火星の地表の様子は、NASAの最新の探査車によって次々と明らかになっており、現在は火星への有人飛行プロジェクトが進んでいます。
そんな中、かつてNATO軍司令部に所属していた男性の発言に注目が集まっています。彼によれば、火星には「空港」や都市が存在するというのです。今回はこの衝撃的な発言の詳細に迫ります。
火星の地表に惑星間空港がある
アメリカの陸軍に在籍していたボブ・ディーン氏は、火星に空港があると発言したのです。
1970年代からUFO情報公開活動に関わっている彼は、2009年、スペインで開かれた講演会「宇宙外交会議」で、「火星に空港がある」と断言しました。
ディーン氏は大型スクリーンに映された写真を指し「これは火星探査機『マリナー9号』が撮影した“空港”の写真だ」と述べたのです。
パーキング、管制塔、メインターミナルの3つのエリアに分かれているこの空港は、離陸を容易にする手段として火星の自転を利用できるよう、火星の赤道上に建てられたというのです。
そのため、この施設は火星内空港でなく惑星間空港と呼ぶべきだと彼は主張しました。また彼は「この空港が現在も使われているかどうかはわからない」と述べています。
そしてディーン氏はこの惑星間空港に加え、ソ連の火星探査衛星「フォボス2」によって撮影された、火星の地表に存在する都市の写真も提示しました。
その都市の規模はシカゴと同じぐらいであり、地面の中には地下都市があると明かしたのです。ディーン氏はこのステージで、火星に文明がある事を主張したかったのでしょう。
それに加え、人類は多くの地球外文明社会とすでに接触しており、現在も人類は宇宙と交流している事を示したのです。
地球外生命体を知る事は、人類の起源と未来を探求する事である
ディーン氏は、最高機密情報「アセスメント」を目にしたと明かしています。これは彼がNATO軍司令部に在籍していた、1964年の事でした。
アセスメントとは、地球上でのUFOの活動情報について収めたファイルです。1976年に陸軍を退いた後、ディーン氏は政府機関「危機管理局」で、14年もの間 危機管理責任者を務めました。
その間にUFO研究家としての活動も始め、UFOや地球外文明の事を世に広めるための組織を創設したのです。
ディーン氏が軍人時代に見たアセスメントに基づく軍の研究によれば、加えて彼自身の見解によれば、UFOに乗っている地球外生命体は、人類に敵意を抱いていないとの事です。
一方で彼らは、様々な考えを持って地球上に現れ、人間を監視し調査しているといいます。
ディーン氏は「地球外生命体について知る事は、人類の起源と未来を追い求める事に繋がる」と信じ、20年もの間地球外文明の研究を続けました。
その甲斐あって異星人との会話ができるようになり、彼らの宇宙船に乗せてもらったという経験について、テレビ番組などで明かしています。
しかし、火星にある空港や地下都市などの詳細は、残念ながらディーン氏にとっても不明なのです。その一方、NASAの探査車がこれらの施設を発見する日はそう遠くはないのかもしれません。
火星にアメリカの海兵隊員が派遣されていた?
アメリカによる時空移動プロジェクト「ペガサス計画」をご存知でしょうか?
これは、CIA(中央情報局)とDARPA(国防高等研究計画局)を中心に進められている極秘計画であり、内容はタイムトラベル技術を応用し、月や火星へのテレポートを図るというものです。
火星にはペガサス計画を遂行するための秘密基地があり、また実験要員として、若かりし日のオバマ元大統領が選ばれた事があると言われています。彼は2度もテレポートを体験しました。
さて、このペガサス計画においてオバマ青年に課せられたのは、親善大使という名の交渉人を引き受けるという任務です。火星における領土の主権を人類に握らせるよう要求する事が、彼の任務の1つだったとされます。
そして、このペガサス計画を裏付ける内部告発者もいます。キャプテン・ケイという元海兵隊員が、自分は17年間、火星の軍事基地に配属されていたと明かしたのです。
この事は2014年、イギリスのメディアが報じました。
火星防衛隊に配属された海兵隊員
ケイ氏は、自分の火星での任務はアメリカから課せられたものではなく「地球防衛軍」という多国間組織での任務だったと語ります。この地球防衛軍には、アメリカ以外にも複数の国から軍人が集められていました。
ケイ氏はアメリカ海兵隊に入った後「スペシャル・セクション」と呼ばれる隠れた部署から、地球防衛軍での職務に推薦されたといいます。彼は地球防衛軍の宇宙戦艦に3年程乗っていました。
戦艦は長さ約48m、幅約137mのV字型の機体であり、7階から8階建てで1000人以上収容できる構造だったといいます。
さて火星でケイ氏に与えられたミッションは、5つの地球人民間コロニーを火星の生命体から守る事でした。火星の主なコロニーは、クレーターの中に構築されていました。
また火星の表面には呼吸ができる程度の酸素があり、気温も時間帯によっては程良く暖かかったとケイ氏は証言しています。
多数の戦闘員が火星生物との戦闘で死亡
ケイ氏の証言の中で特に注目すべき内容は、彼が火星生物との戦闘を経験したというエピソードです。
かつて、火星生物は人間をむやみに攻撃する事はせず、火星防衛隊や地球人のコロニーが彼らの土地を侵さない限り、火星生物と人間の関係は安定していたようです。
しかし、ケイ氏が火星で過ごした17年の間に、両者は戦争をする事になってしまいました。火星防衛隊が、火星生物が聖地とみなしていた洞窟で、彼らのあがめる遺物を持ち去ろうとした事がきっかけです。
紛争によって、約1000人もの地球人が死亡しました。生き残ったのは30人弱です。さて、個人が宇宙空間に滞在した期間の最長記録は、ロシアの宇宙飛行士ワレリー・ポリャコフによる437.7日です。
また国家プロジェクト単位ならば、宇宙ステーション・ミールでロシア(ソ連)が達成した3664日という記録が挙げられます。
この記録は、1989年9月のソユーズ (TM-8)の打ち上げから、1999年8月の帰還までの約10年間を指します。ケイ氏の主張が事実なら、これらの公式記録を大幅に塗り替える事になるのです。
それ以上に注目すべき事は、人類は過去に地球外生命体との間で戦争を起こしていたという点です。またケイ氏は現在、自身の火星での経験を裏付けてくれる文書を探し求めています。
人類史上初といえる宇宙戦争の勃発が、事実として証明される日は来るのでしょうか?
人類が火星で過ごすには、科学技術の進歩がまだまだ必要だとされてきました。具体的には放射線対策や、人体に必要な酸素や水の抽出技術の開発です。ディーン氏やケイ氏の話が本当であるのなら、それらの技術の課題はとうの昔にクリアされていたという事になります。また、火星で長期間過ごしたディーン氏らはどのような設備の整った場所におり、どのようにして食べ物を調達していたのでしょう?そういった生活面の情報も今後出てくるかもしれません。
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