アメリカ合衆国のオハイオ州デイトンに位置するライト・パターソン空軍基地には、とある噂が存在しています。その噂というものは、かの有名なエリア51に負けず劣らずの陰謀論であるといわれています。
今回は、ライト・パターソン空軍基地とハンガー18の秘密についてご紹介していきたいと思います。
ハンガー18にしまわれた宇宙人
ライト・パターソン空軍基地に潜む噂とは、ハンガー18と呼ばれている18番格納庫の中にあるブルールームという場所に、未確認飛行物体の欠片や宇宙人の亡骸がしまわれているのではないかというものです。
ブルールームという場所はセキュリティが非常に頑丈で、限られた人のみが出入りできるそうです。
ライト・パターソン空軍基地に潜む陰謀論の始まり
ライト・パターソン空軍基地にこのような噂が流れるようになったのは、1947年にニューメキシコ州のロズウェル付近の砂漠で起こったロズウェル事件がきっかけでした。
事件直後のロズウェル陸軍飛行場の人々は空飛ぶ円盤の実態について調べ、調査結果を捜査本部に渡したそうです。
ロズウェル事件の空飛ぶ円盤の正体とは?
ロズウェル陸軍飛行場の人々が空飛ぶ円盤の調査結果を渡した捜査本部であるといわれているテキサス州フォートワースの空軍基地は、空飛ぶ円盤の正体は気象を測定し記録するための気球であると発表しました。
しかし実際は空飛ぶ円盤の正体は、気象を測定し記録するための気球ではなく、ソ連の核研究施設を見張るための装置であったことが明らかになりました。軍はその装置の動作が正常であるかどうかチェックしていたのです。
ロズウェル事件とライト・パターソン空軍基地
未確認飛行物体について研究している人々は、ロズウェル事件の未確認飛行物体の欠片どれかがライト・パターソン空軍基地に運ばれているのではないかと考えました。
過去に陸軍のパイロットを務めていたオリバー・ヘンダーソン氏は、ミニサイズの宇宙人と未確認飛行物体の欠片を乗せた輸送機が、ロズウェル陸軍飛行場からライト・パターソン空軍基地へと運ばれてきたことを自身のパートナーに告白しています。
宇宙人の目撃談
さらに、第二次世界大戦のエースパイロットと呼ばれていたマリオンブラックマックマグルーダー氏の子孫は、自身の父がライト・パターソン空軍基地で動いて移動している宇宙人を目撃したことを語ってくれたそうです。
また、軍は宇宙人を利用した実験を行っており、父はそのことを残念がっていたと話しています。
侵入不可のブルールーム
1964年、共和党の大統領候補として知られていたバリー・ゴールドウォーター上院議員は、ライト・パターソン空軍基地に存在するハンガー18やそのほかの宇宙人や未確認飛行物体について異常なほどの興味を示していました。
そのため、バリー・ゴールドウォーター上院議員はハンガー18の中のブルールームに忍び込み、秘密を知ろうとしましたが、カーティス・ルメイ将軍がストップを出したことによって侵入作戦は失敗に終わってしまいました。
ハンガー18の中にしまわれた2つの空飛ぶ円盤
フロリダ州タンパの地方新聞紙の記事では、未確認飛行物体について研究しているSF作家ロバート・スペンサー・カー氏がライト・パターソン空軍基地のハンガー18の中には、詳細不明の2つの空飛ぶ円盤がしまわれていると語っています。
ロバート・スペンサー・カー氏は、軍の上位層のみが持っているデータの存在を知っているようでした。また、とある軍人は、ライト・パターソン空軍基地のハンガー18内で検死中の宇宙人を目撃したそうです。
もしかしたら、ロズウェル事件の空飛ぶ円盤はライト・パターソン空軍基地のハンガー18の中にしまわれているのかもしれません。
ライト・パターソン空軍基地とハンガー18の秘密についてご紹介しました。軍はハンガー18の秘密について、ハンガー18は存在せず、宇宙人の亡骸や未確認飛行物体の欠片をしまっているという事実もないと述べています。何が真実なのか、誰が本当のことを語っているのかは分かりませんが、ハンガー18の秘密についてこれからも注目していくべきでしょう。
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