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宇宙の研究で明かされた事実とは ~太陽系に関する10の新発見~

宇宙の研究で明かされた事実とは ~太陽系に関する10の新発見~ 科学
宇宙の研究で明かされた事実とは ~太陽系に関する10の新発見~

 

地球が属している太陽系では、現在30機程の探査機が情報を集めています。年々様々な情報が集められる事で、既存の理論の正しさが裏付けられたり、逆にその誤りが指摘されたりしているのです。

そこで今回は、近年 明かされた太陽系の新事実のうち、特に注目すべきものをご紹介します。

 

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地球周辺に1万5000個の巨大隕石がある

2005年、NASAは2020年までに大型の地球近傍天体の90%を特定するというプロジェクトを開始しました。

直径015m級の天体については90%が特定されましたが、140m級のものについては 25%程しか特定されていません。そんな中、2016年に1万5000番目の地球近傍天体が見つかったのです。

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木星と土星が地球に彗星を投げ付けている

1994年、シューメーカー・レヴィ第彗星が木星に衝突したのです。木星には巨大な重力がある事から、地球に危険物が飛んでくる前にそれを引き付けてくれると考えられてきました。

しかし実際は逆だったのです。木星と土星は、内太陽系や地球の軌道に向かって宇宙ゴミや彗星を投げ付けている事が、NASAのシミュレーションで明らかになったのです。

彗星が地球に飛んできた事は、かえって朗報といえるかもしれません。遠い昔地球に飛び込んできた彗星は、生命の誕生に欠かせない揮発性物質を運んできてくれた可能性があるからです。

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水星に巨大グランドキャニオンがある

水星の火山活動は、30億年前から40億年前に終わっているとされています。火山活動の終了に伴い水星は冷えて収縮し、歪み始めたのです。その過程ででき上がったのが”グレートバレー”です。

この谷の幅は約400km、長さは約965kmあります。そして 深さはおよそ3kmで、これはグランドキャニオンの2倍以上といえるのです。

 

土星の輪は比較的新しい

土星の輪の起源や存在期間については、17世紀以降、様々な仮説が唱えられてきました。一説では、土星はかつて今よりも多くの衛星を携えており、そのいくつかが衝突し合った時に発生した破片が、現在の輪と62個の衛星になったとされています。土星の衛星の1つエンケラドスは、土星の重力の影響で間欠泉を噴き上げるのですが、その様子を観察する事で、土星の引力の相対的な強さが測定されてきました。

全ての衛星がより大きな軌道に投げ出されつつある点を併せて分析すると、衛星の衝突が起きた時期を推測する事ができます。結果、衛星の衝突時期は土星が形成された40億年前までさかのぼる事はありませんでした。

イアペトゥスとタイタン以外の土星の主要衛星は、白亜紀に形成されたとみられています。

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プラスチックが海王星と天王星の核を覆っていた

海王星と天王星は主に酸素、水素、炭素で構成されています。核は岩石で構成されており、その周りには有機プラスチックやエキゾチックポリマー、結晶炭酸、オルト炭酸があると推測されているのです。

そんな中 研究者は、「水が岩石と反応して、有機的プロセスが発生するかもしれない」と期待しています。しかし プラスチックなどが核を覆っているのならば、その期待は裏切られてしまうのではないでしょうか?

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冥王星に液体の水が存在する

冥王星には水が存在する可能性があります。ひび割れがある点や、巨大なクレーター「スプートニク平原」の分析からわかったのは、厚さ300kmの氷の下に、深さ100kmの液体の海が隠されているという事です。

海の塩分濃度は30%で、これは死海に近い濃度です。もし冥王星の海が凍り始めているならば、この惑星は収縮しているはずですが、実際は膨張傾向にあります。

そのため冥王星の核には、熱源となる十分な放射線が残されているのでしょう。研究者は、分厚い氷の殻が断熱材となり、惑星内のアンモニアが不凍液として機能していると分析します。

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星での新発見

欧州宇宙機関の探査機ロゼッタは、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を2年間周回し、様々な計測を行ったほか、着陸機フィラエを着陸させました。

12年間に渡ったこのミッションでは様々な発見がありました。主な発見は、生命の基本的構成要素であるアミノ酸、グリシンが彗星から検出された事です。

太陽系初期に宇宙空間でアミノ酸が作られた事は以前から予測されていたのですが、実際に発見されたのはこれが初めてでした。更にロゼッタは、60種類の分子を発見します。

そのうち34個は、これまで彗星では見つからなかったものです。また、彗星と地球の水の構造が異なる事も判明しました。これにより、地球の水が彗星由来であるという説が揺らいだのです。

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地球は月から力を得ている

地球は磁場に覆われており、この磁場が荷電粒子や放射線から守ってくれています。もし磁場がなければ、地上には現在の1000倍もの放射線が宇宙から降り注ぐでしょう。そうなれば電子機器は焼けてしまいます。

さて、この磁場があるのは、地球の中心で溶鉄が回転しているためです。そして最近まで、それが回転している理由は不明でした。溶鉄はいずれ冷め、回転も止まってしまうと思われていたのです。

しかし 過去43億年で下がった温度はたった300℃であり、溶鉄は変わらず熱い状態です。また 新しい学説では、月が周回すると地球の核である溶鉄に1兆ワットの力が加わり、回転が促されるといわれています。

この発見により、月は地球にとってこれまで考えられてきた以上に重要な存在だと認識されました。

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太陽の磁極の変化

地球では、20万年周期から30万年周期でS極とN極が入れ替わっているのです。一方 太陽では、約11年という周期で電場の極性が変化しています。

これは 黒点や太陽活動の周期とも一致するのです。そして 奇妙な事に、こうした磁極の変化が起きる時期は、金星、地球、木星が整列した状態になるのです。

専門家は この現象について、「惑星の重力が合わさる事で、潮汐(ちょうせき効果のように太陽のプラズマに影響する事が要因になっている」と分析します。

金星は居住可能な惑星だった?

金星の表面の温度は 鉛すら溶ける460℃で、雲は硫酸でできています。そんな環境であるにもかかわらず、一時は生命が暮らせる惑星だった可能性があるのです。

この惑星には 40億年以上前、海が存在しており、少なくとも20億年は水が存在したと考えられているのです。しかし、太陽風が金星の水を全て奪ってしまいました。

そして 金星の大気は、地球の5倍も強力な電場を作り出します。これは 金星にある酸素と水素を、大気の上部へ押し上げるぐらい強力です。こうして追いやられた酸素と水素は、太陽風で吹き飛ばされてしまいました。

なお、金星の電場が強力である理由は はっきりしておらず、一説ではこの惑星が太陽に近い所に位置する事と関係があるとされています。

 

いかがでしたか?
最近は太陽系外の新たな惑星の発見が話題になる事が多いですが、太陽系の中においてもまだまだ発見があるようです。人類は現在、太陽系の惑星やそれらの衛星をテラフォーミングし、自分たちが住める環境に仕立てようとしています。しかし 新たな発見が今後も続きそうなので、今把握している太陽系の情報だけでテラフォーミング計画を練るのは、まだ早かもしれません。
参考 : listverse, など

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