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ベテルギウスの最期 ~新しい月の誕生は恒星の大爆発?~

ベテルギウスの最期 ~新しい月の誕生は恒星の大爆発?~ 科学
ベテルギウスの最期 ~新しい月の誕生は恒星の大爆発?~

 

皆さんは夜空を眺めるのは好きですか? 寒い冬の夜、空には砂時計のような形をした、オリオン座という星座が見えます。

しかし、その星座の星の1つ、ベテルギウスが、現在暗くなっているようです。「星が暗いからどうしたっていうの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、星が暗くなるのは最期の瞬間が近づいている証拠です。

このベテルギウスの消滅が、「新しい月の誕生」と言われているのですが、どういうことなのでしょうか。

今回は星の消滅と新しい月の誕生の関係を、お話ししたいと思います。まずは、ベテルギウスとはどのような星なのかをご紹介します。

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ベテルギウスという星

ベテルギウスとは、オリオン座の右上で赤く輝いている星です。

冬の大三角形の1つでもあるこの星は、肉眼でも十分に見えるほど、とても明るい星です。

ベテルギウスは太陽から642光年の距離にある恒星で、なんと太陽の1400倍という超がつくほどのビッグサイズ。もちろん質量も大きく、太陽の20倍とかなりのサイズの星であると考えられています。

元々これだけの大きさだったという訳ではなく、実はこの星の膨張自体が、最期の前兆の1つなのです。

恒星は晩年になると、中心核で核融合の燃料を使い果たすため、外側で核融合を起こすことから大きくなっていきます。

星の核融合ではヘリウムが生まれるのですが、星の内側の物質のほとんどがヘリウムになってしまうと、次に使える燃料がなくなってしまいます。

その場合、星の外側で水素がヘリウムを生み出す核融合が起こり、その時に発生する熱で、膨張し始めるのです。

しかし、反応を重ねるにつれて、核がどんどんと重たい物質に変わると、自重を抑えることができなくなり、内部の加熱が進み、大爆発が起こります。

ベテルギウスもこのような最期が近いと推測されているのです。

星の爆発と明るさの関係

ベテルギウスのような大きい星は、小さい星と比べても寿命は短いと言われています。

サイズから考えて寿命は約1000万年程度だと言われていますが、実はベテルギウスの誕生からもうじき1000万年経とうとしており、そろそろ寿命を迎えようとしているのです。

晩年の星は、暗くなったり明るくなったりを繰り返し、最期は一気に暗くなります。

現在、ベテルギウスは今までにないほど暗くなっており、「最期が近づいているのではないか」と話題になっているようです。

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新しい月の誕生か

さて、今までにベテルギウスについてのご紹介をしましたが、これと新しい月の誕生には、どのような関係があるのでしょうか?

それは、ベテルギウスサイズの星の大爆発という点にあります。あまりにも大きな星が大爆発を起こすわけですから、その時に発する光も並大抵のものではありません。

どれくらいの明るさかというと、真昼でも満月が浮かんでいるかのように輝いて見えるほどだと言います。

つまり、新しい月ができたのかと思うほどの明るさに、地球が包まれるのです。

地球が受ける影響

「地球がとてつもない明るさで包まれるなんて、素晴らしい瞬間に立ち会えるんだ」と興奮したいところですが、実際にはいくつかの不安もあります。

その中でも大きい不安としては、ガンマ線バーストが地球に向く可能性があり、そうなると地球上の生物が多大な悪影響を受けかねないということです。

ベテルギウスの大爆発という歴史的瞬間に立ち会ってみたい好奇心と、危ない瞬間になるかもしれないという恐怖心が入り混じります。

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いかがでしたか?
歴史的瞬間になるほどの珍しい機会には立ち会ってみたいものですが、地球への影響を考えると少々不安も残ります。無事にベテルギウスの最期が迎えられて、地球への影響も少ないことを願います。
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