世界には星の数ほどの「謎」が潜んでいます。
「あれ」の謎がハッキリしたと思えば、別の謎が浮かび上がることもあります。
「有力な説」が、新たな真実によって覆る可能性さえあります。
今回は、そんな「謎」の中から10個の興味深いものを ご紹介していきます。
なお、『いまだに解明できない世界の謎』は、シリーズでお送りしています。
他の動画は、再生リストでもまとめていますので、そちらも重ねてご覧ください!
ヒトが睡眠をとる理由
なぜヒトは熊の「冬眠」などとは異なり、毎日何時間も眠るのでしょうか。
それについては、「ヒトは本能的には常に活動し続けたいと思っているからではないか」という説があります。
まず、「冬眠」は「エネルギーをできるだけ使わないようにして、厳しい時期を生き抜くための手段」です。
しかしヒトの「睡眠」は「できるだけ連続的に活動するための手段」でしかありません。
また、ヒトの「睡眠」には「学習したことを脳に刻みこむ役割」もあるとされています。
つまりは、「眠ることで、起床中に脳が獲得した情報を整理する」ということなのです。
「聞いたことがある話だ」と感じた人が多いでしょうが、実は「眠らないとヒトの脳は情報を整理できない」という証拠はまだ見つかっていません。
余談ですが、アフリカゾウの1日の平均睡眠時間をご存知でしょうか。
実は2時間前後であるとされています。
なぜこれほど短いのかというと、「大きな身体をキープするために食料を摂取し続ける必要があるから」であるとされています。
もしも、アフリカゾウ達が今よりも効率のいい栄養の摂取方法を見つけたのであれば、彼らの睡眠時間はもっと長くなるかもしれません。
ダークマターが目視できない理由
「ダークマターが宇宙の約4分の1を構成する」とされています。
ですが、今のところ人間は、電子・陽子・中性子とその他諸々の物質しか存在を確認できていません。
ただ、近頃は「ダークマターの姿を捉えるための研究」も行われており、「重量波を検出するマシン」によってそれが果たされるのではないかと言われています。
どの場所に第9惑星が存在しているのか
正体不明の天体群が「地球を基準に考えた場合の、海王星の奥」において、太陽を公転しています。
これは、「現在の技術においてこのように動くはずと計算される軌道」を少し外れています。
これに関して「太陽系の九番目の惑星の影響で、このような軌道を描いているのではないか」と専門家のコンスタンティン氏は予想しているようです。
ただし「天体群に影響を及ぼすレベル」のエネルギーを有するためには、地球よりもビッグサイズでなければなりません。
それにもかかわらず、まだ「どの場所に位置するのか」を掴むことができていないのです。
ちなみに、「第九惑星存在説」が登場したのは平成26年のことですから、まだ十分な研究は行われていないと言えます。
そのため、この先色々と見えてくることもあるかもしれません。
ただし、コンスタンティン氏は「世界一の観測システムを使っても認識できるかどうか分からないほどに、第九惑星の明度は低いと思われます」とも述べています。
そのため、どう頑張っても文字通り「見えない」可能性もあるのではないかとされています。
頭部が音でチリチリする理由「ASMR」
「特定の音を聴くと、毛髪が微妙に揺れるような感覚がする」という人は少なくないと思います。
それどころか「なんとなく頭皮を揉まれているような気がする」と感じる人さえいます。
そして、こういった感覚のことを指して「ASMR」と呼びます。
ここ最近、YouTubeなどで「ASMR動画」が流行していますので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。
近年、生物薬学のプロフェッショナルであるクレイグ氏は、ASMRの研究を専門に行う機関を立ち上げました。
ちなみに、今のところ「ASMRが分かるヒトと分からないヒトでは、身体の性質が異なる」という事が判明しています。
しかし、クレイグ氏は「そういった差が生じる理由までは判明しないような気がします」と述べています。
地球の中心(コア)の実態
「地球の中心(核、コア)にはどのような物質が存在しているのか」という事はまだ明らかになっていません。
1940年~1950年くらいまでは「ニッケルと鉄で構成されるのではないか?」と見られていました(隕石の成分構成を根拠に予想したそうです)。
しかし、1950~1960年くらいに行われた観測で、その説が誤りであることが証明されました。
「本当にニッケルと鉄なのであれば、地球の中心はもっと重いはずである」というのが、「ニッケル&鉄説」を誤りだとする根拠です。その後、現代に至るまで有力な説は登場していません。
酸素の発生源
およそ24億年前に「シアノバクテリア」と呼ばれる微生物が誕生して、酸素を生み出してくれたと見られています。
しかし、この微生物の影響で形成される「石」や「岩」をチェックしてみたところ、「およそ5.41億年前までは、地球上の酸素濃度は安定していなかった」という事実が見えました。
そのため、「実はシアノバクテリア以外にも酸素を生み出した『何か』がいたのではないか」と言われるようになりました。
また「そもそもシアノバクテリアには酸素を発生させる能力はなかったのでは?」という説も登場しています。
地球空洞説
「地球の内部は空洞であり、そこにヒトではない生命体がいたり、独立した国家があったりするのではないか」という噂があります。
実は、この噂にナチスのヒトラーが興味を持ち、本当に地球の内部にたどり着こうと尽力していたと見られています。
チベットには「シャンバラ」という伝説の地があったと言われており、そにチベットにヒトラーは軍隊を派遣し続けていました。
これによってナチスが何を知ったのかは分かっていませんが、かなりのコストを費やしたのではないかと見られています。

月面のカギ十字
宇宙探査機によって平成26年に撮られた「月の裏」の写真に「カギ十字」が刻まれていたことがあります。「カギ十字」はナチスドイツの象徴と言えるマークです。
ナチスの上層部は、戦争で敗北してから散り散りになったとされていますが、このカギ十字の写真を根拠に「月に逃げた人間もいるのでは?」という都市伝説が生まれました。
実際、宇宙に関する研究にもナチスは力を入れていましたので、全く根拠がないというわけではありません。
そして、戦争を終えてすぐに月にたどり着き、新たに国を形成したのではないかという説が存在します。
ただし、NASAは「『カギ十字があった』というデータそのものが誤りである」と述べています。
しかし、ナチスは南極に行ってカギ十字を刻んだ経歴もあります。
そのため、「やはり月の裏側にはナチスの国が存在するのだ」と予想しているオカルトファンも少なくありません。
古代の勾玉
古墳時代の遺跡にて「勾玉」の存在が確認されています。
勾玉は主に日本の神事などで利用されていました。
そして、西暦600年前後に製造されたと予想される勾玉も発見されています。
勾玉は「翡翠」に穴を作って、そこに紐を入れることで完成します。
ですが、その頃にはまだ、硬度の高い翡翠に穴を作るためのマシンや道具が存在していなかったはずです。
この「勾玉の穴の作り方」はいまだに謎のままです。


ピラミッド・アイ・タブレット
「眼」と「三角形」を混ぜたようなマークである「万物を見通す目(プロビデンスの目)」というものがあります。
エジプトにおいてこの「万物を見通す目」が誕生したとされているのですが、具体的に言うと「ホルス神」というエジプト神話の最高神の目が造形のベースとなっています。
そのため、エジプト神話をモチーフにしたような現代の創作物などでも、この「万物を見通す目」らしきものが登場することがあります。
さて、ピラミッドのようなフォルムの石の存在がエクアドルで確認されていますが、「オリオン座」のような模様がその底部にあります。
「創造主の息子が到来する」とサンスクリット語で刻まれており、UVを照射することで目が輝くと見られています。
ただし、今はある個人が保有していますので、研究を進めることができない状態にあるそうです。


現在の科学をもってしても、未だに解明されていない謎は まだまだ あります。科学技術が発達した今日でも、解明できない謎や不思議にロマンを感じてしまうのは、人間のあくなき探究心が そう感じさせているのではないでしょうか?この世には まだまだロマンが溢れています!
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