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地球の内核に新たな層が存在 ~これまでの科学を覆す研究結果~

地球の内核に新たな層が存在 ~これまでの科学を覆す研究結果~科学
地球の内核に新たな層が存在 ~これまでの科学を覆す研究結果~

 

地球の内側は、内核、外核、マントル、地殻から構築されているといわれています。内核が地球の内側の最も中心部にあたる部分で、地殻は地球の1番外側の層であると認識されています。

ところが、オーストラリア国立大学所属の物理学者は、内核にはもう1つの層が存在するかもしれないとのコメントをのこしました。今回は、地球の内核ともう1つの層についてご紹介いたします。

 

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地球の内側の構造と歴史

およそ45億年ほど前に誕生した地球の姿形は、どろどろに融解した岩の塊であるも同然でした。しかし、だんだん外側の部分から冷却され固まってゆき、地殻が形づくられました。

それから、地殻の内側の部分にも複数の層ができあがりました。これが地球の内側です。日本地質学会は、このような地球の内側の構造を卵に見立てて解説しています。

 

卵のような地球の内側

地球の内部構造の1番外側である地殻は、卵の殻の部分にあたります。地殻の下は上部マントルと下部マントルというそれぞれ2層のマントルが存在しています。

マントルは卵で表すと卵白の部分にあたり、溶解した玄武岩や花崗岩から成っています。マントルの下は、外核と内核になります。外核と内核は地球の核の部分で、卵の卵黄にあたります。

核の成分は金属鉄であり、外核は液体の状態を保っています。内核は外核とは異なり、およそ5000℃の固体の鉄からできています。

そのサイズは月よりも極小で、地球の総体積の約1パーセントほどであると考えられています。

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内部構造の解明

地球の内側の構造の解明には、地震波が使われています。地表の付近で地震が起こった際の振動を震源から一定の距離が保たれている位置から計測することによって、地球の内部がどんな物質で構成されているのか予測します。

しかし、地震波を使った計測だけでは大まかなことしか分かりません。

そこで、火山の噴火や地殻の変動の影響で地球の内側から地表に現れた岩石や、宇宙を漂う惑星から降ってきた隕石を調査したり、地球の内側の高圧で高温な環境を人為的につくりだして検証を行ったりしています。

その結果、地球の内側は地殻、マントル、外核、内核の4つの層から成り立っていることが判明したのです。

 

内核の奥深くに潜むもう1つの層

しかし、近年、地球の内側には地殻、マントル、外核、内核以外のもう1つの層があるかもしれないといわれています。

このことは、数十年ほど前から予想されていたことではあるものの、はっきりとした根拠がありませんでした。

そこで、研究者たちは特異な検索アルゴリズムを用いながら、何千にもおよぶ内核に関連するモデルと国際地震センターにある地震波の情報を照らし合わせるという検証を実施しました。

地震波は違う構造の物質を伝達するとき、自身の持つ性質が変わります。

検証を行ったところ、内核の地下5800キロメートルの付近で、内核の主成分である固体の鉄の性質が変わったと思われる根拠となるものが発見されました。

このことは、地球の一番内側の層であると考えられていた内核のさらに最深部に、もう1つの層が存在するかもしれないことを表しています。

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当たり前を覆す科学

今回の研究のリーダーであり、論文の著者でもあるオーストラリア国立大学地球科学研究科のジョアン・スティーブンソン氏は「これはとても興味深い事案です。

これまでの教科書には、地球の内側は地殻、マントル、外核、内核からできているということが当たり前のように記載されていましたが、これからはそれは当たり前ではなくなって、地球の内側は地殻、マントル、外核、内核のほか、まだ名前もつけられていないもう1つの層が加わるかもしれません」と発言しています。

私たちが当たり前と認識してきたものは、新たな科学によって覆される可能性が大いにあります。今回行われた研究も、その可能性の1つであるといえるでしょう。

 

いかがでしたか?
地球の内核ともう1つの層についてご紹介しました。地球の内核にはもう1つの層があるかもしれないとは、驚きです。近い将来、この理論が事実であることが確認されたのであれば、これまでの科学を覆すことになるかもしれません。
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