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宇宙人は古代AIでこの世界は仮想世界?~米哲学者らが主張~

宇宙人は古代AIでこの世界は仮想世界?~米哲学者らが主張~UFO 異星人
宇宙人は古代AIでこの世界は仮想世界?~米哲学者らが主張~

 

このブログをご覧の皆さんなら、一度は『この世界はシミュレーションで造られた仮想世界ではないのか?』『いつかAI(人工知能)に人類が管理される未来が来るのでは?』等と考えた事もあるのではないでしょうか?

この様な思考を元にした映画「ターミネーター」や「マトリックス」が大ヒットしたことからも、特に近代ではこういった疑問を持つ人が多い事が伺えます。今回は、この2つに焦点を当てて、ご紹介いたします。

 

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異星人=古代AI?

米コネチカット大学とプリンストン高等研究所の哲学者であるスーザン・シュナイダー教授は、エイリアンは10億年以上前から存在する超高性能AIであると主張しています。

彼女曰く『最も進んだ異星人文明が生体であることは考えにくく』、『最も高度な文明は生物の枠に収まらず、人工知能という形の超知性として存在しているだろう』との事です。

 

3つの根拠

錚々たる肩書を持つシュナイダー教授、勿論根拠も無く面白半分にこの説を主張しているわけではありません。彼女の言う3つの根拠は以下の通りです。

 

1.地球外文明は我々のそれより古い

シュナイダー博士のみでなくSETI(地球外知的生命探査)の支持者たちの調査では、異星人文明は地球の文明よりもかなり古いものである可能性が高いと結論付けられることが多いのです。

彼ら曰く様々な証拠を総合すると、地球外知的生命体の年齢は最古のもので数十億歳、より詳しく言うと17億年から80億年の歴史がある事が推定されるというのです。

それほど古い文明があるのならば、当然その多くは地球人よりもはるかに知的である可能性が高いのは自明です。シュナイダー教授曰く『人類は銀河の赤ちゃんに過ぎない』との事です。

 

2.進化は加速度的に

2つ目の根拠として彼女が挙げているのは、ある程度のレベルに到達した社会の進化は非常に高速であるという点です。霊長類誕生から600万年の歴史で考えてみましょう。

電波通信技術が初めて開発されたのは120年前、人類が宇宙進出してからは50年しか経っていないにも関わらず、現代では幾つもの電波衛星が宇宙を浮遊しスマホやPCを利用した高度通信技術があふれています。

シュナイダー教授によると、社会が宇宙に到達できるだけの技術レベルに達すれば、生体からAIへのパラダイムシフトはたった数百年で完了するだろうという事です。

この事からもしも地球外文明がより古いものだとすれば、彼らの次元はより高い段階にある事はほぼ確定しているのです。

 

3.情報処理能力の強化

生命永遠のテーマである不老不死。もしも異星人の文明レベルが我々の比でないとすれば、彼らは炭素ベースの身体を捨て、ケイ素(シリコン)ベースのそれに乗り換えているのではないかというのが教授の予想です。

というのも、情報処理の媒体としてはシリコンが脳よりも優れているとされるからです。神経細胞の最大速度は凡そ200Hzですが、現在のマイクロプロセッサですらその100万倍速いのです。

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この世界は仮想世界なのか? 

上述したほどの超知的異星人が存在するとすると『もしや我々は仮想世界で彼ら(AI)に管理されている生命体なのでは…』という映画さながらの、いわゆる「シミュレーション仮説」が頭をよぎる方も多いでしょう。

そちらについても考えてみましょう。 

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シミュレーションである可能性は50% 

コロンビア大学の天文学者デビッド・キッピング博士はこのシミュレーション仮設がどれだけ現実的か「ベイズ推定」という確率的推論を用いて考察しています。 

ベイズ推定とは先ず「データ収集前に予測されるある出来事が発生する確率(事前確率)」を仮定し、「それが様々な条件の下で発生する確率(事後確率)」を求める推論法です。 

博士はシミュレーションが行われない世界(物理仮説)と、物理世界とシミュレーションによる仮想世界が同時に存在する世界(シミュレーション仮説)の2種類に分け、「無差別性の原則」に従い量仮説に事前確率を与えています。つまり、それぞれが存在する確率は50%:50%の確率であると仮定したのです。 

 

生産現実か非生産現実か 

ここで更にシミュレーション世界が生成される可能性のある「生産現実」と、これが行われない「非生産現実」についてですが、もし上記の物理仮説が正しければ簡単で『この世界が現実である確率は100%』となります。 

しかしもしシミュレーション仮説が正しかったとしても、殆どのシミュレーション世界は非生産現実であると考えられています。 

というのも、シミュレーション世界が更にその中でシミュレーション世界を作り出してしまうと、意識的な存在が暮らす現実を構築するだけの演算能力が足りなくなってしまうのだとか?

つまりマトリョーシカ的にシミュレーション世界が続いていく事はほぼあり得ないという事ですね。 

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現実世界である可能性の方がほんの少し高いが… 

こうした考察をベイズ推定に当てはめると、前述の「物理世界である確率:シミュレーション世界である確率=ほぼ50%:50%」「しかし、ほんの少しだけ物理世界である確率が高い」となります。 

ただ私たちの技術レベルが進化を続け、シミュレーション世界を作り出すことができる様になれば上記した物理仮説(この世界ではシミュレーションが行われないという前提)が覆されるため、この確率も当然覆ります。

そうなると、確率的には私たちはほぼ間違いなく仮想世界の住人となってしまうのだとか。 

ただしオックスフォード大学の哲学者ニック・ボストロム博士はScientific American誌で、大筋では上記の説に同意しつつも『分析冒頭の無差別性の原則(50%:50%)を適用することが妥当かどうか、はなはだ怪しいでしょう』と述べています。

 

結局仮想世界を見破る方法はあるのか?

学者同士でも意見が対立するこの問題、推論以外で何とかこの世界が仮想世界かどうか見破る方法について考察しているのがカリフォルニア工科大学のコンピューター数学者であるフーマン・オワディ氏です。 

彼は「もしシミュレーションを実施するコンピューターに無限の演算性能があるのならば、この世の真実を見抜く術はない」としつつも「しかしもしそうでないのなら、それは演算リソースの限界が突破口になるだろう」と主張しています。 

 

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この世界は連続的か非連続的か 

メリーランド大学カレッジパーク校の物理学者ゾフレ・ダバディ教授はオワディ氏の考えにインスピレーションを受けた人物の一人です。 

彼女曰く、もしもこの世界をシミュレーションしているコンピューターの演算能力が人類のそれと同様で有限ならば、リソース節約のために時空を非連続的なものと仮定している可能性が高いとし、その痕跡が高エネルギーを持つ宇宙線に見られるかもしれないと主張しています。 

今の所こうした痕跡は観測されておらずまた仮に観測されたとしても、物理世界であってもそうした特性がないとは言い切れない為、シミュレーション仮設の正しさを確実に証明する事にはならないという点にも留意が必要なのだとか。

 

いかがでしたか?
古くは荘子の『胡蝶の夢』やプラトンの『洞窟の比喩』でも説かれている「この世が現実世界ではなかったら」という疑問に、其々の分野から真摯にアプローチしている科学者がこんなにいらっしゃるのは素敵ですね。人類史上最も大きなロマンの一つ。解明して欲しいような、謎は謎のままであって欲しい様な…複雑な気持ちです。
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