ブログ記事をYouTubeでらららが配信しています!

クマムシのDNAが人間に!? ~ある特性を持った人間をつくる~

クマムシのDNAが人間に!? ~ある特性を持った人間をつくる~ 科学
クマムシのDNAが人間に!? ~ある特性を持った人間をつくる~

 

人間は、高い頭脳とある程度のサイズと身体能力が理由で、現時点で多くの種族の上に立つものとされています。
しかし、そのような人間にもいくつかの弱点はあります。 その中の1つが、放射線です。 放射線は、人間にとっての強敵として知られています。

宇宙の放射線はかなり強く、今後宇宙の研究をさらに進めるためには、安全に放射線たっぷりの宇宙へ進出する方法を考えなければなりません。放射線に勝てる生物は、この世に存在するのでしょうか?

実は、同じ地球に住む生物の中には、放射線に強い生物がいます。 それが「クマムシ」です。

まずは、クマムシがどのような生物なのかをご紹介します。

 

LALALAちゃんねる!の動画で見る
スポンサーリンク

放射線に強いクマムシ

クマムシは、「極度の過酷環境であっても生きていける生物」として知られています。クマのように丸いからだで、スピードも出さずにのっそのっそと歩く姿から、クマムシと呼ばれているのです。

海底から温泉、高山地帯など、人間が生息するのが難しいような過酷な場所であったとしても、クマムシは存在できると言われています。

彼らは放射線にもかなり強く、人間は4Gy(グレイ)までの放射線にしか耐えられませんが、クマムシの半致死線量は3000から5000Gyだとわかっています。

それほどまでに強いからだを持ち、たぐいまれなる生命力があるクマムシには、ある秘密が隠されているのです。

スポンサーリンク

クマムシが放射線に強い理由

クマムシが過酷な環境でも生きていける秘密は、「乾眠」と「Dsup」にあります。

まず、乾眠とは文字のままですが、体内の水分を落としてカラカラにし、体内での代謝を止めることです。カラカラになると死んでしまいそうにも思いますが、クマムシのすごいところは、水をかけるとまた動き出せるというところです。

もう1つのDsupとは、放射線から重要な遺伝情報であるDNAを保護する役割を持つ、たんぱく質の1つです。このDsupに注目が集まり、人間の細胞にもこのたんぱく質を応用できるのではないかと言われています。

人間とクマムシの融合

実際に、人間の細胞にクマムシの持つDsupを与えて、放射線の照射テストを行った結果、通常の細胞が受けるダメージと比べて半減し、放射線照射後であっても、分裂・繁殖機能を維持していたのです。

つまり、人間の細胞にも一定の効果を持っていることがわかっています。ある研究者は、Dsupを人間の身体に組み込むことで、放射線に耐えられる宇宙飛行士が誕生するのではないかと述べているのです。

スポンサーリンク

実現に要する時間

これほどに興味深く、宇宙の研究の役に立つような話に、世界は注目しています。「本当にこのような話が実現可能なのか?」というのが、気になるところです。

実際にこの技術が、人体に適応されるのは未来の話で、少なくとも20年ほどはかかると見積もられています。それ以外にも、倫理的な話も絡んできますので、進めるのが中々難しいようです。

確かに、放射線に強い人間が生まれてしまうと、その人の人生はそれまでとは違ったものになるでしょうし、宇宙と言う超危険な場所での研究をさせられることは目に見えています。

そう考えると、倫理観的にはOKが出ないのも納得できます。数十年後、どのような倫理観が世の中に残っているのかはわかりませんが、クマムシのたんぱく質が人間に組み込まれるような技術が完成する頃には、この研究が実現できるような倫理観になっている、もしくは倫理的にOKが出るような方法に改善されているといいですね。

 

いかがでしたか?
クマムシのDNAを持った人間というのは、まだすぐには誕生しないようです。ですが、着実に研究は進んでいるようですので、今から実現の日を楽しみに待ってみましょう。
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました