宇宙人に関する多くの陰謀説の中で、「宇宙人と地球人の「交雑種」である」と主張する人々の話に最も奇妙な印象を受けるのではないでしょうか?
しかし、主張する本人は真面目に、本気で信じているのです。
ここでは、本人もしくはその知人の証言による10の「交雑種」物語を紹介します。
謎の死を遂げた「交雑種」彼氏
2015年7月、ジェファリー・アラン・ラッシュという人物の遺体が車から発見されました。
彼の遺体の周囲には複数の拳銃やナイフ、弓矢などの武器が散乱し、車からは7トンあまりの弾薬と現金23万ドルが見つかったそうです。
そして遺体の発見後、彼の婚約者が弁護士を通して、彼が地球外生命体との「交雑種」であったことを暴露しました。
彼は死ぬ直前に、自分が「交雑種」であり、政府の為にスパイ活動を行っている事を告白し、自分の死後、遺体が政府機関に回収されないよう、車の中に隠して欲しいと頼まれたと言うのです。
婚約者によれば、彼は亡くなる1時間くらい前から呼吸困難に陥りましたが、救急車を呼ぶことを断固として拒否したそうです。
シャーレで誕生した命
30歳になったシンシア・クロウフォードは、自分が政府の極秘計画で宇宙人と地球人の遺伝子を持つ「交雑種」として誕生したという衝撃の事実を父親から告げられましたが、彼女はその話をすんなりと受け入れられたそうです。
実は彼女は幼少の頃、何度も宇宙人に拉致された経験があるだけでなく父親によって夜中に地下の秘密軍事施設に連れて行かれ、政府による極秘実験を受けた記憶があったため、今ではこれらが全て政府の極秘計画の一環なのだと納得しているというのです。
「交雑種」人間と会った科学者
グリーンエネルギーや再利用エネルギー研究の権威であるミグエル・メンドンサも、宇宙人によって多くの地球人の女性に宇宙人のDNAが組み込まれた、宇宙人と地球人の「交雑種」の存在を信じています。
彼はUFO研究者であるバーバラ・ラムとの共著で、宇宙人と地球人の「交雑種」数人と会った事があり、その「交雑種」が「この計画は地球人がより高次元に到達するために必要なのだ」と語っていたと書いています。
ただ彼は、当初「交雑種」人間の存在を信じていませんでしたが、彼らと接触するなかで、その存在を感覚的に理解したそうです。一方で、学者である彼は「証拠が無いものは信じない人間である」と語っています。
ケルト人の遺伝子は宇宙人に馴染む
宇宙人に何度も拉致された経験を持つヒラリー・ポーターは、宇宙人のDNAと馴染みやすいという理由で、ケルト人の遺伝子を持つ人々で「交雑種」実験を行っていると主張し、40年間におよぶ数多くの調査の結果「交雑種」人間の存在を信じているそうです。
また、宇宙人に拉致されるたびに彼女の記憶は改竄され、偽の記憶が刷り込まれているそうです。
「ファクイ星人」との混血を名乗る女性
UFO学者のジュジュオルイ・クイタは5歳の時に地球外生命体と接触し、その時に「地球外生命体としての自分」が内部に宿ったと主張しています。
彼女によると数百年前に地球から他惑星に向けて救難信号が送られ、それを受信した複数の地球外生命体が地球を救ったそうで、その時に「ファクイ星」から彼女は来たそうです。
「ファクイ星」はアンドロメダ銀河に存在し、自分の事を「ファヤンズ」と称するそうです。
インディゴチルドレン
「インディゴチルドレン」とは、ニューエイジの概念で、特別で変わった特徴やテレパシーなどの超自然的な能力を持つとされる子どもたちの事です。
1987年、イギリス・ケント州のジェイソン・アンドリューズは4歳の誕生日に初めて地球外生命体と接触したそうです。
猛烈な嵐だったその日、突然トランス状態となった彼は乱数を唱えながらドアに向って歩き出し、両親に制止されると「彼らが呼んでいる、行かないと」と言い、無理矢理外出しようと試みたそうですが、父親が必死に止めた瞬間に嵐が止み彼も元に戻ったそうです。
更にその8年後、彼は宇宙人に拉致され宇宙船の手術室に連れていかれた事を母親に告白しました。
母親がUFO学者のジーン・リッキー氏に相談した結果、彼はインディゴチルドレンの可能性があるという結論に至ったそうです。
また、ニッキー・パティロの娘は何度も「お空にある自分のおうち」について話しているため、ニッキーは自分の娘が間違いなくインディゴチルドレンで宇宙人のDNAを持ち、人類を更に前進させる為の存在だと信じているそうです。
「交雑種」の子どもを出産した母親の会
アメリカ・アリゾナ州のブリジッド・ネルソンとロサンゼルスのアルナ・ヴァーサは、遺伝子交雑計画に参加し、ブリジッドは10人、アルナは3人の「交雑種」人間の母親だと主張しています。
遺伝子交雑計画の主な目的は、宇宙人と地球人の両方の遺伝子を使って、地球上に「超越した生命」を作り出すことらしいのですが、世界中の多くの女性は、実は自分が「交雑種」人間の母親となったことに気付いていないそうです。
「交雑種」人間を使った地球侵略計画
アメリカのテンプル大学で歴史学を教えるデイヴィッド・ジェイコブが「宇宙人による地球人誘拐事件」150件を調査した結果、まず被害者は催眠状態になり、人間もしくは虫のような姿をした宇宙人に出会い、拉致された女性の多くは「交雑種」の子を妊娠し育てるように洗脳されるそうです。
彼らが「交雑種」人間を生み出すことに意欲的なのは、「交雑種」人間を使い地球を乗っ取ろうとしているからだというのです。
爬虫類型宇宙人から生まれた「交雑種」人間
UFO学者のジェイムズ・バートリーがインタビューを行った「宇宙人に誘拐された」と主張する人物は、爬虫類型宇宙人と地球人の「交雑種」が存在し、彼らは地球人の生命力を糧にしているそうです。
バートリーはインタビューの後、「ハーフグレイ」「ハーフ人間」「ハーフレプタリアン」という3種類の「交雑種」が地球に存在する事を突き止めました。
「ハーフグレイ」は、地球人にそっくりな外見の宇宙人のDNAを注入された者「ハーフ人間」は、宇宙人によって自分の遺伝子を操作された者「ハーフレプタリアン」は「交雑種」の中でも有力者や権力者等になる者が多いそうです。
「交雑種」人間であると訴えた米軍兵士
ベトナム戦争中に11日間失踪し、亡命者として逮捕されたフロリダ州出身の米軍兵士のエディー・ペイジは、その騒動の後、自分がアメリカ政府の最高機密計画によって作られた「交雑種」だったという真実を初めて知ったそうです。
彼の実父は、プレアデス星団の宇宙人で、軍の正式文書にも彼が「地球上の人間ではない」と書かれていたというのです。
エディーによると1953年から1955年までの2年間、アメリカと宇宙人との間で宇宙人にアメリカ人を引き渡す代わりに地球外生命体の最先端技術を得る、という取り決めがあったそうです。
エディーは11日間失踪していたのではなく、宇宙人に拉致され、実験が行われた後、当初の場所から800キロメートル離れた場所に放置されたと主張しています。
しかも、拉致された時、エディーを含めた男性21人、女性11人の合計32人の「交雑種」手術が行われ、生き残った「交雑種」はわずか8人で男性は彼一人だったそうです。
ただ、彼が証拠とする医療記録には、特殊な血液型である事や脊椎やあばら骨の数が通常よりも多い事が記載されていましたが、その他の点では懐疑的な部分が多いことは否めません。
宇宙人と地球人との「交雑種」人間が、これほど多く存在すると主張されていると、自分の身の回りにも存在するのではと思ってしまいます。果たして、これらの証言がどこまで信憑性のある話なのか、今後の検証が待たれます。
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