UFOの目撃や宇宙人による誘拐事件に関する体験談は世界各地で数多く報告されていますが、そのような体験をしたと話す人のほとんどは、その奇妙な体験から無傷のまま生還しています。
しかし一部では、正体のわからない未知の存在と接触した後、不可解な死を遂げた人たちもいるそうです。今回は、実際に死者が出ている宇宙人との恐ろしい遭遇事例を見ていきましょう。
共鳴する心臓発作
南米、リオデジャネイロで、飛ばした凧の行方を追って草むらに入った男の子が、偶然 男性2名の遺体を発見したという事例があります。
2名の男性は雨合羽を着て草むらに倒れていて、顔の近くには鉛で作られたマスクが落ちていたといいます。地元警察の捜査によって、2名の死因は心臓発作だと推定されました。
しかし、同時刻に2名の男性が同じ場所で心臓発作を起こすとは考えにくく、苦しんだ形跡が一切ないのも不自然です。
このニュースが報道されると、死亡推定時刻である夕方頃の目撃証言が市民から集まってきました。彼らは口を揃えて「光を放つオレンジ色のUFOが現場の上空に浮かんでいた」と話しました。
鉛でできたマスクは、何かしらの強力な光から目を保護するためのものであり、2名は未知との遭遇によって命を落としたのだと考える人もいるようです。
不可解な失踪
とある男性が、朝早くに自宅を出発してペンシルバニア州に向かったときのことです。
彼はペンシルバニア州に土地を持っていて、狩りのシーズンの下見として、自分の土地ににどれくらいの鹿が生息しているかを確かめるつもりだったようです。
しかし、夜になっても彼は自宅に帰ってきません。彼の息子は心配になって父親を探しに出かけました。すると、土地の近くに停められた父親の車の上に、きちんと畳まれた洋服が置かれているのを見つけたそうです。
その後、2日間に渡る捜索の末、彼の遺体は草むらの中で発見されました。
彼が現場に到着したのと同時刻に銀色に輝く正体不明の円盤が空を飛んでいたという証言が、MUFON(ミューフォン、Mutual UFO Network)という組織に何件か寄せられています。
証言の中には、円盤から放たれたレーザーライトが、遺体と車が発見された現場に降り注いでいるというものもありました。
浮かび上がる謎の斑点
1960年代後半、コロンビア州でベルムデスという男性が、子どもの悲鳴が聞こえたので外に出てみると、発光する巨大なUFOが空を飛んでいるのを発見しました。瞬く間にそのUFOは丘の下に消えてしまいました。
ベルムデスはそれを追いかけましたが、すぐにぼんやりした様子で帰ってきました。彼によると、UFOの一部はガラス張りになっていて、その中に謎の生命体がいるのを見たそうです。
そのUFOはライトで照らすと、まばゆい光を放って離陸したといいます。その2日後、ベルムデスの体調は急激に悪化しました。
吐き気が止まらなくなり、皮膚には青い斑点が浮かび上がっていました。UFO騒動の1週間後、彼の死亡が確認されました。直接の死因は胃腸炎と診断されていますが、真相は謎のままです。
人間版キャトルミューティレーション
キャトルミューティレーションとは、内蔵や血液が抜き取られた動物の死体が見つかる怪奇現象のことです。人間がキャトルミューティレーションの被害にあったという事例もあります。
南米ブラジルの貯水池で、キャトルミューティレーションにあった牛のような状態の男性の遺体が発見されました。
発見されたときは死亡推定時刻からすでに丸2日が経過していましたが、遺体は全く腐敗していませんでした。血液が抜き取られて、一滴も残っていなかったからです。
男性の遺体からは、眼球や耳、舌などもなくなっていて、皮膚などの器官や、一部の組織も切り取られていていました。生殖器までも持ち去られていたそうです。
宇宙船チュパス
1980年代、ブラジルに謎の宇宙船が現れたことがありました。現地の人々はそれを恐れて「チュパス」と呼び、現地は混迷を極めていました。
チュパスの目撃証言は数多くありますが、証言者によってその内容は大きく異なります。チュパスは冷蔵庫のような直方体で、サーチライトを点灯させながら飛行していたという人もいます。
最も有力とされている証言は、チュパスに連れ去られて死亡したアベル=ボロという人物と行動を共にしていたアベルの友人、フェレイラが残したものです。
フェレイラの証言では、チュパスは円形の飛行物体で、夜の市街地を昼間のように明るく照らすほどの強力なライトを搭載していたといいます。
フェレイラは降下してきたチュパスに吸い込まれていくアベルを目の前にして、助けを呼びに行ったものの間に合わず、アベルは亡くなってしまいました。
アベルの遺体は血液が完全に抜き取られていて、皮膚は真っ白になっていたそうです。
死者7名を出したUFO襲撃事件
インドのラクナウという都市でUFO襲撃事件が起こり、7名の死者が出たと報じられました。正体不明の球体と、ディスク型のUFOが猛スピードで強烈な光線を放ちながら飛行していたそうです。
また、大きな虫のような形をしたUFOの目撃情報も報告されています。虫型UFOはあまりにも巨大だったため、80km離れた地点からも目視することができたといいます。
これらのUFOがラウナク上空に滞在していた数日の間に、7名の死亡が確認され、半径16km圏内で20名以上の行方不明者が出ました。
死者たちはいずれも感電に近い症状が見られますが、直接の死因はわかっておらず、行方不明者たちの消息も未だつかめていません。
ビームを放つUFO
ブラジルにある小さな村で、ホアオという人物がビームを放つUFOを目撃しました。彼が焦った様子で帰宅してきて、家族に伝えた話によると、事件の全貌は次のようです。
彼は魚釣りを終えて家に帰る道中、上空に謎の物体が浮遊していることに気が付きました。そちらを見上げると、その飛行物体はビームを放ってきたそうです。
突然のことだったので避け損ねた彼は、片足を撃たれてしまいました。家に帰ってきてから数時間後、彼の体調は急激に悪化して、寝込むほどになってしまいます。
徐々にビームを撃たれた足の様態が悪化していき、最終的には骨から筋肉や皮膚が剥がれ落ちてしまったそうです。彼は救急搬送されましたが、搬送先の病院で亡くなってしまいました。
死因は未だ特定できていません。彼がビームだと話していたものの正体は雷だったのではないかという主張もありますが、事件当日は晴天だったそうです。
アメリカ軍が、宇宙軍やUFO調査のためのチームを立ち上げたことで、UFOや宇宙人との接触、宇宙を視野に入れた安全保障などへの関心が高まっています。宇宙人は未だ意思疎通も取れていない未知の存在であり、今回ご紹介したような悲惨な事件も数多く報告されているので、宇宙人やUFOに対して恐ろしいイメージを持っている人も多いかもしれません。これから活発になっていく調査の中で、UFOの正体にどれほど迫ることができるか注目したいですね。
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