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地球外生命体の探索 ~エウロパの水の確認~

地球外生命体の探索 ~エウロパの水の確認~ 科学
地球外生命体の探索 ~エウロパの水の確認~

 

宇宙人は宇宙の探索において最もロマンがあるもののうちの一つです。

生命が誕生するためには、恒星からの距離や大気圧など様々な条件が適合する必要があります。

それらの条件を満たす星であるエウロパの地下には豊富な水があるとされています。

今回はエウロパの水の存在を示唆する観測結果についてのお話です。

 

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エウロパの環境

エウロパはガリレオ・ガリレイによって発見された木星の四大衛星の一つであり、太陽系の星の中で最も滑らかな表面を持っています。

太陽系の中では数少ない、生命が誕生しうる環境となっており、土星の衛星であるエンケラドスとこのエウロパは地球外生命体がいる星の最有力候補とされています。

生命が存在するための必要条件の一つである水は、エウロパの地下に海と表現されるほど豊富に存在していると言われています。

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その内部の海では地球の海と同様に潮の満ち引きが起きています。地球の海が月の引力に影響を受けているように、エウロパの内部の水が木星の引力により動くことで、潮汐力が生まれます。

こうして動いた水により地表との間に起きた摩擦や、岩石が動くことにより熱が生じることで、凍ることなく液体の状態で存在しています。また、この現象により火山活動が活発になるとも言われています。

エウロパの隣にある衛星イオでも潮汐力による加熱が起きており、太陽系の中で最も火山活動が盛んな天体となっています。そのため、エウロパにも同様に海底火山が存在しており、高温の水柱を噴き上げていると言われており、その証拠となる観測結果が次々と報告されています。

水柱の観測結果

エウロパで水が吹き出す様子の観測は大きく分けて2つの方法で行われています。一つは、木星探査機による測定結果で、有名なものとして1989年にNASAによって打ち上げられた「ガリレオ」によるものがあります。

それによる観測結果では、ガリレオのプラズマ波計測器や磁力計が、海水の間欠泉が吹き出したときに観測される乱れと同じ様子を示していたことから、水の存在が示唆されていました。

もう一つの観測方法として、望遠鏡を用いるものがあります。ハッブル望遠鏡が捉えた画像には、水が噴き出している様子が写されているとされました。

しかし、その画像は鮮明ではなく、確実な証拠とは言えませんでした。これらの結果を補足するデータとして、2016年から2017年にかけて、NASAがハワイにあるケック望遠鏡を使い、エウロパで噴出する水の観測を試みました。

合計で17日に渡り実施された観測のうち、1日だけ水分子から発せられる赤外線を観測することに成功しました。 このデータから見積もると水の量は毎秒2トンの勢いで噴出されており、噴出された量は合計で1500から2700トンであるとされています。

噴出が確認されたのは1日だけでしたが、これは噴出する頻度が少ないことによるものか、それとも地球からでは検出できないほど少量の水が噴き出すことが多いのかについては判明していません。

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エウロパの水を直接観測する計画

エウロパに水があるであろうことは、様々な観測結果によって確認されました。

しかしながら、やはり直接水の存在を確認したいものです。

そこでNASAは探査機エウロパ・クリッパーを2020年に打ち上げる計画をしています。この探査機はエウロパの地表に接近し、レーダーを用いて地下の水の深さや密度を調べる予定です。

さらには、地表の成分や噴出している物質の組成までもを調べることが可能です。これにより、噴き出しているものが水かどうかを直接観測できるだけに留まらず、有機物の存在も検出することが可能です。

それは、ひょっとしたら宇宙に生物がいるという観測結果を示すものになるかもしれません。

 

いかがでしたか?
エウロパにある水の探索に興味を持っていただけたでしょうか?さらなる調査では、地球外生命体の発見にも繋がるかもしれません。皆さんも宇宙人に会える日に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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