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2027年 宇宙の旅の実現可能性 ~着々と進行する運用計画~

2027年 宇宙の旅の実現可能性 ~着々と進行する運用計画~科学
2027年 宇宙の旅の実現可能性 ~着々と進行する運用計画~

1959年に、アメリカの「アポロ11号」が月面着陸に成功して以来、多くの人にとって「宇宙旅行」は夢の一つとして語られてきました。

現実的には、特別な訓練を受けた宇宙飛行士だけに許された「宇宙旅行」という体験でしたが「アポロ11号」の偉業から50年以上が経過し、いよいよ宇宙という領域に人類が自由に出かけられる時代が訪れようとしています。

今回は「商業宇宙旅行」の実現可能性と、夢の実現に向けて進行している計画について、紹介します。

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「国際宇宙ステーション」の商業利用が可能に

アメリカ航空宇宙局(NASA)は2019年、早ければ2020年にも「国際宇宙ステーション」への「商業宇宙旅行」を認める方針を発表しました。

これまでも民間の組織や団体への利用は許可されていましたが、あくまでも「研究目的での利用」に限定されたもので、今回の「商業利用」を容認するのは初めてのこととなります。

NASAが「商業利用」を容認する理由としては、より多くの民間利用を促すことで 収益の拡大を図り、その収益で「国際宇宙ステーション」の運用費用を賄うことで、今後の「有人月面着陸計画」などの宇宙開発計画に注力したいと考えているそうです。

「国際宇宙ステーション」への旅行費用① 宿泊費

まず、今回NASAが発表した「商業宇宙旅行」とは「民間宇宙飛行士ミッション」のことで、NASAでは、年に2回12人程度が参加する、1回あたりの滞在期間が30日間の「民間宇宙飛行士ミッション」を実施する予定だそうです。

そして気になるのが「国際宇宙ステーション」への旅行費用だと思いますが、実際どのくらいの金額が必要となるのでしょうか?

「国際宇宙ステーション」に滞在している間、まず必要となるのが生命維持装置やトイレで、その価格は1人あたり1日120万円だそうです。

これに、酸素や食料、医薬品、運動器具などの補給品が1日240万円。さらに電気代などの諸経費を合わせると、1人1泊に約380万円程度が必要になる計算です。

決して安い金額ではありませんが、世界には1泊数百万という超高級ホテルもあることを考えれば、無謀な価格というわけでもありません。

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「国際宇宙ステーション」への旅行費用② 往復運賃

宿泊費は1泊約380万円でしたが、では「国際宇宙ステーション」への往復の運賃はいくらぐらいになるのでしょうか?

実際「国際宇宙ステーション」との往復には、アメリカの宇宙企業「スペースX」や航空機大手ボーイング社などが それぞれ開発、保有する宇宙船を使用するそうですが、その運賃は約62億円にもなるそうです。

「国際宇宙ステーション」での民間事業活動を許可

さらにNASAは「国際宇宙ステーション」での商業目的の製造」、マーケティング活動、医療研究などの民間事業活動を許可するとも発表しています。

ただ、あくまでも「許可」であるため、NASAの計画との関連性や、実際に無重力環境を必要とする研究であることなど、一定の条件を満たす必要があります。

ちなみに「国際宇宙ステーション」まで貨物を送る送料は、1キログラムあたり約32万円で、送った物資を「国際宇宙ステーション」で廃棄するには、廃棄料が同じく約32万円必要となります。

もし持ち込んだ荷物を地球に持ち帰る必要があるなら、送料は1キログラムあたり約64万円となり、輸送の際に電力や生命維持装置などが必要であれば、さらに追加料金を支払うことになります。

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低軌道での商業活動

NASAは「国際宇宙ステーション」が寿命を迎える前に、低軌道での商業活動を促進するために利用してもらい、新しい低軌道居住環境の開発につなげ、民間の「宇宙ステーション」への置換を考えているようです。

実際「国際宇宙ステーション」のノード2モジュール「ハーモニー」に、民間企業向けのドッキングポートを建設中で、2017年には、ノード3「トランクウィリティ」に、民間エアロックのドッキングを貨物利用限定で認めています。

「宇宙ホテル」の建設開始

宇宙旅行時代の幕開けを見据え、2025年に世界初の宇宙ホテル「ボイジャー・ステーション」の建設が着工されるそうですが、まずは「国際宇宙ステーション」に似た小型の試作物の建造から始めるそうです。

さらに、低軌道上では「構造トラス組み立てロボット」(通称:STAR)というロボットを使用して組み立てるそうですが、このロボットも本番前に まず試作機「DSTAR」を作成し、事前に地上で試験を行うそうです。

ちなみに試作機「DSTAR」は、直径90メートルの骨組み部分を90分で完成させる能力があるそうです。

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車輪型の宇宙ホテル

「ボイジャー・ステーション」を建設するのは「オービタル・アセンブリー社」で、宇宙ステーションと呼ぶのにふさわしい雰囲気もまとっています。

この「ボイジャー・ステーション」は車輪型をしていて、全体を回転させることで遠心力による月面レベルの人工重力を発生させることが可能だそうです。

ボイジャー・ステーション」は、直径が約200メートルあり、一番外側には24基のモジュールを装着し、最大400人が宿泊できるそうです。

さらに、空気や水を生成するモジュールなどの 生命維持系の設備も設置する予定だといいます。

豪華客船のような設備

公開されているモジュール内部のイメージ図は、まるで一流ホテルのように豪華で、宇宙空間を眺めることができる展望ラウンジはもちろん、レストランやバー、スパ、ジム、図書館、映画館、ライブ会場など、長期滞在を楽しむための施設が完備されています。

ちなみに「ボイジャー・ステーション」は、わずか90分で地球を1周するそうです。

さらに、このモジュールの一部は、民間企業や政府機関などに販売・賃貸される可能性もあり、低重力環境下で研究活動を行う研究者が滞在したり、火星に向かう宇宙飛行士の訓練施設として使用したりするのかもしれません。

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コスト削減で宇宙旅行が実現

これまで宇宙に物資を送るのに必要な費用は、1キログラムあたり平均80万円以上かかっていました。

しかし、アメリカの宇宙企業「スペースX」が開発した再利用可能なロケット「ファルコン9」や「スターシップ」などの登場によって、こうした物資輸送関連のコスト削減が進んでいるといいます。

具体的には「スペースX」が開発した2段式の商業用打ち上げロケット「ファルコン9」を使用することで1キログラム当たり20万円にまで低下しました。さらに「スペースX」が開発している「スターシップ」の運用によって、1キログラム当たり数万円にまで下がると見込まれているそうです。

こうした輸送コストの大幅な削減によって「国際宇宙ステーション」の商業利用が現実的になったとも言えるでしょう。

いかがでしたか?
世界中の多くの人々が夢に描いていた「宇宙旅行」ですが、ようやく気軽に楽しめる時代となるようです。オービタル・アセンブリー社を設立したゲートウェイ財団の創立者ジョン・ブリンカウ氏は「次の産業革命になる」と語っています。世界初となる「商業宇宙ステーション」は、早ければわずか6年後の2027年に運営が可能であるとも言われています。ちなみに、2021年4月21日にオービタル・アセンブリー社の株式が、個人投資家向けに1株0.25ドルという販売価格で開始されるそうですから、同社の株式を購入することで、宇宙への人類の新たなる一歩を応援するというのはいかがでしょうか?
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