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地球上から消えるかもしれない野生生物 ~18種の絶滅危惧種~

地球上から消えるかもしれない野生生物 ~18種の絶滅危惧種~科学
地球上から消えるかもしれない野生生物 ~18種の絶滅危惧種~

 

現在、地球上では約211万種の野生生物の存在が確認されています。

その内、128,918種の野生生物について、国際自然保護連合が絶滅危機の度合いを査定していて、2020年12月の時点の「レッドリスト」には、絶滅危惧種として全体の約28%、35,765種以上の野生生物が記載されています。

生物分類群ごとに割合を見ると、哺乳類は約22%、鳥類は約13%、両生類は約33%が絶滅危惧種に認定されています。今回は、絶滅の危機に瀕している野生生物18種を紹介します。

 

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ズキンアザラシ

ズキンアザラシは、北大西洋の中央部と西部にのみ生息しています。オスは、頭部に特徴的な鼻の袋があり、これを膨らませることで威嚇や求愛行動をするようです。

20世紀初頭から幼体の毛皮を加工したり脂肪を燃料として利用したり、オスの生殖器を滋養強壮薬として利用したりするために乱獲されてきました。

 

キノボリカンガルー

その名前の通り木の上で暮らすカンガルーの仲間で、オーストラリアのクイーンズランド州やニューギニアの熱帯雨林に生息しています。

森林伐採による生息地の破壊と原住民による狩猟によって、その生息数は以前の1%程度にまで減少しました。

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ヒゲワシ

ヒゲワシは、ヒマラヤ山脈やヨーロッパやアジアの山岳地帯に生息しています。子供や家畜を襲うと誤解され、駆除の対象となったことから生息数が激減しました。

世界自然保護基金は、野生のヒゲワシの生息数を約1万羽と推定しています。

 

メキシコサンショウウオ

「ウーパールーパー」という通称で有名なメキシコサンショウウオは、メキシコの首都メキシコシティ内のソチミルコ湖などに生息しています。

しかし、メキシコシティの都市開発や観光開発による生息地の破壊、埋め立て、水質汚染などによって生息数は激減、2013年に実施した調査では野生のメキシコサンショウウオを発見できませんでした。

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サイガ

サイガは別名オオハナレイヨウあるいはオオハナカモシカとも言い、ジュンガル盆地やユーラシア大陸の草原に生息しています。長く太い鼻が特徴で、口を覆うように伸び、顔の大半を占めているように見えます。

開発による生息地の破壊の他、食用や毛皮目的、あるいは角を漢方薬として利用する目的のために乱獲、密猟され、中国からは姿を消しました。現在では数千頭ほどしか生息していないと言われています。

 

ホライモリ

ホライモリは、中央ヨーロッパや南東ヨーロッパの洞窟に生息している完全水棲両生類で、洞穴生物として唯一の脊椎動物です。

洞穴内という完全な暗闇の中での生活に適応するため、眼は発達しませんが、鋭敏な聴覚と嗅覚を持っています。

特定の洞穴環境に適応したことから、環境の変化には極端に脆弱で、水質汚染による生息数の減少に加え、採集家による違法な捕獲によって絶滅の危機に瀕しています。

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キンシコウ

キンシコウは、中国中央部および南西部の温暖な山岳地帯、標高1500~3400m付近の森林などに生息している霊長類です。

農地開発や観光開発による生息地の破壊に加えて、毛皮目的、肉や骨を漢方薬として利用する目的による密猟で生息数は減少しています。

 

インドガビアル

インドガビアルはインド亜大陸の固有種でしたが、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、ミャンマーでは絶滅したとされ、現在ではインド、ネパールのみに生息しているとされています。

体長は4mから6mにもなり、口吻が細長いのが特徴です。

食用や皮革目的の乱獲、生息地である河川域の汚染、漁業の混獲、漁網を破壊する害獣としての駆除などによって生息数が激減し、世界に生息するインドガビアルの総数は235匹以下になっています。

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テングザル

テングザルはボルネオ島の固有種で、大きな腹と長く伸びた鼻が特徴です。農地開拓のための森林伐採などによる生息地の破壊や食用、薬用目的の乱獲によって、生息数は半分にまで激減しました。

 

カワゴンドウ

カワゴンドウは、東南アジアの河川の河口や沿岸地域に生息する海棲哺乳類です。油脂採集を目的とした乱獲や、刺し網や地引き網、爆薬を使用した漁による混獲などにより生息数は激減しています。

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ヤシガニ

ヤシガニは、陸上で生活する節足動物の中では世界最大種で、インド洋や西太平洋の熱帯域の島嶼の他、日本では沖縄、宮古、八重山の各島に生息しています。

東南アジアや太平洋の島民文化において 高級食材や回春薬として珍重され、食用目的の乱獲や生息地の破壊、交通事故などによって生息数は減少しています。

 

フクロウオウム

フクロウオウムはニュージーランド固有の夜行性オウムで、世界で唯一の「飛べないオウム」です。

飛べない上に危機に直面するとうずくまる習性を持っていたことから、肉や羽を必要とするマオリ族にとって、格好の獲物として乱獲されました。

その後、ヨーロッパからの移民が耕作や放牧のために土地を開発した上、ネコやイタチ、クマネズミなどの捕食者を持ち込んだため、多くの地域で絶滅しました。

現在、生存する全てのフクロウオウムは捕食者のいない島で保護されています。

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ジュゴン

ジュゴンは、インド洋から西太平洋、紅海にかけて分布する海棲哺乳類です。数千年前から肉や皮、骨、油を食用や薬用、装飾品などに使用するために狩猟の対象とされ、生息数は減少しています。

 

ホートン・プレーンズ・ホソロリス

ホートン・プレーンズ・ホソロリスはスリランカに生息している小型霊長類です。

1937年に初めて記載されて以来4度しか目撃されておらず、1939年から2002年の間は目撃報告が皆無で絶滅したと懸念されていました。

2002年に再び目撃され、2009年に初めてカメラにその姿が捉えられました。現在では100匹ほど生息していると推測されています。

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グーティ・サファイア・オーナメンタル

グーティ・サファイア・オーナメンタルは、インドのアーンドラ・プラーデシュ州グーティで発見された、サファイアブルーに輝くタランチュラの一種です。

森林伐採などによる生息地の破壊の他、タランチュラ愛好家からの人気が高く、乱獲による絶滅も懸念されています。

 

マーコール

マーコールはアフガニスタン北東部、インド北部、パキスタンの中部や北部、タジキスタン南部とウズベキスタン南部など、ヒマラヤ山脈からその西側に連なるカシミール地方を中心に点在的に分布しています。

コルクの栓抜きのような特徴的な形をした角を持ち、角目的の乱獲などにより生息数が激減し、現在の成体は2500頭以下と推測されています。

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クアッカワラビー

クアッカワラビーはオーストラリア南西部に生息する有袋類です。

開発などによる生息地の破壊に加えて、性格が穏やかで警戒心が薄いことから人間が持ち込んだネコやイヌ、アカギツネに捕食されることも多く、生息数が減少しています。

 

オカピ

オカピは、コンゴ民主共和国の中部および北東部に生息する、キリン科の偶蹄類です。かつてはウガンダにも生息していましたが絶滅しました。

森林伐採や宅地開発による生息地の破壊に加えて、毛皮や肉を目的とした密猟によって生息数が減少していますが、コンゴ民主共和国内には武装勢力が存在し、保護活動は難航しています。

 

いかがでしたか?
世界には、今回紹介した18種以外にも絶滅の危機に瀕している野生生物が多く存在します。原因は、開発による生息地の破壊、環境汚染、人間が持ち込んだ外来生物の影響、密猟などの乱獲に加えて、近年は地球温暖化による生息環境の変化や消失も深刻になっています。これらの野生生物を絶滅の危機から救うためには、生息地のある国や地域が保護を目的とした法律を作り、ルールや手立てを講じる必要があります。また、地球温暖化という大規模な課題に対しては、国際的協調を取りまとめる必要もあるでしょう。私たち一人一人が、こうした問題に真摯に向き合って、初めて問題解決の一歩が踏み出せるのではないでしょうか?
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