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世界の悪臭物12 ~においの科学的研究~

世界の悪臭物12 ~においの科学的研究~ 科学
世界の悪臭物12 ~においの科学的研究~

 

人間がものを臭いと感じる原因は、その物質の分子構造に加え、人間の1つの生存本能にあるのではないかといわれています。

しかし特定のにおいを悪臭と感じるかどうかは個人差もあるから「臭い」と感じる事が本能的なものなのか否かをはっきりさせる事はできません。

今回はにおいに関する科学的研究と、その研究でお墨付きを得た12個の悪臭物についてご紹介します。

 

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分子構造・密度と悪臭の関連性

科学の分野では、悪臭の原因は、ものの分子構造にあるとされています。カリフォルニア大学研究チームは、良い香りのするものの分子がどう配置されているかを調べました

そして、ものの分子量と密度が、人間の感じるにおいの質と密接に関連している発見したのです

ものの分子が重く広がっていれば臭いにおいに繋がり分子が軽くコンパクトであれば良い香りに繋がる傾向がみられます。

例えば、ブチルアルコールの場合は電子が密集し分子が広がっておりにおいは腐った木のような悪いにおいです。

一方、レモンなどの皮に含まれるリモネンの分子はコンパクトで軽く、そのにおいは多くの人が好む柑橘系の香りです

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悪臭には本能的な要因も

悪臭を感じるか感じないかは、対象物が含む化学物質がどんなにおいかというも重要ですが、その科学物質に対し脳がどう反応するかという事も重要ですそこには生き物の進化も役割を果たしています

あるにおいを嗅ぐと気分が悪くなるのは、生き延びるために恐れなければならないにおいだからです嗅覚の一部は生まれつき、回路ができています

例えば、研究室で生まれ、猫に遭遇した事のない実験用マウスであっても、猫のにおいには恐怖心を示すのです。ところが同じく嗅いだ事のない他の有毒物質のにおいに対してマウスは拒否反応をしません。

マウスの感じる猫のにおいのように、そにおいが固有の種のみに不快に感じられる事があるかもしれません。

一方で、嗅がない方が良い有毒物質の悪臭については、「臭い」と感じるかどうかは嗅いだ者の判断に任される場合があります。

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臭豆腐

さてここからは、人類の発見してきた悪臭物をご紹介していきます。まずご紹介するのは、主に中国で売られている臭豆腐です。豆腐を特殊な液体に漬け発酵させる事この強いアンモニア臭が生まれます。

本場中国の人でも「臭い」と感じる臭豆腐のにおいですが、臭気指数計で出される数値はたったの420Au(アラバスタ―単位)です。この数値は他の臭い食べ物と比べれば、それ程高くはありません。

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シュールストレミング

シュールストレミングは、主にスウェーデンで食べられている塩漬けのニシンの缶詰で、「世界で最も臭い食べ物」とされています。

シュールストレミングの缶の中には、ハロアナエロビウムという細菌がおり、それらがニシンの発酵の過程で強い悪臭を生み出すのです。

そのにおいは「生ゴミを日光の下で何日も放置した時のにおい」などと例えられます。臭気数計では8070Auというかなり高い数値が出ます。これは、くさや の6倍以上の数値です。

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ドリアン

果物の王様とも呼ばれるドリアンは、以前メルボルンの大学で異臭騒ぎの原因となった事があります。

学内に腐ったドリアンが置かれており、その悪臭が空調システムから漂ってきたせいで学生はガス漏れが起きたと勘違いしパニックに陥りました。

ドリアンの強烈なにおい、44種の臭気活性化合物が元となっているとされています。44種もあるとの事ですが、その中には腐った卵のにおいやキャラメルの香りなど、様々なにおいが含まれています。

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ピータン

ピータンとは中国料理の1つで、アヒルの卵を植物の灰や泥、米、塩、石灰に漬け、数ヶ月寝かせたものです。

熟成を終えた卵の殻をむくと、こげ茶色の白身と、クリーミーで濃い緑色をした、強いにおいを放つ黄身が現れます。硫黄やアンモニアを連想させるそのにおいは、1度鼻に付いたらなかなか離れません。

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ビュー・ブローニュ

フランス北部で生産されるビュー・ブローニュは、世界で最も臭いチーズといわれていますこのチーズを、ある科学者が尿路感染や結核を検出する装置にかけたところ、陽性反応が出た事すらあるのです

その強烈なにおいは、エポワスという、フランスでは公共の場で出す事が禁じられているチーズをも上回っていました。

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ツメバケイ

ツメバケイは体臭が極めて強い鳥です。一般的に、野生動物が悪臭を放つのは防衛のためですが、ツメバケイの悪臭は食べ物の消化方法のせいなのです

この鳥は牛と同じく反芻動物(はんすうどうぶつ)であるため、近付くと牛の群れのようなにおいが感じられます。

ツメバケイはも美味しくまた飛ぶのが下手で捕まえやすいのですが、この悪臭のせいで食料にしようとする人はいないようです

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ミナミコアリクイ

可愛らしい外見のミナミコアリクイも、悪臭を放つ生き物の1つです。肛門腺から分泌される液体は強烈なにおいを放のレベルはスカンクの5倍から7倍にも及びます。

その悪臭は外敵を撃退するためのものであるため、不用意に近付けば後悔するでしょう。

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ゾリラ

イタチの仲間であるゾリラの外見は、スカンクとよく似ています。捕食者ら身を守るため肛門腺から悪臭を放つ液体を噴出し、相手は一時的に目が見えなくなるのです。

ゾリラの出す液体は硫黄のようなにおいを持ち、そのにおいは1km近く離れた場所でも感じ取れます。その悪臭を近くで嗅げば涙目になるもあるのです。

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古代の排泄物

ある考古学者がデンマークのオーデンセにある中世の屋外トイレを調べると、14世紀の便器に、今も排泄物が大量に溜まっているのを発見しました。

その学者が言うには、恐ろしい程熟成したにおいだったそうです。便器は未だ悪臭を放ち続けているといいます。

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ショクダイオオコンニャク

腐敗した死骸のような刺激臭を放つショクダイオオコンニャクは、死体花とも呼ばれます。開花時にこの腐臭を放つ事でった肉を好むニクバエなどを惹きつけ、授粉を媒介してもらうのです

インドネシア、スマトラ島原産この花は、開花までに数年かかり 開花期間もわずか2日前後です。

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ラフレシア

インドネシアの国花であるラフレシアは、腐乱死体のような悪臭に、ほんのり魚のにおいと汗まみれの靴下のにおいが混ざり込んだかのような強烈なにおいを放つのです。

悪臭を放つのは、受粉を助けるハエを引き寄せるためだとされています。

また、ラフレシアは東南アジアに自生しており、直径1mと単一の花としては世界最大です。数ヶ月に1度開花しますが、開花期間は4日から5と短いです。

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天王星

近年の研究により、天王星は腐った卵のようなにおのする惑星である事が判明しました。そのにおいの原因は硫化水素です。

天王星の大気には硫化水素が大量に存在しており、その硫化水素が、卵の腐臭のようなにおいを発しているのです。

 

いかがでしたか?
良いにおいは自然と人々を惹き付けますが、臭いにおいもまた人々の好奇心を駆り立てるものです。その証拠に、植物園のショクダイオオコンニャクが開花する際は、多くの見物客が悪臭を放つその花を見に来ます。人間は悪臭に嫌悪感を抱くと同時に、怖いもの見たさでそのにおいに興味を持つ生き物なのでしょう。
参考 :  therichest.com など
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