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第6の大量絶滅とは?〜恐ろしい速さで滅亡する動物たち〜

第6の大量絶滅とは?〜恐ろしい速さで滅亡する動物たち〜科学
第6の大量絶滅とは?〜恐ろしい速さで滅亡する動物たち〜

はるか遠い昔、恐竜を含む幾多の動物たちは地球に隕石が降り注いだことによって滅亡していきました。

地球では、過去に恐竜の滅亡と合わせて約五回ほど大規模な種の滅亡が発生しています。

その証拠に、二十世紀では幾多の脊椎動物が滅亡したり、絶滅危惧種に認定されたりしました。

しかし、大規模な種の滅亡はこれで終わりではありません。

科学者たちの研究によって、わずか数十年も経たぬうちに数多の動物が滅亡する恐れがある事が分かったのです。

科学者たちは、近い将来起こりうるこの種の滅亡の事を「第6の大量絶滅」と呼びました。

今回は、第6の大量絶滅と滅亡の速度をご紹介いたします。

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滅亡の危機に瀕する約515種類の脊椎動物たち

アメリカ合衆国スタンフォード大学の生物学者として活動しているポール・エールリッヒ氏やメキシコ国立自治大学の生態学者として活動しているラルド・セバージョス氏を筆頭とする研究チームは、バードライフ・インターナショナルと国際自然保護連合(通称IUCN)が共同で作成した滅亡の危機に瀕している野生生物リストをもとに、生息域のほとんどが失われ、世界的に見ても個体数が1000匹にも及ばない脊椎動物の種類、つまりもう少しで滅亡しそうな脊椎動物の種類をリサーチしました。

その結果、陸生脊椎動物のうち約515種類が滅亡が迫っている事が明らかになりました。

また、滅亡の危機に迫っている約515種類の半分程度は個体数が250匹にも及ばない事も分かりました。

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近い将来滅亡しそうな脊椎動物たち

少々範囲を広げて見てみると、個体数が1000匹〜5000匹程度の近い将来種の終わりを迎えてしまいそうな脊椎動物たちは388種類いることも判明しました。

この388種類の脊椎動物たちは絶滅危惧種の認定は受けていませんが、そう遠くない未来で滅亡する恐れがあるのだそうです。

さらに、388種類のうちおよそ84%の脊椎動物たちは、もう少しで滅亡してしまいそうな絶滅危惧種と生息域がかぶっています。

この結果は、絶滅危惧種も、近い将来滅亡する恐れがあるが絶滅危惧種の認定を受けていない種も、環境汚染、森林の過伐採、生態系の崩れなどといった原因におびやかされている事を暗示しています。

 

滅亡の連鎖とキーストーン種

絶滅危惧種が滅んだ事によって、その種の周りで生き長らえていた動物も滅亡を迎えてしまう危険性もあります。

具体例を出してみましょう。ラッコは、ウニの数が増える現象を抑制し、反対に海藻の数を増やす手助けとなっています。

海の環境を少々変化させるラッコが滅亡する事で、生態系の乱れが発生しかねません。

このように、生態系に多大な影響をもたらす動物は「キーストーン種」と呼称されます。

このキーストーン種の滅亡によって、ほかの生物も滅亡する恐れがあるのです。

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恐ろしい速さで滅亡する動物たち

5年前の研究では、背景絶滅率と大量絶滅期における絶滅率の違いをリサーチしていました。

背景絶滅率とは、絶滅する速度がゆるやかな環境の中で生物が滅んでゆく確率の事です。

滅亡する速度がゆるやかな環境の場合、百年ごとに一万種中二種というような非常になだらかな速度で滅亡します。

この二つの絶滅率をリサーチしたところ、背景絶滅率と大量絶滅期における絶滅率には莫大な差がある事が分かりました。

なんと二十世紀では、背景絶滅率のおよそ百倍の速度で脊椎動物が滅んでいったのです。

研究チームが今回PNASにて公開した研究の中でも、幾多の動物たちが滅亡の危機を迎えうる恐れがある事が示唆されています。

研究によると、未来の絶滅率はあまり重要視されず、軽視されてきたのだそうです。

昨今では生物の絶滅率は非常に高い状態ですが、これからはもっと絶滅率がアップしていくだろうとの事です。

 

いかがでしたか?第6の大量絶滅と滅亡の速度をご紹介しました。さまざまな動物たちが滅亡し生態系が崩れる事は、私たち人類に多大な影響をもたらしかねません。動物たちの滅亡は、私たち人類の命を削る事と同義なのです。動物たちの命だけではなく、私たち人類の命を守るためにも、地球温暖化や環境汚染、森林の過伐採といった課題に一人一人が向き合わなければなりません。
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