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太陽が滅びると宇宙はどうなる?~周囲の天体に起こる変化~

太陽が滅びると宇宙はどうなる?~周囲の天体に起こる変化~ 科学
太陽が滅びると宇宙はどうなる?~周囲の天体に起こる変化~

 

地球上に存在する全ての生き物はいつか死んでしまいます。地球そのものにも寿命があり、同じように他の惑星の命も永遠ではありません。私たちの住む地球から最も近い恒星である太陽にも寿命があります。

太陽は長くても、およそ100億歳までしか生きられないだろうといわれています。太陽が誕生したのは46億年ほど前なので、既に寿命の半分ほどが終わったということになります。

太陽が輝くためのエネルギーは、水素をヘリウムに変換することで生み出されています。その仕組みの根本である水素がなくなってしまえば、太陽はエネルギー切れになって滅亡することになります。

私たちが滅亡の瞬間に立ち会うことはありませんが、太陽が断末魔の叫びを上げるときに、どんなことが起こるのか、科学的な予測をご紹介いたします。

 

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太陽熱の増大

太陽がエネルギーである水素を失うと、まず第一段階として、太陽は今までよりも強力な熱線を放ち始めます。地球には、太陽からの熱を逃さないようにして温度を一定に保つための温室効果があるので、太陽からの熱線が強くなると地球は生命が存在できないほど高温になってしまいます。

温室効果によって太陽からの熱は蓄積され続け、気温の上昇は止まらず、しばらくすると水が枯渇します。仮に有害な光線などから身を守って生き延びることができたとしても、気温の上昇と水分の不足のせいで、生命活動を維持できるような環境ではなくなります。

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巨大化する太陽

エネルギー切れになった太陽では、中心部分にヘリウムが蓄積されて核融合が起こり、巨大化が始まります。それと同時に、温度は3000℃〜6000℃近く低下します。

太陽はこのようなプロセスを経て姿を変えていきますが、これとは異なるプロセスで死を迎える天体もあります。

太陽より巨大で明るい青色巨星(せいしょくきょせい)は、太陽よりも早い段階でエネルギー切れになり、鉄を主成分とする新たな核を作り出します。

そして、質量が大きいため超新星という爆発現象も起こります。一方で、小さくて太陽に近い温度の赤色矮星は、エネルギーが切れるとそのまま消滅してしまいます。

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巨大化から矮小化へ

核融合が終わると、残った他の元素で同じことは起こらないので、太陽は収縮を始めます。元通りの大きさになっても収縮は続き、太陽は白色矮星という進化段階になります。

この段階になると、エネルギーが温存されるので、長く生き延びることができます。さらに白色矮星の次の段階に達するには、ビッグバンから現在までに流れた時間よりも長い時間が必要になります。

所要時間が長すぎるので、今のところ宇宙でその段階まで進化した天体は存在しません。また、この段階に至るまでに必要な時間がどのくらいか ということも、まだわかっていません。

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地球の避難行動

太陽の寿命が残り僅かになると、当然ながらすでに生命は息絶えているでしょうが、地球の回転そのものが止まるまでにはまだ少し時間があります。

太陽の体積が大きくなると、周辺の単体に対する引力は弱まるので、太陽系の惑星はだんだんと大きな軌道を描くようになり、太陽から遠ざかっていきます。

最終的に、いくつかの惑星は太陽に吸収されてしまうと考えられていますが、地球は迫ってくる太陽から逃れるように軌道を変化させます。

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新たな生命

太陽が滅亡に向かって進化していくと、地球上に生息していた生き物は完全に絶滅してしまいますが、地球以外の天体では新たな生命体が誕生する可能性があります。

生命体の誕生が特に期待されているのは、土星や木星の衛星です。例えば、ガニメデやエウロパなどの衛星には、液体ではなく固体の氷として水分が存在します。

太陽との距離が縮まることで気温が上昇すれば、その氷が溶けて大量の水となり、生命活動が可能な環境が形成されるかもしれません。

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天の川の大移動

太陽の死と直接的な因果関係はありませんが、同じくらいの時期に起こると予測されているのが、天の川とアンドロメダ銀河の衝突です。

信じられないほど速いスピードで距離を縮めている両者は、太陽の死が目前に迫ったときに、ついに衝突してしまうといいます。

衝突するといっても、実際に宇宙がダメージを受けることはないのでそこまで危険なことではありません。

2つの銀河は衝突すると融合を始め、新しく巨大な銀河を形成します。太陽はその銀河の中で死を迎えることになります。

2つの銀河が有する星やガスがぶつかり合って、星空には幻想的な風景が広がることになるでしょう。

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外縁惑星の環境

死に近づいた太陽は、周囲の天体により大きな熱を与えるようになります。すると、太陽の遥か遠くにある凍てついた惑星はどうなるでしょうか?

例えば現在の冥王星は−233℃から−223℃という過酷な環境です。太陽から受ける熱が増大すると、このような過酷な環境の惑星も徐々に温暖な気候になっていきます。

太陽が縮み始めてからも、冥王星がすぐに冷めてしまうということはありません。しばらくの間は温暖な環境を維持することができるでしょう。

しかし、生命が誕生するためにはクリアしなければならない条件が数多くあるので、冥王星に新たな生命が宿るということはなさそうです。

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地球の環境

太陽の進化によって環境が変化すれば、どこかの天体では新たな命が芽生えるということがあるかもしれませんが、地球にはそのような望みは一切ありません。

かなり早い段階で、私たち人類も含めて、地球上の生命は息絶えます。地球の温度は生命が耐えられる限界を超えて上昇し、必要不可欠な水も消滅してしまいます。

仮に、熱から身を守るような装置や技術が発明されたとしても、食料と水の不足は解決できません。あまりの高温で植物が育たなくなると、食物連鎖が根本から破壊されてしまいます。

地球上では生命活動に不可欠なものがすべて消滅してしまうので、どこかの天体で誕生するかもしれない新たな生命は、宇宙にとって極めて貴重な存在だといえます。

もちろん、新たな生命は地球上の生命体とは大きく異なった見た目をしているでしょう。いつかは今の人類のような姿に進化するかもしれませんが、そうなるまでには何十億年もの時間が必要になります。

 

いかがでしたか?
私たちが生きている間に起こることではありませんが、太陽のせいで人類が滅亡してしまうということは避けられないようです。今から5億年程度で太陽の熱線が地球の海水を蒸発させ、地球が生命の住めない環境になってしまうという説もあります。残された私たちの子孫のためにも、新たな天体への移住も視野に入れながら、生命が生き延びるための装置や技術が開発されることを願います。また、太陽に関係なく環境破壊によって地球が滅亡してしまうことがないように、自分たちの生活も見直していかなければいけませんね。
参考 :  listverse など
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