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昔の人は2020年をこう予想していた ~未来予想の答え合わせ~

昔の人は2020年をこう予想していた ~未来予想の答え合わせ~ 科学
昔の人は2020年をこう予想していた ~未来予想の答え合わせ~

 

科学においてさまざまな領域を研究する専門家や政府関係者は、これからどのような未来がやってくるのかということを絶えず考え、予想してきました。このような予想はどの程度当たっているのでしょうか?

今回は、過去の有識者たちが2020年までに、起こるだろうと考えていた未来がどれくらい実現しているのか、答え合わせをしていきましょう。

 

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人間は100歳まで生きる

シンギュラリティという概念を提唱したことでも知られるレイ=カーツワイルは、1999年に出版した自身の著書の中で、「人間の平均寿命は2019年までに100歳以上になる」という予想を述べました。

彼は、時計や衣服などの身につけるアイテムに、健康状態をモニタリングする機能が内蔵されることで、病死や突然死が激減すると考えたようです。

では、実際のところはどうなっているのでしょうか?カーツワイルが予想したようなウェアラブルデバイスは急速に普及しましたが、寿命がそこまで劇的に伸びることはありませんでした。

国連が発表した統計によると、世界の現在の平均寿命は72.6歳です。

パソコンは消滅する

カーツワイルは、デスクに置かれるようなコンピュータが無くなるだろうとも考えていました。コンピュータは壁や家具、人体などに内蔵されるようになり、従来のように目に見えるコンピュータというものは消滅してしまうというのです。

では、実際のところはどうなっているのでしょうか?IoT時代の到来により、さまざまなものにコンピュータが内蔵されるようになったのは事実ですが、目に見えるコンピュータはまだ無くなっていません。

5G時代になれば、カーツワイルが予想したような未来が本当にやってくるかもしれません。

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本の消滅

カーツワイルは、「書類や書籍などの紙媒体は使われなくなり、情報はすべてオンラインで扱われるようになるだろう」とも予想していました。では、実際のところはどうなっているのでしょうか?

電子書籍の台頭により紙媒体の本は売れにくくなっているものの、消滅してしまうというほどではありません。現在でもアメリカ国内で紙媒体の本は6800万冊ほど売れていて、その売上げは3兆円近くにも達します。

監視社会の完成

カーツワイルの予想では、「市民の行動はすべてデータベースに蓄積、保存されるようになるだろう」とも述べられています。では、実際のところはどうなっているのでしょうか?

現在のネットワーク社会では、スマートフォンだけでなく、インターネットにつながる あらゆるデバイスが個人の行動を追跡しています。

また、市街地には顔認証システムが搭載された監視カメラが大量に設置され、なにか怪しい行動をすればすぐさま完璧に個人が特定されてしまいます。

アメリカでは、ほとんどの成人が、個人情報を守ったまま生活することは不可能だと考えているようです。

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世界の人口急増

IFPRI(国際食糧政策研究所)が1994年に発表したレポートでは、2020年までに世界の人口は25億人以上増加して80億人を超えるだろうと予想されていました。

特にインドやアフリカなどの地域で著しく増加するだろうとも推定されていました。では、実際のところはどうなっているのでしょうか?

国連の統計によると、現在の世界総人口は77億人です。また、インドなどの人口の増加が著しい地域の予想は大方当たっています。

このレポートでは、2027年にはインドの人口が中国を超え、今後30年で世界総人口は100億人に達すると予想されています。

中国が世界の覇権を握る

フューチャリスト(未来学者)として有名なピーター=シュワルツたちは、1990年代に発表した記事の中で、中国がいずれ世界最大の経済大国となるだろうと予想しました。

記事では、「中国の経済力は2020年までに世界最高に到達する。アメリカは依然として裕福なままだろうが、そこに中国は肩を並べるのだ。」と述べられていました。

では、実際のところはどうなっているのでしょうか?最新のGDPランキングでは、中国は第2位で、第1位はアメリカのままです。現在の予測では、2030年までに中国はアメリカを追い抜かすだろうと考えられています。

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自動運転の普及

自動車を人間が運転すること無く走行させる自動運転の技術は、1990年代に開発が始まりました。当時の予測では、2010年までに自動運転は大半の主要道路で利用可能になると考えられていました。

では、実際のところはどうなっているのでしょうか?GAFA(ガーファ)やUber(ウーバー)、Tesla(テスラ)なとが自動運転車の開発に注力していますが、2020年になってもまだ完全な自動運転車が街を走るような未来は訪れていません。

イーロンマスクは2020年までに自動運転の車が街中を走行するようになると公言していましたが、本格的な普及にはあと数十年はかかると考える専門家も多くいます。

定年の引き上げ

1994年にイギリスで出版された「2020年世界はこうなる」という雑誌には、定年が70歳まで引き上がるだろうと予想する記事が掲載されていました。

「定年を引き上げなければ国民年金の財政的負担が大きくなりすぎて、若い人たちが自分たちの受け取る年金を蓄えられるだけの税金を支払うのは不可能になる。」というのがこの雑誌の主張です。

では、実際のところはどうなっているのでしょうか。研究機関によると、アメリカ国内の2016年時点での定年退職年齢は女性で平均63歳、男性で平均65歳となっています。

女性に関しては退職年齢の上昇傾向が見られますが、男性に関してはほとんど変化がありません。欧州の国の中では67歳が定年で、その年齢から年金の給付を開始するという国もあるようです。

世界中で定年の引き上げを検討している国は多く、日本も同じような状況です。

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ガソリンスタンドはなくなる

「ガソリンスタンドは水素を扱う施設に生まれ変わり、水素を燃料にすることで数ヶ月間は燃料補給しなくても走行できる車が誕生する」という予想がすでに2010年時点で出ていました。

また、2020年までに、出荷される新車の大半は水素電池のハイブリッドカーになるとも考えられていました。では、実際のところはどうなっているのでしょうか?

トヨタなどのいくつかの自動車メーカーは水素自動車の開発に取り組んでいますが、現在の自動車業界で競争の中心になっているのは電気自動車です。

年間でアメリカ国内に出荷された水素自動車はわずか2000台程度です。一方で電気自動車はその100倍近い台数が売れています。

自動車では電気ほど盛り上がっていない水素ですが、公共交通機関としては水素で走る電車が実際に登場したり、水素電池のバスを走らせる計画が持ち上がったりしています。

 

いかがでしたか?
「2020年までに実現する」という謳い文句を目にすることはここ年間で急激に増えてきたような気がします。しかし2020年になった現在、そこまで飛躍的な進歩は訪れていません。東京オリンピックが開催される予定の年だったことや、キリの良い数字だったこともあり、1010年に夢を見る人が多かったのでしょうか。ですが、私たちの夢はまだ終わったわけではありません。数年後には実現しそうな「後一歩」の技術も多く、5Gが本格的に普及すれば、急速に私たちが予想していた未来に近づいていくことでしょう。幸福な未来がやってくることを願います。 
参考 : usatoday, など
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