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火星と月に広がる地下世界 ~そこが未来の宇宙基地に?~

火星と月に広がる地下世界 ~そこが未来の宇宙基地に?~ 科学
火星と月に広がる地下世界 ~そこが未来の宇宙基地に?~

 

地下空間、いわゆる洞窟のような場所に行ったことがある方は少なくないでしょう。

涼しく過ごしやすい場所で、現在では観光地化しているような鍾乳洞などもありますが、地下空間というと、ミステリアスな部分もあり、魅力的です。

しかし、地球以外にも地下空間があることはご存知ですか?今回ご紹介するのは、月と火星の地下空間についてです。その空間が、未来の宇宙基地になるのでは?と、今世界中から注目を集めています。

地表に宇宙基地をつくるとは違ったメリットが多くあるため、地下空間の宇宙基地化に尽力している段階です。まずは、どのような地下空間が月や火星にあるのかをご紹介したいと思います。

 

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月や火星の地下空間

地球にも多くの洞窟、鍾乳洞がありますが、そこに足を踏み入れてもとても広く、そう遠くまでは見渡すことが出来ません。しかし、月や火星の地下空間の大きさは、地球のものとはレベルが全く違います。

どれほどのサイズ感なのかをご説明するために、地球上にある有名な建物と比較してみましょう。火星にある巨大洞窟の中には、アメリカの超高層ビルであるエンパイア・ステート・ビルディングがすっぽりと入ります。

エンパイア・ステート・ビルディングの最上階は102階に及ぶほどのビッグサイズです。また、月にある巨大洞窟の中には、世界一高いドバイのブルジュ・ハリファが入ってしまいます。

ブルジュ・ハリファというと、階数にして163階まであり、最頂部の高さは829.8mにも及びます。

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巨大な地下空間

月や火星の地下空間のサイズを調べるために、調査には天窓が用いられました。天窓というのは、地下空間の天井にあいている穴から光が差し込む場所であり、その配置を分析することで地下空間の容積を割り出したのです。

かなり広い空間だということが判明したため、研究者らはその空間を利用できないかと考えるようになりました。その案の1つが、宇宙基地にするという案です。

地下であるため、地表と比べると寒暖差が小さく、太陽放射線の影響などが軽減できると考え、宇宙基地にしようと思ったのです。それ以外の理由としては、洞窟内に燃料になり得る物質があることなどが挙げられます。

「それならばすぐにでも開発を進めよう」と勢いにのりたいところですが、地下空間を宇宙基地にするとなると、いくつかの課題を無視することはできません。

立ちはだかる課題その1

1つ目の課題は、人が生活できる環境を整えて、維持することの困難さです。

先程もお伝えしように、月や火星の地下空間は天窓が多い故に、地下空間を酸素で満たして人が生活する環境を整えることは大変難しいと、現段階では考えられています。

また、内部の地形が不規則すぎるということも、生活できる環境にするにあたっては大きな障壁になっています。

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立ちはだかる課題その2

もう1つの課題は、地下空間そのものの経年劣化です。この話は特に火星においての話ですが、火星の地下空間は既に崩壊寸前のボロボロな状態の部分があります。

一方で、月の方の地下空間は比較的丈夫であり、そちらの空間をより優先的に開発を進めた方がいいのではという意見が出ています。

月にしても火星にしても、現段階では地下空間を十分に観察するための機器はありませんが、今後本格的に宇宙基地をつくることを想定すれば、先に月の地下空間について調べた方がいいのかもしれません。

 

いかがでしたか?
まだまだ解明すべきことはたくさんありますし、乗り越えなければならない課題もたくさん残っています。今後の宇宙開発のためにも、地下空間の宇宙基地化が進むことが重要なのかもしれません。今後の技術開発に期待ですね。
参考 :  Live Science, Tech Explorist,など

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