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心霊現象はすべて科学で解明できる? ~心理学の効果と応用~

心霊現象はすべて科学で解明できる? ~心理学の効果と応用~ 科学
心霊現象はすべて科学で解明できる? ~心理学の効果と応用~

 

大半の人は、自分たちが住む世界は科学によってすべて合理的に説明がつくと考えています。幽霊やモンスター、ゾンビなどは架空のもので、この世界に出現するはずはありません。

しかし、これらが架空の存在であるならば、どうして多くの人が幽霊を見たことがあると語るのでしょうか。心理学の研究によると、それは人間の心の動きが大きな鍵を握っているようです。

今回は、よく知られている超常現象と、それらに関する心理学的な見方をご紹介します。

 

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こっくりさん

日本人にも馴染み深い心霊現象のひとつであるこっくりさん。友だちと試したことがある人も多いのではないでしょうか?

こっくりさんとは、何人かで硬貨の上に指を置くと、憑依した霊が硬貨を動かしてさまざまな質問に答えてくれるというものです。

この現象は、「観念運動」として説明できます。これは、無意識に身体を動かしてしまうという効果で、簡単な実験で試すことができます。

まずコインを糸にくくりつけ、それを目の前にまっすぐ垂らします。

そして、質問の答えが「はい」なら右回りに、答えが「いいえ」なら左回りにコインが回転すると自分に言い聞かせてから、自分で自分に何か質問をしてみましょう。

すると、不思議なことにコインの回転が、質問に答えてくれるようになります。実際に質問に答えているのはあなたの潜在意識であり、自分でも気がつかないうちに筋肉が運動して糸を動かしているのです。

コインは勝手に回転しているように見えますが、実際に動かしているのは人間の無意識なのです。これと同様の現象を複数人で起こすのが、こっくりさんのメカニズムです。

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降霊術

心理学の研究者たちが、降霊術の正体を解き明かすために8名の被験者を集めて実験を行いました。

被験者たちは、とある男の人生についてレクチャーを受けたあと、降霊術でその男の霊を召喚するように指示されます。

被験者たちは、会場を暗くしたり、歌を歌ったりしながら彼の霊を呼び出し、彼にいくつかの質問を投げかけました。

すると彼の霊がそれに反応したかのように、被験者たちが座っていた机が突然動き出したのです。机が動いて傾いただけでなく、会場の明かりが点灯と消灯を繰り返したり、奇妙な音が会場中に響き渡ったりしました。

被験者が質問をすると、彼の霊はすべてに的確に回答しました。これは死後の世界や幽霊が存在するという、疑いの余地がない証拠であるようにも思えますが、そうではありません。

これは心理学の実験です。本当はこのような男は存在しません。研究者たちが作り上げた、架空の人物だったのです。

被験者たちは、架空の人物に関する完全な作り話を、実在する人物の生涯だと信じ込んでいました。では、どうしてその男の霊を呼び出すことができたのでしょうか?

もちろん、実際に霊が降りてきたわけではありません。この現象も、「観念運動」として説明できます。

男の霊への質問に答えていたのは被験者自身であり、事前に研究者たちから聞かされていた情報を元に無意識に回答していたにすぎません。

他にも原因はいくつか考えられますが、大部分はこっくりさんと同じように、観念運動によるものです。被験者たちは無意識のうちに身体を動かして机を揺らしていました。

この実験は論文として認められ、他の研究者たちも同様の実験に成功しています。

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的中する占い

とあるフランスの研究者が「無料で星座占いができる」という広告を出稿しました。この広告は、生年月日を入力するだけで占いの結果が送られてくるという、典型的なサービスの形式を取っていました。

しかし実際には、星座占いとは全く関係のない曖昧な内容が、入力した生年月日に関わらず、応募者全員に全く同じ文面で送られて来るという心理学の実験でした。

占いの結果を受け取った人に満足度アンケートを実施したところ、実に90%以上の人が「内容に満足している」と回答しています。

どうして全く同じ内容の占い結果にほとんど全員が納得することができたのでしょうか?この現象は、「バーナム効果」として説明できます。

これは、抽象的で曖昧な、普遍的な事柄を述べられただけで、自分の内面を見透かされたように感じてしまうという心理効果です。同様の実験が、大学生をターゲットにして行われたこともあります。

その結果、広告を使ってランダムにターゲットを選んだときよりは低かったものの、実に85%の大学生が「内容に満足している」と回答したそうです。

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幽体離脱

幽体離脱は超常現象の中でもポピュラーで体験談の多い現象です。臨死体験をした人に特に多く見られます。魂が抜け出して、自分の肉体を見つめるというのは本当なのでしょうか?

ある研究者がこの疑問を解決するために、次のような実験を行いました。まず患者が病室で寝ている間に、患者の身体の近くにメッセージが書かれた紙を置いておきます。

そして患者が目を覚ますと、幽体離脱を体験したかどうか質問し、体験したという患者には身体の近くに置かれていた紙を見ることができたかどうか質問します。

その結果、幽体離脱をしたときに紙を見ることができたと答えた人は一人もいませんでした。このことから、幽体離脱という現象は実際に自分の肉体を視覚で観察できているわけではないとわかります。

しかし、幽体離脱をしたという体験談そのものが嘘であるわけではありません。幽体離脱を起こしやすい人の脳波を観察すると、活発に動いていたのは視覚に関連する部位ではなく、想像に関連する部位でした。

幽体離脱という現象は確かに実在します。しかし、超常現象ではなく、幻覚に近い脳の働きなのです。

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取り憑かれた建物

とある研究者が、「何者かが取り憑いている」という噂のある工場を訪れたときのことです。工場に入ると、彼は噂通り不気味な感触と悪寒を体験し、謎の人影が彼を見つめているのに気づいたといいます。

一般人なら恐怖を感じて逃げてしまいますが、彼は違いました。彼は研究者として、この謎の多い現象を解明したいと考えたようです。

彼は、人間の耳では聞き取れないほどの周波数の低い音波が、このような現象の原因であるという仮説を立て、実際に工場で音波を発生させていると思われる送風機を停止させてみました。

すると、工場で報告されていた不気味な現象はすべて起こらなくなったそうです。音波が関係しているという彼の説は、後に他の研究者が行った、次のような実験でも検証されています。

実験の内容は、被験者を2つのグループに分けて迷路を歩かせ、片方の被験者グループが迷路を歩く間は周波数の低い音波を流し、もう一方のグループに対しては何もしないというものです。

すると、音波を浴びたグループの中には、寒気や不快感を覚えただけでなく、実際に周りの温度の変化を感じたり、幽霊を目撃したという人さえいました。

もう片方のグループには特に変わったことは起こりませんでした。

 

いかがでしたか?
超常現象だと思っていたものが実際には科学的に説明できるものだと知ると、今までほど不気味さや恐怖を感じなくなりました。しかし、バーナム効果の実験でも分かったように、心理効果は高等教育を受けている学生ですら避けられないような強力なものです。このような効果を人間が利用するというのも、また恐ろしいことですね。

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