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宇宙作戦隊の設立 ~自衛隊の宇宙を守る力~

宇宙作戦隊の設立 ~自衛隊の宇宙を守る力~ 科学
宇宙作戦隊の設立 ~自衛隊の宇宙を守る力~

 

宇宙作戦隊という部隊が日本で設立されることをご存知でしたか?

SFに出てくるような名前ですが、決してフィクションの話ではなく、政府公認の自衛隊の組織です。

名前からはどのようなことをするのか想像がつかないかと思います。そこで、今回は宇宙作戦隊の設立の理由や活動内容についてお話します。

 

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宇宙作戦隊とは

この部隊は、航空自衛隊の一部隊として、2020年度に設立される予定です。自衛隊であることや、その名前から真っ先に想像してしまう仕事内容は、宇宙人から地球を守ることかもしれません。

しかし、彼らの本当の役目は違います。この部隊は、人工衛星を守ることを主目的として設立されました。

他国の人工衛星やスペースデブリとぶつかることはないか監視したり、監視するために必要な光学望遠鏡を開発したり、また人工衛星が電磁波に妨害されていないかを確認したりする作業が想定されています。

そのため、実際に宇宙に行くことはなく、東京都の府中基地にて業務に当たる予定です。

設立の背景

宇宙作戦隊が設立されるのには、いくつかの理由があります。

まず、2018年に策定された防衛大綱には強化すべき事項として、宇宙・サイバー・電磁波の分野が挙げられていました。これらの分野は近年、急速な技術の発展が見られているので、国としても注力すべきと判断されたのでしょう。

そのため、この分野における他国の取り組みも設立に対し、大きく影響しています。ロシアは2015年に宇宙軍を設立しており、アメリカも2019年に宇宙軍を設立しています。

人工衛星はロケットやミサイルの情報を把握したり、艦船の位置を特定したり、遠方にいる仲間に情報を送ったりと軍事用途が多岐にわたります。

日本も国を守るために、防衛力を強化しようと、この度の宇宙作戦隊の設立を決定しました。

そのため、国防上の理由からアメリカの宇宙軍とも足並みを揃える必要があります。

例えば、レーダーや光学望遠鏡で得た情報を共有したり、2023年に打ち上げ予定の準天頂衛星システムにアメリカの監視用センサーを搭載したり、人的交流を行ったりといった協力体制が敷かれる予定です。

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宇宙というフィールドで起こりうることは

宇宙作戦隊は自衛隊の組織なので、国防上の仕事がメインとなりますが、宇宙というフィールドへの影響はそれだけではありません。

そもそも宇宙が国防上で重要なポジションになったのは、それだけ宇宙関連技術が発展していることを意味します。

宇宙作戦隊の取り組みの一つに、電磁波がキーワードとしてありましたが、これは最近流行りの5Gや無線給電といった技術と関わりがあります。

それこそ無線給電は、衛星で太陽光発電を行い、電磁波の一種であるマイクロ波に変換し、地上に送るときに必要となる技術として開発が行われています。

このように軍事と科学技術の発展には、切っても切れない関係性があると言えます。

また、日本政府は宇宙産業ビジョン2030を発表しており、宇宙産業の市場規模を倍増させる試みをしています。
他にも宇宙関連のベンチャー企業育成のための支援体制も整えています。

人工衛星やロケットの打ち上げを民間企業が行いやすくするために、「人工衛星等の打上げおよび人工衛星の管理に関する法律」と「衛星リモートセンシング記録の適正な取扱いの確保に関する法律」といった2つの法律も制定されました。

このように、宇宙は国防だけでなく、産業上も重要なポジションになってきており、宇宙作戦隊が監視すべき事柄は、これからも増えていきそうです。

 

いかがでしたか?
宇宙作戦隊の役目について理解していただけたでしょうか。衛星を守るだけでなく、宇宙でビジネスを行うためには、その場所の安全が保障されている必要があります。これから役目が増えていきそうな宇宙作戦隊の活躍を祈りたいですね。
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