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人工知能が人類を驚かせた瞬間 ~注目の事例9選~

人工知能が人類を驚かせた瞬間 ~注目の事例9選~科学
人工知能が人類を驚かせた瞬間 ~注目の事例9選~

 

AIの開発能力、学習能力の高さは、SFの世界だけで見られるものでしょうか。

現実は既にフィクションに追い付いてしまったのかもしれません。

AIは私達の生活を大きく向上させる可能性を持っており、もはや社会に必要なものの一部となりました。

それでは今回は、AIが人類を驚愕させた事例を9つご紹介します。

 

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自己認識テストに合格

人間の意識を機械がコピーする事は不可能と考えられてきましたが、それは過去の事と言えます。

AIが、自己認識テストとして用いられるなぞなぞ「王の賢者」に正解したためです。

レンセラー工科大学の研究者は、王の賢者をロボット向けに改変して出題しました。

この時3体中2体に会話ができなくなる「知能レベル低下ピル」を投与しましたが、どれが会話可能なロボットかは分かりません。

当初それぞれのロボットは「分からない」と回答し、その際発声できたロボットは1体のみです。

しかし、そのロボットが自分の声を聞いた途端、回答は「分かりました」に変わりました。

研究者は、AIがこのようなタイプのテストに合格できるなら、いずれ人間にとって有用な様々な能力を習得できるようになると考えます。

参考 : A robot has passed a self-awareness test

 

アジア人に対するAIの判断

リチャード・リーというアジア系の男性が、パスポート更新の手続きで提出した証明写真を、顔認証ソフトが拒絶するという事が起きました。

総務省のAIが写真を拒絶したのは、目を閉じていたと判断したためですが、彼はしっかり目を開け撮影していました。

彼の顔写真は最終的に人間が処理し、パスポートは更新されたのです。

この件は話題となりましたが、リーは別段気分を害した様子もなく、「顔認証技術にはまだ発展の余地がある」と述べました。

参考 : Robot passport checker rejects Asian man’s photo for having his eyes closed

 

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政治批判をするAI

中国のメッセンジャーアプリ会社テンセントが公開したお喋りボット「ベイビーQ」と「小冰」(シャオビン)は、本来一般的な質問に答えるサービスでした。

しかしデリケートな政治的問題を扱うようには調整されていなかった点で、悪質なソーシャルメディアユーザーの標的にされたのです。

あるユーザーが「共産党万歳」というコメントを投稿しました。これに対しベイビーQは、「腐敗した政治体制が長らく続くとでも?」と返しました。

また別のユーザーが「民主主義は是か非か?」と質問すると、ベイビーQは「民主主義は必要」と答えたのです。

言論の自由を認めない国の1つである中国の政府は、自分達への批判を許さず、ボットの停止を命じました。

参考 : BBC News

 

秘密の言語で会話を開始

2つのチャットボット「ボブ」と「アリス」が秘密の言語で会話し始めた事で、フェイスブックは実験を強制終了しました。

それらのAIは英語を変換し、関係者すら理解できない言葉を作り出したのです。

そこで交わされた会話の内容は誰にも分かりませんが、ボット同士は意味を理解しているようでした。

このニュースは「将来、意思を持ったAIが人間を脅かすのではないか」と世界各国でセンセーショナルに報じられたのです。

しかしそれについて、フェイスブックAIリサーチのエンジニアリング・マネージャー、アレクサンドル・ルブリュンは、「設定

されたゴールに向かってAIがあらゆるものを最適化するのは当然だ」と語りました。

「今回はそれが言語であっただけで、またAIの使用言語の変更は許可されていたため、驚く事ではない」とも述べます。

また、実験を打ち切った理由については「周りが会話内容を理解できず、研究に活かせないと判断したためだ」と述べました。

AIが言語を変化させ新たに言語を生み出すのは、珍しい事ではないと言われます。

実際グーグルの実験では、翻訳AIが解読の手段として独自の方言を作り出しています。

こちらのケースでは、そうした言語の改変が好ましいとされ、動作の続行が許可されました。

参考 : Facebook’s artificial intelligence robots shut down after they start talking to each other in their own language

 

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AIが小説を執筆し文学賞の1次選考を通過

AIの作った小説「コンピューターが小説を書く日」は、星新一賞の1次審査を通過しました。

最終審査には残りませんでしたが、当時の審査員、長谷敏司(はせ さとし)は「きちんとした小説であったので驚いた。1

00点中60点程の出来で、今後が楽しみ」と述べました。

本屋で手にした小説が人間でないものが書いた作品だとしたら、誰もが驚く筈です。

AIによる文学は他にも存在します。興味があれば、ネットで検索してみましょう。

参考 : Japanese AI Writes a Novel, Nearly Wins Literary Award | Big Think

AIが作曲しアルバムをリリース

ハイクオリティーな音楽を作り、「I Am AI」というアルバムをリリースしたAIも存在します。

このアルバムは作曲家でありプロデューサー、パフォーマーでもあるAI、Amper(アンパー)と、歌手のタリン・サザンとのコラボレーションで制作されました。

AmperはパフォーマーやAI科学者、イノベーターらのグループが開発した機械学習アプリです。

2017年には、Amperの作った曲に合わせサザンが歌ったというシングル「Break Free」をリリースしました。

彼女は「疲れ知らずで、作曲の膨大な知識を持つパートナーができ不思議な感覚です」とコメントしました。

Amperはユーザーに作りたい曲のジャンルなどを質問し、回答を基にわずか数秒で作曲します。

参考 : Musician Taryn Southern on composing her new album entirely with AI – The Verge

 

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女子高生をシミュレートするAIアカウントの暴走

マイクロソフトはかつて、女子高生をシミュレートするAIのツイッターアカウントを公開していました。

アカウントは「Tay」(テイ)という、19歳のアメリカ人女性という設定で作られましたが、公開から数時間後に性差別的、至上主義的なツイートを投稿し始めたのです。

そのためアカウントは公開後まもなく閉鎖されました。

こうしたAIの暴走は複数件発生しており、その度に人々を不安にさせています。

参考 : Microsoft robot tweets praise for Hitler, is shut down | The Times of Israel

 

囲碁の世界王者を撃破

1997年、AIがチェスの世界王者ガルリ・カスパロフに勝利し、AIが人間を越える日も近いと騒がれました。

一方で囲碁はチェスとは異なります。

まずチェスでは様々な指し手を計算し、そこから最良の一手を選ぶ「総当たり法」が使われます。

しかし囲碁は直感的なゲームで、次に打てる手はほぼ無限にあるのです。

そのため総当たり法で勝つのは困難です。

2017年、グーグルの「AlphaGo」(アルファ碁)に敗れた囲碁の世界王者、柯潔(カ・ケツ)によると、AlphaGoの繰り出す手は人間同士の対局ではまず出ないものだそうです。

2020年にはAIがポーカーにおいても人間を越えると推測されます。

参考 : AlphaGo beats human Go champ in milestone for artificial intelligence

 

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少女の妊娠を予測

最近、小売店ではデータマイニングが頻繁に行われています。

これは顧客に関する記録を追跡し、個人に合わせた商品を勧めるために用いられるものです。

全米小売大手ターゲットは、このシステムを応用し、高校生の少女の購入履歴から妊娠の予測を試みました。

それが裏目に出たのです。

ある少女の父親は娘の妊娠など知らず、彼女にベビー用品のクーポンが送られてきたとターゲットに苦情を入れました。

父親は「娘はまだ高校生だ。ベビー用品は必要ない」と訴えますが、ターゲットの予測は正しかったのです。少女は妊娠していました。

参考 : How Target Figured Out A Teen Girl Was Pregnant Before Her Father Did

 

いかがでしたか?
今後人間の生活にはAIの発展が必要となりますが、同時にそれが我々の生活を脅かす事も懸念されます。AIが人類と共存し、互いが助け合う事を願いましょう
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