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世界の危険な島7選 ~大自然や人間による脅威~

世界の危険な島7選 ~大自然や人間による脅威~ 科学
世界の危険な島7選 ~大自然や人間による脅威~

 

島と聞いて思い浮かぶのは、ハワイやグアム、沖縄のようなバカンスで訪れる場所、非日常的な体験ができる場所というイメージかもしれません。

しかし、世界中に存在する何万、何十万という数の島の中には、私たちが思い描くイメージとは異なり、上陸するだけで危険な島もあります。

今回は世界の7つの危険な島を紹介します。

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北センチネル島

インド領のアンダマン諸島にある北センチネル島は、行政上は連邦直轄領アンダマン・ニコバル諸島に属する島です。

先住民であるセンチネル族は外部との接触の一切を拒絶していて、漂着したり上陸を試みたりして外部から訪れる人を容赦なく襲撃し、時には殺害もします。

2006年には、カニを密漁中に北センチネル島へ漂着したインド人の漁師二人が、センチネル族によって殺害される事件が起きました。

インド政府はヘリコプターを派遣し、遺体を回収しようとしたのですが、センチネル族に槍や弓矢で攻撃を受けたため回収を断念した上、殺人事件そのものについても「島が現代社会の一部ではない」という理由で法的措置が取られず、放置されたままとなっています。

また、2018年には自称「冒険家」の中国系アメリカ人宣教師が、先住民をキリスト教に改宗させるために漁船を雇いカヌーで単身接近し、北センチネル島へ上陸しようとして殺害される事件が起きました。

インド政府は、この上陸計画に携わった7名を過失殺人の容疑で逮捕しています。

インド政府はこれまでセンチネル族との交流を試みてきましたが、交流プログラムが終了した1996年以降、実質的に北センチネル島は独立状態にあります。

センチネル族はほとんどが左利きで、食生活は近隣の先住民オンゲ族に似ていること、埋葬に独自の風習があることから何らかの信仰を持っていることなどが推定されています。

現在では、インドの少数民族保護法によって北センチネル島半径5キロメートル以内への接近は禁止されています。

三宅島

伊豆諸島に属する三宅島は、豊かな自然に恵まれ、200種以上の野鳥や600種以上の海水魚が見られ、約90種類のサンゴが生息する北限域であるため、バードウォッチングやスキューバダイビングなどを目的とする観光客が多く訪れます。

しかし、三宅島は「雄山」を中心に活発な火山活動が見られる火山島で、最近では2000年に噴火しています。
この噴火の前後には地震活動が観測され、大規模な噴火に伴って火山弾が住宅地を直撃したほか低温火砕流も発生しました。

そして、火山ガスの放出量が多い日で1日当たり5万トンという、世界でも類を見ない大規模な火山ガスを放出する噴気活動が始まり、有毒な二酸化硫黄の放出量が増加したことから、三宅島の住民の全島避難を決定しました。

噴火活動は2013年を最後に確認されていませんが、三宅島は今も噴火する可能性のある火山島なのです。

サバ島

サバ島はカリブ海に所在するオランダ領の内、小アンティル諸島北部のリーワード諸島に属する島で、カリブ・オランダとも呼ばれるオランダの海外領のひとつです。

断崖絶壁の急峻な火山島で、島の中央にある標高887mのシーナリー山は、オランダの最高峰です。

ハリケーンが多く発生するカリブ海でも、サバ島の周辺は特にハリケーンが多く発生し、ハリケーンの被害に遭うことが多いため、風と波の被害が大きい沿岸部には住居が少なく、内陸部や火山原に集落を作って人は住んでいます。

こうした過酷な環境から、サバ島は海賊たちにとって絶好の隠れ家だったこともあり、今も海賊の子孫が暮らしています。

ミギンゴ島

アフリカ大陸最大の湖のビクトリア湖内にあるミギンゴ島は、島の全域にぎっしりと住居が建ち並び、空から見ると島全体がトタン屋根に覆われているため、まるで大きな亀のような印象です。

この島にはホテルやバーなどもありますが、主産業は湖でナイルパーチを獲る漁師と仲買人による水産業です。
また、ミギンゴ島の面積は2000平方メートル程度ですが、2009年時点の調査では131人が住んでいて、その人口密度は1平方キロメートル当たり66500人と非常に高密度です。

この高い人口密度のため、様々な課題が山積しています。

まず、多くの人が密集して暮らしていることから衛生面が損なわれ、治安も良くないため、島内の全域がスラム状態と言えます。

万が一、災害が発生した時などはまともな避難もできません。

更に、ミギンゴ島はケニアとウガンダの国境線付近にありながら、長い間ケニア領だったのですが、2000年代にミギンゴ島周辺が豊かな漁場として注目を集めると、ウガンダが領有権を主張し始め、両国がミギンゴ島に治安部隊を派遣するなど、島をめぐる緊張状態が続いています。

トリスタン・ダ・クーニャ島

トリスタン・ダ・クーニャ島は南大西洋に浮かぶ島で約260人の定住人口があり、「人が定住する最も近い陸地」であるセントヘレナ島は2429キロメートル離れているため、ギネスブックに「世界一孤立した有人島」として掲載されています。

トリスタン・ダ・クーニャ島は観光地ではないので、観光客向けのホテルやレストランなどがありません。

アフリカ大陸のケープタウンから約2800キロメートル、南アメリカ大陸のリオデジャネイロから約3300キロメートルも離れているこの島を訪れるには、事前にアイランド・カウンシルから許可を得る必要があり、島には空港もないため、南アフリカかナミビアから年間10往復程度運行している定期船に乗らなくてはなりません。

しかも、この島は火山島であり、火山活動が活発化した場合には一切逃げ場が無いことから、とても危険な島であると言えます。

ブーベ島

ブーベ島はケープタウンの南南西約2500キロメートル地点、南大西洋の亜南極にある無人島です。

最も近くにある有人の土地が先述のトリスタン・ダ・クーニャ島で、地理的に見て世界で最も隔絶された孤島です。

島の9割以上が氷河に覆われ、島の西約275 km には南アメリカプレートとアフリカプレート、南極プレートという3つのプレートの境界となる「ブーベ三重点」があります。

ノルウェーはピョートル1世島とドロンニング・モード・ランド、ブーベ島の3つを属領であると主張していますが、ピョートル1世島とドロンニング・モード・ランドは南緯60度以南に位置するため、南極条約によって領土主権・請求権が凍結されており、ブーベ島だけがノルウェーの属領として認められています。

また、ブーベ島は孤立した無人島にも関わらずISO3166によって国名コードが与えられ、国に準ずる地域として扱われていることから、アマチュア無線のコールサインや国別コードトップレベルドメインなどが定められています。

ケイマーダ・グランデ島

ケイマーダ・グランデ島はブラジル南部沖の大西洋にある孤島で、近絶滅種の「ゴールデン・ランスヘッド」というマムシの一種が2000匹から4000匹ほど生息しています。

この蛇は海面上昇によって島に取り残され、環境に適応して大量繁殖した結果、1平方メートル当たりに1匹から5匹ほど生息していると推測されています。

また、ゴールデン・ランスヘッドは餌とする鳥を一撃で仕留めるために、同種よりも毒性が5倍ほど強くなっていると考えられることから、ケイマーダ・グランデ島は「スネーク島」と呼ばれ、足を踏み入れたら帰ってこられないと、近隣の住民から恐れられています。

ただ、以前は40万匹以上生息していたと考えられるゴールデン・ランスヘッドは個体数が減少している上、限られた環境下での近親交配の疑いもあり、個体数のさらなる減少が危惧されています。

 

いかがでしたか?
世界の危険な島を紹介しましたが、「危険」と言っても大自然の脅威から、人による恐怖まで、様々あります。もちろん観光地として有名な島でも、危機管理が不十分であると思わぬ危険に遭遇する可能性があるので、入念な対策をしておくことをおすすめします。

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