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2020年宇宙探査ミッション ~広大な宇宙に挑む~

2020年宇宙探査ミッション ~広大な宇宙に挑む~ 科学
2020年宇宙探査ミッション ~広大な宇宙に挑む~

 

人類が月面に降りたってから50年近くの年月がたとうとしています。広大な宇宙の中では砂粒のように小さな地球から、私たち人類は宇宙の謎に迫ろうと研究を重ねてきました。

2020年になり、多くの企業や国が様々な宇宙ミッションに挑もうとしています。今回は、そんな宇宙への挑戦をご紹介したいと思います。

 

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民間企業が挑む宇宙ミッション

ボーイングの「スターライナー」やスペースXの「クルードラゴン」など、一般向けの商業用宇宙船の運用が2020年にはじまろうとしています。

これまで人類が夢見てきた宇宙旅行が、実際に出来るようになればそれは歴史的な偉業となるでしょう。

NASAと協力関係にあるこの2社は、これまで国際宇宙ステーションへの人員輸送を行なっていたロシアのソユーズにかわり、その重要な役割を担います。

スペースXは宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに送るためのカプセルの打ち上げ実験を、2019年3月に成功させました。同年12月にはボーイングのスターライナーが無人フライト実験に成功しています。

NASAとの契約によりクルー・ドラゴンでの宇宙飛行士の輸送を行うスペースXには、二つの重要なミッションが存在します。ミッション1では無人の、ミッション2では有人の宇宙船を打ち上げる計画が進んでます。

そして、ミッション2に関してカリフォルニア州ホーソーンにあるスペースXの本社を訪れた NASAの長官ブリデンスタイン氏が、2020年の第1四半期頃(1月〜3月)に実施される可能性が高いと発言したのです。

この有人飛行実験ではクルー・ドラゴンに乗ったNASAの宇宙飛行士のボブ・ベンケン氏と、ダグ・ハーリー氏が国際宇宙ステーションへの輸送を行い、帰還します。

そして、2つのミッションが成功した後、クルー・ドラゴンによる商用輸送が開始される予定です。

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小惑星の資源に挑むミッション

映画などでは、小惑星は、ある日突然地球に衝突し、全生物を滅亡に導く恐ろしいものというイメージがあります。でも、考えてみると小惑星は地球の身近にある豊富な資源とも言えます。

地球の資源が枯渇しつつある現在、非常に高い利用価値を持っているのです。2016年9月8日 に打ち上げられたNASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」は、2018年12月3日に小惑星ベンヌに到着しました。

12月31日にはベンヌの周回軌道に乗り、様々な観測の後、12月11日にはベンヌの表面に含水鉱物が付着していたことが発表されています。

今年2020年夏には、ベンヌからサンプルの採取を開始し、2021年9月には地球へサンプルを持って帰還する予定です。一方、日本では、2014年12月にJAXAの「はやぶさ2号」が打ち上げられています。

2020年12月ごろ地球に帰還し、空からサンプルの入ったカプセルを地球へ投下する予定です。現在は、2019年2月と7月の2回にわたり、小惑星「りゅうぐう」で石や砂などのサンプルを採取し、私たちの元へ届けられているようです。

地球帰還後、はやぶさ2号は再び旅立つ予定です。どの小惑星へ向かうのかはわかっていませんが、まだまだ、活躍を続けてくれそうです。

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火星に挑むミッション

近い将来、火星への有人飛行が予定されています。昔から火星移住計画など、私たち人類は火星を目指して研究を進めてきました。そんな中行われるミッションに期待は高まるばかりです。

まず、火星探査計画の一環として7月に火星探査ローバー「マーズ2020」をNASAが火星におくりこみます。ロシアと欧州宇宙機関(ESA)も、共同ミッション「エクソマーズ」の一環として、同月、火星探査ローバー「ロザリンド・フランクリン」を打ち上げ予定です。

ロザリンド・フランクリンは遥か昔火星に生命がいたかもしれない痕跡を捜索するのです。また時を同じくして、アラブ首長国連邦(UAE)が初の惑星間人工衛星ミッション「アル・アマル」を実施します。

このミッションでは、火星の気象に関する調査を主な目的としています。この調査では、かつて火星に存在していた大気がなぜ無くなってしまったのか?それは一体いつのことなのか?など、天候に関する謎の解明につながる手がかりを探します。

そして中国航天科技集団も、初めて月以外の場所に生命の痕跡を探るためのローバーを送り込もうとしています。

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太陽に挑むミッション

今年2月、NASAとESA(欧州宇宙機構)は「ソーラー・オービター」の打ち上げを計画しています。太陽から金星間の距離と同じ0.28AUまで接近し、太陽風や磁場と言った数々の謎を解き明かすための調査をします。

ロッキード・マーティン社とボーイング社の合同事業である米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の、アトラスVロケットによりは打ち上げられます。

その後、金星と地球の重量を利用して、今までには無い道の軌道へと入りますが、このような軌道を取るには理由があるのです。私たちの地球を始め、太陽は周囲の宇宙空間に多大な影響力をもっています。

太陽の磁場は遥か冥王星にまで広がっており、時には電気を帯びた粒子が放出される太陽風が起きます。

それにより場合によっては、今や人類にとって欠かすことの出来ないGPSや通信衛星、そして宇宙の謎に迫ろうと日々奮起する宇宙飛行士までも脅かされる事となるのです。太陽風の予測には磁場が最も重要です。

しかし、これまでの観測では地球から真正面に見える場所ほど観測しやすいので、北極や南極は角度が急で観測が難しいというのが課題でした。

そのため、今回は公転軌道から離れて、太陽の北極と南極を真上から見下ろすような位置で、太陽の観測を行います。

また、太陽には黒点が増えて活動が活発になる「極大期」と黒点が減って活動が穏やかになる「極小期」が約11年の周期でおきています。

この活動を生み出す「種」が太陽の北極・南極の磁場であり、これまで日本の太陽観測衛星「ひので」などが観測を進めてきました。そこにソーラー・オービターが加わる事で、より精密な観測結果を得る事ができるのです。

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「人工月」に挑むミッション

民間の成都航空宇宙科学・電子技術システム研究所(Casc)の所長Wu Chunfeng ウー・チュンフェンは、2020年、月の8倍の明るさのある「人工月」いう照明衛星を打ち上げる予定であると発表しました。

これはフランスのアーティストの発想から着想を得たもので、地球の周りに鏡で作ったネックレスを飾り付けて、それに太陽光が反射することで一年中パリの町を照らすというものです。

この衛星の詳細は明かされていませんが、ソーラーパネルのついた翼で太陽光を反射させる形で、直径10~80キロの範囲を照らすことができる言われています。

翼があることにより角度を調節することで光を正確に集める事ができ、Wu Chunfeng ウー・チュンフェン氏は「明るさや稼働時間を調整することもできるし、10m単位で正確な位置に調整することができる」と語っています。

このプロジェクトは街灯のコストを軽減し、観光業を活性化するのではと注目を浴びています。しかし、この人工月に対し不安の声も上がっています。

非常に明るい人工月の生み出す人工の光が、人や動物の睡眠パターンや体内時計にどのような影響を与えるのか?

ハルビン技術研究所航空宇宙学校のKang Weimin (カン・ウェイミン)は「夕暮れ時くらいの明るさしか衛星は発しないため生き物に影響は出ないだろう」と語っています。

街灯の代わりになる程明るいのか?夕暮れ時ほどの明るさなのか?報道も一貫していませんが、街を照らす人工月がどのようなものになるのか、興味は尽きません。

 

いかがでしたか?
2020年、宇宙に向けた様々なミッションが計画されています。それぞれの国や企業が、全力でこれらに挑戦しています。地球のより良い未来のために、これらのミッションが成功する事を願いましょう。
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