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重力に捕らえられた 小惑星 ~2つ目のトロヤ群小惑星の発見~

重力に捕らえられた 小惑星 ~2つ目のトロヤ群小惑星の発見~科学
重力に捕らえられた 小惑星 ~2つ目のトロヤ群小惑星の発見~

 

人類は、大昔から試行錯誤を繰り返し、長い年月をかけて自分たちの生活を豊かにし、知的好奇心を持って、周囲の真実を明らかにするための研究を重ねてきました。

研究の成果を踏まえて、さらなる研究を行って、また新たな成果を出すというサイクルを人類は持っています。

そうして私たちは研究や調査に応用する技術を日々進歩させているため、人類は何千年と研究を続けていますが、未だに新たな発見が尽きることはありません。

最近の新発見の中から今回ご紹介するのは、地球のトロヤ群小惑星に関してですが、これまでにたった1つしか発見されておらず、2020年にようやく2つ目のトロヤ群になる可能性が高い候補となっている天体が発見されました。

 

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トロヤ群とは

トロヤ群候補の紹介より先に「トロヤ群」について、ご説明いたします。宇宙の数ある天体の中でも、惑星と太陽の引力がある小さな天体の求心力と釣り合いがとれて、一定の位置に留まっている天体があります。

このように、天体が動かずに一定の位置に留まらせられるような領域のことを、「ラグランジュ点」といいます。現時点でその領域は5つ確認されています。

ラグランジュ点の領域に入れば、宇宙船はそこに留まることができるので、ラグランジュ点の調査は今後の宇宙調査においても大変役に立ちます。

そして、そのラグランジュ点の中でもL4・L5付近に位置する小惑星のことを、トロヤ群といいます。いくつか存在しているトロヤ群ですが「木星のトロヤ群」が特に多く、9000以上の小惑星が確認されています。

しかし、地球に関しては、これまででまだ1つのトロヤ群しか確認されていませんでした。

 

1つ目のトロヤ群

地球のトロヤ群の1つ目として発見されたのが「2010TK7」です。L4の近くを漂(ただよ)っており、2010年に広域赤外線探査衛星によって発見されました。これが唯一の地球のトロヤ群とされていました。

2010TK7はまだ安定しているとはいえず、今から1800年ほど前から地球のトロヤ群になったとされており、これから1万5000年後には今のL4からL5に移動するのではないかと予測されています。

そのような状況が10年続いたのですが、なんと2020年末に、新たなトロヤ群候補が発見されたのです。

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2つ目のトロヤ群

2020年の年末に発見された「2020XL5」という小惑星が、地球の新たなトロヤ群候補として注目されています。

ただ、この小惑星も長期的にその場にとどまり続ける可能性は低いのではないかと、シミュレーションの結果考えられています。

西暦にして4500年頃から6000年にかけてL4からL3に飛び出していき、やがてその一部がL5で秤動(ひょうどう)すると予測されます。

あくまでシミュレーションの結果ですが、シミュレーションのようになる可能性は十分にあるでしょう。

 

今後の研究

これまでにも宇宙の調査は行われてきましたが、トロヤ群に関しては、2010年に発見されて以降、10年以上新たな発見はされてきませんでした。

そしてようやく、今回ご紹介したように2020XL5が2つ目のトロヤ群の有力候補として発見されましたが、今後の研究が発展することによって、さらなるトロヤ群が見つかるかもしれません。

木星のように数千個も見つかることは難しくても、2010TK7と同程度の大きさのものであれば、数百個単位での発見は十分にありえます。

いかがでしたか?
今回ご紹介した研究では、2つ目のトロヤ群が発見されていましたが、今後技術が進歩することや、より多くの計画が実行されることにより、さらなるトロヤ群が発見されることとなるでしょう。
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