし、これまで私たちが宇宙人と遭遇してこなかった理由は複数存在すると主張し、フェルミのパラドックスを支持しています。

 

銀河征服に至るのは知的生命体ならでは?

今回のシミュレーションでアメリカの記者にとって印象的だったのは、科学的技術を有する文明が恒星系全体をコントロール下に置き、そのエネルギーを余すことなく駆使できる形態から銀河系全体をコントロールする形態へとバージョンアップしていく様子だったそうです。

しかし、なぜ高度な文明を持つ地球外生命体が恒星系を、そして銀河系へと積極的に征服を繰り広げる必要があるのでしょうか?

この点について、引用できる知能原理があるようです。

それは、このようなものでした。

「文化的進化の主な推進力は知識と知能の持続、向上、そして永続化であるため、知能向上の余地さえあれば、向上に向かうだろう」

 

いかがでしたか?今回のシミュレーションはかなり厳しい限定条件下でのシミュレーションであったことは確かですが、それでも長くとも10億年という宇宙史においてほんの一瞬の間に銀河征服が可能という仮説や今回示されたそれぞれの示唆は、確実に人類の宇宙探査に一石を投じていくのではないでしょうか?きっと今後のさらなる発見へと、つながっていくことでしょう。
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