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明らかになる金星の姿 ~金星の一日に潜む謎とは?~

明らかになる金星の姿 ~金星の一日に潜む謎とは?~科学
明らかになる金星の姿 ~金星の一日に潜む謎とは?~

 

金星は昔から日本人にとって身近な存在であり、空で大変明るく輝く星として、肉眼で見つけることも比較的簡単だということが知られています。

金星は明るいという特徴から「明星」とも呼ばれ、「明けの明星」や「宵の明星」などの言葉も存在しているほど、古くから身近な存在だったといえます。

例えば、地球と金星の共通点については明らかになっており、大きさや質量、密度が大変近い星であることは既にわかっています。

しかし、それほど見つけやすい星にも関わらず、金星に関して解明できていることは まだほんの一部なのです。

その一方で、日々調査技術は進歩しているため、それまで未解明だった部分も少しずつ解明できるようになってきています。今回ご紹介するのは、新しい調査で明らかになった金星の姿です。

 

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解明した金星の一部

カリフォルニア大学の研究による、15年にもわたる金星の調査結果が公表されました。地球から放った光の、金星からの反射を見るという調査が行われました。その結果の1つが、軸の傾きです。

金星の軸は2.6392度傾いているということがわかりました。今回の調査の精度はこれまでのものと比べても大変高く、10倍もの精度を誇っています。

そのため、今回公表された軸の傾きは、大変正確な値であるといわれています。そして、その軸は約2万9千年の周期で、わずかにぐらつくこともわかりました。結果の2つ目が、コアの大きさについてです。

実はこれまでにも金星のコアの大きさは推測されてきたのですが、今回の調査ではじき出された精度の高いコアのサイズとほとんど一緒でした。

正確なサイズがわかったことにより、今後の研究に大きく役立つとされています。そして、今回の調査結果の3つ目でもあり、世界に驚きを与えたのが金星の1日の長さについてです。

なんと、金星では1日の長さが変動するということがわかったのです。

平均をとると地球の約3分の2の長さになるのですが、金星の自転速度は変動する、つまり1日の長さが変わることが調査の結果判明し、最長と最短の差は20分にもなります。

どうしてそれほどの差が生じるのでしょうか?その原因としては、2つの説が挙げられています。

 

1日の長さの変動は大気のせい?

自転速度の変化を生じさせる原因の1つの説が、大気です。

金星には地球の93倍もの重い大気が存在しており、それが惑星の周りを回る時に摩擦が生じていて自転の加速・減速に影響を与えているのではないかと考えられるのです。

地球でも1日1ミリ秒程度の差は生じていますので、93倍もの大気を持っている金星となると、その影響は大きなものになることでしょう。

これが1つ目の説です。次に、2つ目の説についてご紹介します。

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1日の長さの変動はコアのせい?

2つ目の説が、コアによる影響です。金星にも、地球と同じようなマントルが存在しており、中心部に鉄とニッケルでコアが構成されていると考えられています。

そのコアによって、1日の長さは変動しているのではないかと言われています。今回明らかになった自転速度の変動を説明するためには、コアサイズは半径3500キロメートルほどであるとわかりました。

ただ、まだ未解明な部分は残っており、コアは固体である可能性も液体である可能性もあります。そのため、まだまだ調査を行って、データの収集をする必要があります。

しかし、現時点で金星の内部の状況を解明するのは非常に困難であり、今後の技術の進歩が重要なポイントとなります。

 

いかがでしたか?
まだまだ金星についてわかっていない部分も大きいですが、少しずつ解明されつつあります。身近な存在の金星のことを深く理解するには、もう少し時間を要するようです。
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