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10の考古学的発見の大ニュース ~近年の画期的な大発見について~

10の考古学的発見の大ニュース ~近年の画期的な大発見について~ 科学
10の考古学的発見の大ニュース ~近年の画期的な大発見について~

 

近年は、世界中のいろいろな国や場所で、これまでの歴史観を大きく変えるような、考古学的に重要な発見が多くありました。

考古学の専門家やアマチュア考古学者による画期的な発見のおかげで、私たち人類が歩んできた歴史に対する理解はより一層深くなったと言えます。

今回は 最近の発見、発表された歴史に関する考古学的な大発見について、紹介します。

 

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ドイツで発見された「青歯王」の財宝

2018年1月、ドイツ北部のリューゲン島を調査をしていた考古学が趣味の教員と、その生徒は、金属探知機の反応によって銀の破片を発見しました。

これを受けて地元の専門家が発掘調査を実施した結果、首飾りやブローチ、指輪、真珠の他、銀貨600枚以上、さらには北欧神話の雷神「トール」が持つ槌なども見つかり、これらの発掘品が「青歯王」の異名で知られるデンマーク王ハーラル1世と関連するものであることが判明しました。

また、これらの発掘品は980年代後期に埋められたと考えられていて、ハーラル1世が息子のスベン1世が率いる反乱軍に王の座を追われ、ポメラニアに逃れて987年に世を去っていることから、歴史資料を裏付ける貴重な発見例と指摘されています。

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デンマークで発見されたナチス高性能潜水艦「Uボート」

4月、デンマーク海戦博物館の研究者らが中心となって進めていた 北海とスカゲラク海峡に眠る難破船などの遺産を捜索するプロジェクトの作業中、デンマーク最北端の町スカーゲンから北に約18.5キロメートルの沖合、深さ134メートルの海底で、第二次世界大戦末期に連合軍の追手を逃れたヒトラーが乗っていたと有力視されていたナチス高性能潜水艦「Uボート」が発見されました。

「Uボート」は、第二次世界大戦中1165隻が建造され、ナチスが開発した兵器の中でも最強と恐れられ、連合国海軍の損失の約7割が「Uボート」によるとも言われています。

そしてナチスが持つ科学技術の粋を集結して開発されたのが「XXI型」で、118隻が建造されました。

今回、発見された「Uボート」は正にXXI型のU-3523で、ドイツが降伏した翌日の1945年5月5日にイギリスのB-24爆撃機によって撃沈されたと考えられています。

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ペルーで発見された新しいナスカの地上絵

ナスカの地上絵は謎が多く、幾何学模様の他にもクモ、ハチドリ、サルなどの動物が描かれていますが、あまりにも巨大な絵であるために上空から見ないと全体を確認することができません。

そして2018年4月に、新しい地上絵が50点も発見されたのです。

その一部は紀元前500年から西暦200年頃に描かれたと考えられ、ナスカ人が地上絵を描く数世紀前に、この地域一帯に暮らしていた人々が巨大な地上絵を描く実験をしていたと考えられます。

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中国で発見された曹操の遺体

中国史でも有名な人物であり、三国時代を語る上で不可欠な存在である曹操は、後漢の(じょうしょう)丞相・魏王で、三国時代の魏の基礎を作った英雄です。

曹操の埋葬地は長年不明でしたが、中国河南省で発見された大型古陵を発掘調査した結果、曹操を示す「魏武王」と刻まれた石牌など200点以上の埋葬品と60代前後の男性の遺骨を発見し、2009年12月27日に曹操の陵墓である可能性が高いことを発表しました。

そして2018年4月に、陵墓が曹操のものであるとほぼ断定され、改めて60代前後の男性の遺骨も曹操のもので間違いないと報じたのです。

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イタリア・ポンペイで発見された「首のない男」

西暦79年に起きたヴェスヴィオ火山の大噴火により、古代ローマの都市ポンペイは火砕流に呑まれ、火山灰に埋もれて消滅しました。

18世紀になってポンペイの発掘調査が行われ、今に至るまで続けられていますが、地中から次々と出てくる古代ローマ時代の遺品の美しさに世界中が驚愕しています。

そして、5月の発掘調査で、首のない男性の白骨遺体が発見されました。

当初、この男性は、噴火で飛んできた巨大な岩に押し潰されたと推測されていましたが、その後、遺体の近くから口を開けた頭蓋骨が発見されたことから、死因は岩による圧迫死ではなく、火砕流に巻き込まれて窒息死をしたと考えられています。

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ヨルダンで発見された世界最古のパン

7月、コペンハーゲン大学、ロンドン大学、ケンブリッジ大学の共同研究チームの解析で、ヨルダン北東部のナトゥフ文化遺跡にある焼き窯から、約1万4400年前に焼かれたパンのかけら24個が確認されました。

それは無発酵のフラットブレッドで、かなり良質なものだったようです。このナトゥフ文化は狩猟採集文化から農耕文化への転換期の様相を呈していて、遺跡から発見される石器類も植物を加工するための道具だと推測され、今回の発見で農耕文化が普及する前に野生の植物を加熱調理していた可能性が高いと考えられます。

これまで、パンは農業の副産物であり、紀元前8000年以前には存在しないと考えられていましたが、この発見で、農業に関する常識が覆されたと言えそうです。

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南アフリカで発見された世界最古の絵画

2018年9月12日に英科学誌「ネイチャー」に発表された論文によると、国際考古学チームは南アフリカ・ケープタウンから東に290キロの地点にあるブロンボス洞窟で、石の表面に赤褐色の色素でハッシュタグのような模様が描かれた石を発見、石に描かれた赤い模様は7万3000年前のものと推定され、抽象画としては最古の絵画だと主張しています。

これまで7万3000年より古い壁画などは見つかっていますが、今回のような抽象画は現生人類(ホモ・サピエンス)の「認知力を示すもの」だそうです。

ブロンボス洞窟からは、塗料を作る道具も見つかっていて、絵画以外にも貝殻のビーズや槍の穂先などにも色を塗っていたようです。

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黒海で発見された世界最古の無傷の船

2018年10月、ヨーロッパとアジアの境界に位置する黒海で、極めて保存状態の良い古代の沈没船が発見されました。それは24000年前に沈んだものと推定され、水深2000メートルという深海のため酸素濃度が著しく低かったことで、ほぼ当時のままの姿をとどめていました。

船は古代ギリシャで使用されていた交易船と考えられ、大英博物館所蔵の「セイレーンの壺」に描かれている船と同じものだと推定されます。

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エジプトで発見された4400年前の古墳

2018年12月、エジプト考古学省は、カイロから南に30キロの地点にあるサッカラ遺跡の地下5メートルの砂の下から墓を発見したと発表しました。

発見された墓は約4400年前のもので、盗掘や破壊の形跡もなく、内部の保存状態も非常に良好で、大きな壁を覆う壁画や彫刻、碑文なども当時の鮮やかな色彩がほぼそのまま残っていました。

埋葬された人物は、古代エジプト第5王朝のファラオ、ネフェリルカラー王に仕えた神官ワフティで、彼の妻や母も埋葬されていました。

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イスラエルで発見された十字軍時代の金貨

2018年12月、イスラエルの地中海に面した古代港湾遺跡「カイサリア」から、小さな青銅製のつぼに入った、900年前の非常に珍しい金貨24枚と黄金のイヤリングが発見されました。

このつぼは、井戸の壁側の石の間に置かれていたことから、1101年に十字軍がこの地域を制圧した際に、裕福な所有者が慌てて隠したものと推測されています。

当時のカイサリアは、十字軍エルサレム王国の国王ボードワン1世の軍勢によって陥落(かんらく)し、住民のほぼ全員が虐殺されたという文献があるため、金貨の所有者も虐殺で命を落としたか、奴隷として売られたため、金貨を回収できなかったと推測されます。

 

いかがでしたか?
発掘調査が進められ、新しい解析技術などによって重要な考古学的発見があると、これまでの知識が塗り替えられていきます。専門家、アマチュアを問わず、考古学者たちによる新事実の発見が、これまでの歴史の常識を劇的に覆す可能性もあるのです。今後どのような新発見があるのか楽しみです。
参考 :  epochtimes.com など
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