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不思議な中性子星が発見!? ~2つの性質を持つ神秘の星~

不思議な中性子星が発見!? ~2つの性質を持つ神秘の星~ 科学
不思議な中性子星が発見!? ~2つの性質を持つ神秘の星~

 

宇宙にはたくさんの星があり、宇宙に関する研究技術は、日々進歩しています。技術の発展に伴い、今まで確認されていた星が神秘的な性質を持つとわかることも、少なくありません。

今回ご紹介する星も、神秘的な性質を持つことが最近判明しました。その星の名は「Swift J1818.0-1607

この星から、奇妙な電波放出が確認されたのです。まずは「Swift J1818.0-1607」についてご説明します。

 

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Swift J1818.0-1607とは

まず、Swift J1818.0-1607という星は、中性子星というものに属します。これは一言で、恒星の晩年の姿と言えます。恒星の超新星爆発によって、その名の通り中性子が集まっている星です。

Swift J1818.0-1607は、中性子星の1種である「マグネタ―」であると今までは考えられていました。しかし、新しく発表された研究結果によると、どうやら「マグネタ―」以外の特性も持つ星の可能性があるのです。

その性質というのが「パルサ―」の特性に一致しています。マグネタ―、パルサ―についてご紹介します。

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中性子星の種類

中性子星にはいくつかの種類があり、その中に「マグネタ―」「パルサ―」があります。マグネタ―というのは、高密度の核の残骸です。かなり強い磁場を持ち、地球の約1000兆倍にも及ぶと言われています。

そして、パルサ―というのは、パルス状の可視光線や電波、X線を発している星の総称です。異名として「宇宙の灯台」というものを持つのですが、灯台が光を発しながら回転する姿によく似ていることが由来となっています。

マグネタ―の方が数は少なく、現段階では24個しか見つかっていません。しかも、電波を発するような星は、その中でも本当に一握りです。

一方、パルサ―は1000個以上も見つかっています。そして、今回のテーマでもある、マグネタ―とパルサ―の両方の性質を持っている星というのは、大変神秘的で奇妙な存在なのです。

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2つの特性を持つ貴重な星

実は、今までにもマグネタ―とパルサ―の中間のような星は見つかっています。その数はたったの4個で、今回のSwift J1818.0-1607は5つ目の電波放射をするマグネタ―となるのです。

しかし、今回の研究の面白みはそれだけではありません。なんと、Swift J1818.0-1607はかなりパルサ―に近い性質を持っているのです。

つまり、元々パルサ―だったにもかかわらず、マグネタ―に進化した可能性が浮上したのです。

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新たなシナリオ

パルサ―からマグネタ―になるシナリオは、いくつか考えられます。1つは、自転に関するものです。中性子星の自転速度が急激に遅くなることで、マグネタ―のような特性を示す可能性があります。

他にも、磁場に関する仮説などもあります。進化のシナリオに関しては、いくつかの説が考えられますが、どれも確定できるほどのものではありません。

今後は、これらの仮説を基に研究を重ねて、立証していく必要があります。そのためには、今ある技術だけでなく、さらに発展させていくことがなによりも重要です。

観測には精密性が重視されますが、現在の観測ではマグネタ―からの電波照射があったとしても、地球には届いていない可能性も示唆されているので、精密性が担保できるかと言われると、素直に首を縦にふることはできないでしょう。

今後の技術革新によっては、ノイズや障害となるような物質を取り除いて、星そのものを精密に観測できる日がやってくると思われます。そうなると、星の進化のシナリオもより一層強い根拠を持つようになります。

 

いかがでしたか?
全てが一度の観測で解決するわけではありませんが、少しずつ真相に近づいています。今後も多くの研究結果を積み重ねて、Swift J1818.0-1607をはじめとした中性子星の神秘的な面が見られるようになると嬉しいですね。
参考 :  sciencealert, arxiv, など
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