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球状星団に関する新発見 ~これまでの予想とは大違いの姿~

球状星団に関する新発見 ~これまでの予想とは大違いの姿~科学
球状星団に関する新発見 ~これまでの予想とは大違いの姿~

 

「太陽は地球を中心に回っている」これは15世紀までに広まっていた考えで、私たち人間が住む地球が中心となって、太陽が回っていると信じて疑わない人がほとんどだったのです。

しかし、それに対して「地球は太陽を中心に回っている」という考えを持つ人は、少数ながら存在していました。

コペルニクスが地動説を唱えたことは有名で、彼以外にも唱えている人はいたのですが、多くの人々がそれらを信じられずにいました。

しかし、太陽の周りを回っていることの根拠が出てくると地動説を信じる人が増えていったのです。

このような「これまでの知識が全く違うものだった」という衝撃的な場面に遭遇できることは、現代のように技術が発達し、多くの研究があらゆる分野でされている状況では大変レアです。

しかし、今回「球状星団」に関する研究によって、これまでの知識が大きく覆される事態が起こっているのです。今回は、その驚きを世界に与えた新発見についてご紹介します。

 

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これまでの「球状星団」

球状星団に関しての調査は、これまでにも進められていました。そもそも球状星団とは、非常に高密度の恒星系をさす言葉で、大量の星が密集した状態なので大変明るく見えます。

球状星団に関する考察として、これまでは球状星団の中心に「中間質量ブラックホール」というものがあって、それによって複数の星が集められているとされていたのです。

実際に観測されたことはなかったのですが「中間質量ブラックホールを中心に星が集まっている可能性が比較的高い」とされていました。

しかし、2021年2月11日に発表された新たな調査結果が、世界に驚きを与えているのです。

 

「球状星団」の新発見

今回発表された調査によると、星団の星の動きから、球状星団の中にあるのは1つの大きな「中間質量ブラックホール」ではなく、複数の小さなブラックホールであるということが考えられるのです。

まだはっきりと確定できるような観測ができたわけではありませんが、以前からあった「中間質量ブラックホール」を中心に星が集まっているという説では、説明がとても難しいと思わせるようなデータが出てきました。

新たな発見がされた「鍵」ともなったのが、今回の調査対象として選ばれていた「NGC6397」です。「NGC6397」が一体どういうものなのか、どうして今回ご紹介しているような新発見ができたのかという事をご説明します。

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鍵となったNGC6397

今回の調査の対象となったのは「NGC6397」と呼ばれる球状星団ですが、比較的地球に近い場所に位置し、大変長い歴史を持っています。

元々考えられていたように中心に中間質量ブラックホールがあるはずという予測のもと、今回の調査は行われていました。しかし、見つかったのは大きなブラックホールではなく、小さいブラックホールの群れだったのです。

その考察に至った経緯ですが、研究チームが得たデータが、中心に中間質量ブラックホールなどの大きな1つのブラックホールがあるというのでは説明ができないものでした。

星団の中心だけでなく広範囲に、見えない余分な質量があることがわかり、この見えない質量が、直接観測できないブラックホールである可能性が高いということなのです。

元々予測していた結果とは大きく異なるものではありましたが、小さいブラックホールらしきものが存在しているという仮定でないと説明できないようなデータが出てきたために、新しい説が誕生することとなりました。

 

いかがでしたか?
今回の発見は、これまでの知識を大きく変えることになりました。そのため今回の調査結果は注目を集めており、今後はこれを活かしてさらなる調査が進められることが期待されます。
参考 : NASA, ESA, など
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