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彗星のせいで一部地域が破壊!? ~彗星が破壊したある村の過去~

彗星のせいで一部地域が破壊!? ~彗星が破壊したある村の過去~ 科学
彗星のせいで一部地域が破壊!? ~彗星が破壊したある村の過去~

 

地球の一部の地域が、天災などで姿を大きく変えることがあります。今回は、その地域の1つについてご紹介したいと思います。

シリアにある「テル・アブ・フレイラ」という地域は、人類最古の農業の痕跡のある、世界的に見ても重要な集落だと認識されてきました。

しかし、その集落の遺跡がもつ意味は、それだけではなかったのです。まずは、「テル・アブ・フレイラ」がどのようなものなのかからお伝えします。

 

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「テル・アブ・フレイラ」

この遺跡は、ユーフラテス川のダム建設の際に発見されました。1972年から1973年にかけてダム周辺の地域調査をされましたが、その時に「テル・アブ・フレイラ」は見つかりました。

その時の調査では、その遺跡が2層になっていることが判明しており、下の層の遺跡は旧石器時代、上の層は農業がおこなわれている発展した時代だということもわかっています。

しかし、調査当時に採取された物質から、驚愕の事実が今になって明らかになりました。なんと、下の層にあたる旧石器時代の集落は、1万2800年前に落下した彗星によって破壊された可能性が浮上したのです。

では、どうして彗星が落下したことにより、その集落は破壊されてしまったのでしょうか?

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核爆発並みの威力を持つ彗星

「彗星が落下したから、その破片によって集落がつぶされたのだろう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではないことが判明しています。

彗星が地球にぶつかった時、大気圏に突入したタイミングでバラバラに崩壊しており、その時にいくつかの破片になったはずなのですが、それらのほとんどが地上には到達しなかった可能性が高いと雑誌に掲載されているのです。

では、どのようにして集落はなくなったのでしょうか実は、彗星が大気圏中で爆発を起こしたことが、集落の終わりに関係したというのです。

彗星の爆発は核爆発並みの威力を持っていたと考えられ、集落を高温で焼き、あらゆる犠牲を生みました。悲しい出来事ではありますが、その時の様子が、科学技術と調査によって推測されています。

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集落がなくなった理由

今回 新しく行った分析の結果、「テル・アブ・フレイラ」の土には大量の溶けたガラスの粒が含まれていました。

ガラス粒の他にもいくつかの物質が検出されており、ナノダイヤモンド、炭素小球体、炭が高い濃度で含まれていました。

これらも、彗星の爆発によって誕生したと考えられています。そして、これらは暖炉のそばにあった人間の骨の欠片にも、混ざっていたのです。

つまり、人間がその彗星の爆発によるガラスなどの破片の影響を、直接的に受けていると考えられます。

ガラスは高温でなければ溶けず、その時代に生み出せた温度では到底及ばないこと、そして他の火山や雷によるダメージでもないことが、調査からわかっています。

彗星の爆発は、この集落に多大なダメージを負わせたのです。しかし、ここで気になるのが、その上の層の遺跡。この遺跡が誕生した秘密にも、触れていきたいと思います。

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農業の発達まで

彗星が衝突した時期、それは地球の長い寒冷化時代の幕開けでもあります。寒冷化が進み、大型動物の中には絶滅してしまうものもいました。

そのような環境で、人類は生き残るために生活を大きく変化させました。テル・アブ・フレイラ」の上の層の遺跡でも、もちろん新しい時代に合わせた生活がされていました。

しかし、その遺跡には興味深い点があります。なんと、その下の層、旧石器時代の遺跡と同じ文化が、上の層の遺跡にも見られるのです。

これは、下の層で生きていた人類が、その地域に帰ってきている可能性を支持する結果ともいえます。

村の中には、彗星衝突当時に狩猟に出ているものもいたでしょうし、その生き残りたちが再びその地で生活をした可能性が高いのです。そして、気候に合わせて農業を発展させるようになったと考えられます。

 

いかがでしたか?
遺跡の存在は知られ、今までにも調査はされてきましたが、今回のように土を細かく調査することで、今まで見えてこなかった歴史が垣間見えました。私たちがまだ知らないだけで、いつかは発見される真実が、地球上にはたくさんあるのでしょう。
参考 :  nature.com, など
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