南アフリカではUFOや宇宙人の目撃情報が極めて多く、1970年代頃からどんどん増えてきています。それぞれの情報の信憑性こそまちまちですが、いずれも我々の興味をそそるものばかりです。
今回は、南アフリカのUFO目撃情報の中でもインパクトのある事例を、ご紹介します。
ロスミード小学校事件
1972年11月、夜のロスミードを運転していた小学校の校長は、校内のテニスコート上空に緑色の発光体がある事に気付きました。
校門に車を停め校内に入るとそこは不自然な程静かで、車のエンジンの音すら聞こえなかったのです。そして油が焼けたような臭いを感じ、それはテニスコートに近付くにつれ強まりました。
フェンスからコートを覗くと、アスファルトが焼けて割れていたのです。またアスファルトの地面には、奇妙な穴ができていました。
駆け付けた警官も何の穴か見当が付かない様子でしたが、彼らによればその晩、近隣住人からUFOを見たと通報があったというのです。
ミンダロー事件
1079年1月、ミンダローに住むミーガン一家の飼い犬が、深夜に外で激しく吠え出したのです。ミーガンがドアを開けると、犬は暗い道路へ飛び出していきました。
彼女が12歳の息子と共に犬を追うと、道路ではピンク色の光が見えたのです。光は、空から降りてくる乗り物を縁取っていました。着陸した乗り物からは6人の乗組員が降りてきて、周囲を調べ始めました。
うち2人がミーガンらに気付き、聞いた事もない言葉で挨拶してきたのです。彼女が恐怖から逃げ出そうとすると、6人はUFOに戻り出入口が閉まりました。それは数秒で遠くへ飛び去ったといいます。
サソルバーグのUFO
1993年11月のある夜、UFOがサソルバーグの方へ飛んでいくのが目撃されました。それは数秒間浮遊し、突如閃光を放ち消えたのです。
1分後に同じ物体が戻ってきましたが、丸みを帯びた形から細長い形に変形し、色も黄色だったものがオレンジや黒へと変わり、またもや元の形に戻ると上空に静止しました。
更に機体から青いビームが地上に照射され、物体は再び強い光を放ち消えました。2ヶ月後、同じUFOの痕跡とみられるものが現場付近で見つかったのです。
ロボットによる誘拐事件
1972年、ある女性が誘拐されました。ベッドで横になっていた彼女は、外でヘリコプターのような音がしているのを耳にし、その後つむじ風に包まれたような感覚に襲われたのです。
次の瞬間、彼女は知らない場所におり、数体のロボットのようなものに囲まれていました。彼らは実験をしている様子で、テレパシーで彼女に話しかけてきたといいます。
何の実験だったのかは不明ですが、彼女は痛みや恐怖を感じませんでした。そしてしばらくすると、自室に戻っていたのです。その後、ロボットは再び彼女の前に現れ、足に器具を残してあると告げてきたのです。
夫婦誘拐事件
1974年5月、マクノーマン夫妻は旅行の帰り、夜通し曲がりくねった道を運転していました。午前2時半頃、妻が背後の奇妙な光に気付いたのです。光は車に近付き、ついには追い付きました。
夫は、自分の車が時速145kmものスピードが出ている事に気付き、アクセルを緩めました。しかし、減速せず車は暴走状態にあったのです。
次の瞬間、目指していた南アフリカの国境が、目と鼻の先にある事に気付きました。国境で時計を見ると朝の8時半を過ぎていましたが、車内の時計と腕時計は7時半を指していたのです。
それまでの帰路の記憶も曖昧で、夫妻は曲がりくねった道を運転していたはずが、真っ直ぐな長い道路を走っていたと記憶していました。
更に不思議なのは、320kmを走ったにもかかわらず、車のガソリンが満タンだった点です。タイヤも新品のようでした。後日、夫はセラピーを受けて記憶を取り戻し、驚愕の事実に気付きます。
車の後ろに光が現れてすぐ、夫妻は車ごとUFOに吸い込まれていたのです。UFOの中で夫は何らかの検査を受け、近くには妻や他の人もいたのです。また彼は、車は宇宙人らによって修理されていた事も知りました。
三角形のUFO
1991年4月7日の夕方、プレトリアでUFOが目撃されました。また、この町の別の場所では4月8日、9日と連続してよく似たUFOが目撃されたのです。
奇妙なのは、前の年にベルギーでも類似した物体が目撃されている事です。プレトリアで目撃されたUFOは、ベルギーで見られたものと同じなのでしょうか?
レーダーにUFOの機影
南アフリカ共和国プレトリアで、1996年8月にも光る物体が目撃されました。第1発見者は警官で、彼は警察署の上空に「この世のものではない」と思える光が浮かんでいたと述べます。
ヘリコプターでの調査が試されましたが、ヘリが近付くと物体は動き出し、パイロットが追跡しようとするも追い付けませんでした。また燃料が切れた事もあり、調査は断念されたのです。
ハート型UFO
プレトリアでは2010年7月、2晩連続で空に発光体があるのが目撃されました。町から離れた場所でも浮遊する物体が目撃されています。
当局は事件の手がかりを得るため、空軍とヨハネスブルグ・プラネタリウムに問い合わせました。しかし、いずれもわからないとの回答を出しました。
ケープタウンの緑の光
2015年11月、ケープタウンで緑色の光が目撃されました。南アフリカ天文台は曖昧な表現で「光はスポーツスタジアムの照明機器によるもの」と説明しました。
しかしスタジアム側は、「そのような機器はない」と主張したのです。その後、同じような光が別の複数の地域で目撃されました。人々の中には、光の正体は別次元への入口だと推測する人もいます。
オレンジ色の光
2011年は南アフリカ全域でオレンジ色の光が目撃された年であり、ティールプアルトでは、空を高速で移動する光が20個目撃されました。
またクルーガーズドープやワーレントンでも、光の目撃情報があったのです。目撃情報は5月に集中していますが、光の正体は隕石群だという人もいます。
UFO研究者はその可能性を踏まえつつも、目撃された光には隕石と思えないものもあると主張します。
タバコを吸う男
ルースブームに住むドリスと娘は、ある8月の朝に川で水を汲んでいると、タバコを吸う身長3m程の男を見つけました。ドリスが彼を見つめていると、男の胸から光が出てきて、大量の煙が広がりました。
そして男の体は浮遊した後勢い良く飛び上がり、一瞬で消えたのです。ドリスらはその間、皮膚に電気ショックを受けたような感覚を覚えたと述べており、その原因は電子波動が関連する技術だと推測されています。
またこの地域では、他にも煙を上げる怪物を見たという情報があります。
UFO、宇宙人に関する騒動はアメリカで確認される事が多いですが、南アフリカでもUFOや宇宙人の目撃情報はいくつも確認されているのです。今回ご紹介した事例以外にも、南アフリカにはグーグルアースにUFOが映り込んだという事例や、宇宙人と接触し身ごもったという女性の事例が存在します。そして、2009年に公開されたエイリアン映画「第9地区」の舞台も南アフリカです。南アフリカはもはや、アメリカ以上のUFO聖地といえるでしょう。
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