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種の存続可能個体数MVP ~人類は最低限何人残れば存続できる?~

種の存続可能個体数MVP ~人類は最低限何人残れば存続できる?~科学
種の存続可能個体数MVP ~人類は最低限何人残れば存続できる?~

 

「ある日突然世界が滅亡して、たった1人自分だけが生き残った」「この世にたった1人だと思って旅をしていたら、もう1人だけ生き残っていて、その異性とまた1から人類の歴史を作り始めた」

このように、世界滅亡と人類のほぼ完全な滅亡をテーマにした、映画や本はこの世に大変多く存在しています。先程紹介したような例で、もし自分1人しか世界に残っていなければ、人類の種としての存続は不可能でしょう。

では、男女1人ずつ残ることができれば、人類の種は長期的に存続することはできるのでしょうか?今回は、一体何人いれば人類は存続することができるのかを考えた説などをご紹介します。

 

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人数が少ないことによる懸念事項

映画でよく見るワンシーンのように、たった1人しか人間が残っていなければ、その人以降に子孫が残ることもなく、人類はそこで途切れます。

その一方で、男女1組が残っていれば、その間に子が生まれることで新しい人間が誕生することとなり、さらにその孫と続く可能性はあるようにも思えます。 

一体何人残っていれば、人類の存続が可能なのでしょうか?人類などの種が存続するために必要な人数のことを、「最小存続可能個体数(MVP)」といいます。

そして、人類のMVPを推測したのが、アメリカの人類学者であるキャメロン・スミス氏です。「人間が数百人いれば数世紀は人類が存続できると推測している」とスミス氏は公表しています。

つまり、映画に出てくるような1組の男女が生き残ったところで、人類は絶えてしまう可能性が高いということになります。残っている人数があまりにも少ない時に、人類の存続が困難となる原因の1つが、近親交配です。

 

近親交配の問題

近親交配には大きなリスクを伴い、生まれてくる子どもが長期生存に適した状態である可能性が下がります。歴史上で近親交配に関連して名を残しているのが、スペイン・ハプスブルク朝一族です。

彼らは一族でスペインを支配し、その一族内で近親婚を繰り返してきました。その結果、身体に障がいを持っていたり、知的障がいがあるケースが見られました。

最終的には生まれてくる子どもの数も減り、ハプスブルクの一族は途絶えてしまいました。

そもそも、近親以外で子孫を残すことには重要な意味があるのにもかかわらず、知らずにかもしれませんが、彼ら一族はその重要な意味を無視して近親交配をしてしまったのです。

遠い遺伝子同士で交配することで、より様々な環境に適応できるようになり、種の存続の可能性がより高まるようになっています。つまり、近親交配は存続において避けるべきことなのです。

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数百人いれば人類は滅びない? 

近親での交配を避けるようにして、十分に繁殖していくためには数百人必要だと推測されていると、先程説明しました。 

歴史を振り返ってみても、新石器時代の村は1つの村あたりの数百~千程度の人数で構成されていたことから、推測された人数は納得のいくものです。 

ここまでは地球で生き残った人数のことを想定してお伝えしてきましたが、地球の危機などから逃れるために宇宙へ飛び立つことを想定すると、その人数は変動します。 

例えば、地球から近く、かつ居住できそうな星を目指した場合、6300年という長い時間を旅しなければなりません。 

しかし、宇宙船に最低限乗っていないといけない人数は、血縁関係のない98人でいいのです。 

それは最低限の人数ですが、もっと余裕を持つとしても500人いれば、より確実で安全な旅を終えることができます。 

つまり、それだけの人数がいれば、人類は滅びることなく歴史を続けることが可能になるのです。 

 

いかがでしたか?
人類は数百人いれば歴史を続けることはできると推測されていますが、それは滅亡の危機に陥れた原因に大きく左右されます。あらゆる想定をして、重大な決断に迫られた時に素早く判断できるように準備をしておく必要性は高いのかもしれません。
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