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突如消えてしまった星の謎 ~超新星爆発が発生しない恒星とは?~

突如消えてしまった星の謎 ~超新星爆発が発生しない恒星とは?~科学
突如消えてしまった星の謎 ~超新星爆発が発生しない恒星とは?~

 

宇宙空間で輝きを放っていた星が、突如消えてしまう。。 そのような現象は起こりうるのでしょうか?

アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジに所属しているアンドリュー・アラン氏は、研究対象にしていた巨大な恒星がなくなっていることに気づきました。

今回は、突如消えてしまった星の謎についてご紹介いたします。

 

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突如消えてしまった高光度青色変光星

アンドリュー・アラン氏は、地球との距離が7500していました。その星は太陽の250万倍もの輝きを放っており、寿命がすぐそこに迫っている恒星です。

2019年、アンドリュー・アラン氏を筆頭とする研究者たちは、ヨーロッパ南天天文台にある望遠鏡VLTから研究対象の星を観察しようとしました。しかし、肝心の研究対象の星はどこにも見当たらなかったのです。

 

超新星爆発が発生しない恒星

研究対象となっていた星は、太陽よりもかなり大きいサイズの星であるといわれていました。本来であれば、太陽より巨大な星は寿命が来ると超新星爆発を起こして一生を終えます

爆発のあとは放射線やイオン化ガスなどが残留するため、その星がどこに存在していたかある程度分かるようになっています。

また、密度の高い核の部分が壊れ、それが中性子星やブラックホールへと変貌することもあります。

しかし、不思議なことに、アンドリュー・アラン氏が研究対象としていたその星は、超新星爆発が発生せず、イオン化ガスや放射線といった残留物が残っていることもありませんでした。

アンドリュー・アラン氏は、「寿命が近い星が、超新星爆発を発生させることなく一生を終えていくのははじめてだ」と語っています。

アウトバースト現象が星の輝きを増やしていた

アンドリュー・アラン氏を筆頭とする研究者たちは、超新星爆発を発生させず消えてしまった星の謎について知るために、2002年から2009年までの観測結果をもとに、研究対象の星の調査を実施しました。

その結果、2002年から2009年までの間に、異様なスピードで多量の恒星物質を射出していたことが明らかになりました。

これは、年齢を重ねた高光度青色変光星は、アウトバースト現象という星が異様な明るさにな現象によるものだそうです。

研究対象の星のアウトバースト現象は、2011年以降には観測できませんでしたが、これだけでは星が残留物を残すことなく突如消えてしまった原因は分かりません。

 

仮説その1 宇宙の塵とアウトバースト現象の終焉が原因

アンドリュー・アラン氏を筆頭とした研究者たちは、あくまで推測ですが、星が突如消えてしまった原因として、2つの可能性を考え出しました。

1つめは、アウトバースト現象が終焉を迎えたために星が明るさを保てなくなり、さらに厚みのある宇宙の塵に包まれることによって星が見えなくなったのではないか、そしてそれが星が突如消えてしまったように見えたのではないかというものです。

もしも、この仮説が合っていたならば、時間が経過するか、もしくは宇宙の塵がなくなるか、暗い星を観測するために必要なテクノロジーを手に入れることができるかすれば、研究対象の星も観測可能になるかもしれません。

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仮説その2 超新星爆発を発生させずにブラックホールへと変化した

2つめは、アウトバースト現象が終焉を迎えることもなく、超新星爆発が発生することもなく星の核となっていた部分が崩れ落ち、それがブラックホールへと変化したのではないかというものです。

もしも、星がブラックホールへと変化したのであれば、質量は太陽の85〜120倍ほどであるといわれているようです。

いかがでしたか?
突如消えてしまった星の謎についてご紹介しました。アラン・アンドリュー氏を筆頭とした研究チームは、このように、星が超新星爆発を発生することなく寿命を迎えることは、なかなかなく、非常に珍しい現象であるとのコメントを残しています。研究者たちは、仮設を導き出すことはできましたが、どのようなプロセスを経てそうなるのかはまだ分からないとのことですので、これからの研究に期待ですね。 

参考 : eso.org, など

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