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地球とブラックホールの距離は近い? ~いて座A*とは~ 

地球とブラックホールの距離は近い? ~いて座A*とは~ 科学
地球とブラックホールの距離は近い? ~いて座A*とは~ 

 

とある研究により、地球想定していたよりも異なるところに存在していたことが明らかになりました。

天の川図式化したマップが最新のテクノロジーによってつくられましたが、それを分析した結果、太陽系銀河の中心部接近した場所にあることが分かったといわれています。

今回は、地球といて座A*という巨大なブラックホールとの距離についてご紹介したいと思います。

 

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天の川の中心部に位置するブラックホール

天の川の中心部分には、いて座A*と呼ばれる巨大な質量を持つブラックホールが存在しており、あらゆる物質を吸収しています。

光さえも吸い込んでしまうブラックホールですが、地球がいて座A*に近づいているわけではないため、地球が吸い込まれてしまう可能性は少ないといわれています。

一つだけいえるのは、天の川の中でブラックホールと地球がどのあたりに存在しているかが詳しく分かるようになったということです。

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天文学と天体の距離

宇宙を次元化して、それを図式で表すことはそれほど難しくはありません。しかし、宇宙を三次元化してそれを図式で表すことはかなり難しいといわれています。

なぜなら、天体同士の距離を誤差なく調べることが困難であるためです。実は、天文学という分野において、天体同士の距離の調査は欠かせません。

天体同士の距離を調べることによって、その天体が放つ光の明度を認識するきっかけになるからです。具体的な例としては、以前、超新星爆発の予兆が騒がれていたオリオン座のベテルギウスという恒星があります。

ベテルギウスは、研究者らが想定していたよりも地球に近い場所に存在していたことが分かったのです。

研究者らは、ベテルギウスの星は明るく、かなりの大きさがあるのではないかと考えていましたが、実際はそれほど明るくも大きくもありませんでした。

 

こぎつね座CK星と地球との距離

ベテルギウスとは反対に、これまで地球との距離が近いと思われていましたが、実際はかなり遠くに存在していたことが判明した星もあります。

それは、こぎつね座のCK星というおよそ350年ほど前に爆発を起こした星です。

これらベテルギウスやこぎつね座CK星のように、正しい距離を測ることができなかった場合調査する際の前提まで覆ってしまうため、間違った捉え方をしてしまうことも多く存在しています。

 

VERAプロジェクトとは?

今回新しく作成された天の川のマップは、日本の国立天文台によって進行されたVERAプロジェクトの研究の結果によるものです。

VERAプロジェクトは、正確な天体の位置関係が分かる三次元マップをつくることを目標に進められました。

東京都小笠原村父島にある小笠原局、鹿児島県薩摩川内市入来町にある入来局、岩手県奥州市水沢区にある水沢局、沖縄県石垣市にある石垣島局に口径20メートルにもおよぶ電波望遠鏡を設置することで、2300キロ級のアンテナとほぼ同等レベルの高度な観測ができるようになったのです。

これにより、年間を通した研究が可能になりまた、地球が公転することで起こる年周視差から、従来の100倍にもおよぶ正確さで天体の動いている様子や天体同士の距離などを調査することができるようになりました。

 

銀河の中心までどのくらいの距離があるのか?

1985年、地球と銀河の中心まで2万7700光年もの距離があることが判明しました。しかし、VERAプロジェクトが再度計測した結果、地球と銀河の中心までの距離は2万5800光年ほどであることが分かりました。

さらに、太陽系が公転するスピードは、これまで秒速220キロほどではないかと考えられていましたが、VERAプロジェクトが調査した結果秒速227キロほどであること明らかになりました。

 

いかがでしたか?
地球といて座A*という巨大な質量を持つブラックホールについてご紹介しました。より正確な位置関係が分かるようになったVERAプロジェクトの研究の凄さは賞賛に値するでしょう。確かにVERAプロジェクトが調査した数値はほんの僅かな誤差ですが、その誤差は今後天文学において重要な役割を担ってくれるかもしれません。
参考 : 日本国立天文台, など
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