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2019年の新発見はある?~地球の謎を解き明かす10の調査~

2019年の新発見はある?~地球の謎を解き明かす10の調査~ 科学
2019年の新発見はある?~地球の謎を解き明かす10の調査~

 

超常現象と謎に満ちた地球では、毎年新たな発見が多数あります。そして今年も様々な調査が行われる予定です。
そこで今回は、地質学者や地球学者の調査のスケジュールをお伝えします。

 

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海洋のなりたち

地表の7割は海です。当初、科学者達は宇宙の物体が地球に衝突し、これにより溶けた地表が乾燥して穴ができ、その後小惑星の衝突や水分を帯びた彗星の影響で、その場所に水がもたらされたと推測しました。

しかし、新たな研究では、地球ができた際地表の水もできた事がわかりました。そのため早くから生物が進化する時間が十分にあったのです。太陽系内の他の惑星も、生物が棲めない環境になる前は、地球と同じような状態であった可能性があります。

地球に水が発生した時期を知るため、科学者達は2つの隕石を比較しました。1つは最古の隕石 炭素質コンドライトです。これは他の惑星が発達する前、太陽と同じ頃できたとされます。

もう1つは、太陽系が生まれ約1400万年たった頃、地球と同じ領域でできた比較的大きな小惑星、ヴェスタからの隕石です。これらの隕石は同じ化学物質と大量の水を含んでいた事から、科学者達は、46億年前に炭素質コンドライトによって、地球に水ができたと信じています。

 

スウェイツ氷河の亀裂調査(アメリカ・イギリス)

米国立科学財団と英自然環境研究会議の共同プロジェクトで、夏に大規模な調査隊がスウェイツ氷河へ向かいました。プロジェクト参加者は世界各国の100名以上の科学者です。

この氷河は他の氷をせき止める栓の役割を持つため、崩壊すればせき止められていた氷が滑り出し海へ落ち、海面上昇に繋がります。

人工衛星からはこの氷河の急激な変化が確認されており、「海面上昇の速さや程度」といった重要な問題を明確にするためにデータを集める必要があるようです。

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地下生物圏の調査

この10年、ディープ・カーボン・オブザーバトリーの科学者は、地球の地下世界を調査してきました。その結果、昨年12月に「地下生物圏」には地上の生物を凌駕する生き物が存在すると発表されたのです。

また、今年10月にワシントンで行われた会議では、過去10年分の研究成果と今後10年の展望について発表されました。

予定通りの発表内容であれば「地球のコアにある炭素の性質とその範囲、地球全体の炭素循環の性質や歴史を通じたその変化、地下生物圏に潜む微生物の進化と分布に関わるメカニズム」について、これまで判明した事が明かされたはずです。

新しい氷の地図を作成(アメリカ)

NASAは昨年9月、極地を観測する地球観測衛星「ICESat-2」を打ち上げました。その目的は季節による氷の厚さの変化を計測する事であり、0.5cmの変化も検出できます。

打ち上げ後、この衛星は日々1テラバイト分ものデータを集め、南極の氷を表す過去最も詳細な地図を作成しました。

その成果は、12月の米地球物理学連合の学会で発表され、米コロラド大学のマイケル・マクフェリンは「氷床のリアルタイムビューの革命だ」と評しました。年末までには最初の報告書も発表されるでしょう。

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地震源を掘り進む(日本)

日本の南西沖に広がる太平洋の海底には、「南海トラフ」という沈み込み帯があり、1枚のプレートが別のプレートの下に潜り込んでいます。

そのため非常に地震活動が活発な領域で、M8クラスの地震が100年から200年の間隔で起きています。「南海トラフ地震発生帯掘削計画」で、この断層が掘り進められており、昨年12月3日には海底3058.5mに到達しました。

採取された岩石のサンプルから、一帯の安定性について詳しい事が明かされるでしょう。地震多発地帯で掘削調査が行われるのは、初の事だと言われています。

宇宙から地球環境を測定(アメリカ)

昨年12月8日、NASAは「GEDI」というセンサーを打ち上げました。その目的は、木に蓄積されたCO2の量や、森林伐採が気候変動に与える影響を探る事です。

GEDIは国際宇宙ステーション外部に装着されており、地球上の気温や熱帯雨林を3Dで細かく観測できます。GEDIが集めたデータを基に、森林生態系を通した栄養の循環モデルを構築する事も可能です。

森林の木の高さは風の吹き方のパターンにも影響しているため、天気予報の精度の向上にも繋がります。

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埋もれた南極の湖を調査(アメリカ)

科学者は、西南極氷床の地下1200mの場所に埋もれた氷底湖「マーサー湖」へドリルを進めます。そこは他の生態系とは完全に切り離された世界です。

計画では、ドリルで氷に穴を開けそこから調査機器を下ろし、サンプルの採取やそれらの計測、写真撮影などが行われる予定です。未開の地の詳しい様子や、生物に関する新発見が期待されます。

サンゴ礁の歴史を探る

美しいサンゴ礁は今、滅亡の危機にあります。原因は海洋の汚染とCO2による海の酸性化です。欧州海洋研究掘削コンソーシアムは今年9月、ハワイ周辺の11ヶ所の海底でサンゴ礁の化石の収集を試みました。

「ハワイ・ドラウン・リーフ」で収集されるサンゴのサンプルは、直近50万年分です。その間の大気中のCO2濃度や気温、またこれらの条件におけるサンゴの変化の仕方を知る手がかりになるでしょう。

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シマウマはなぜ縞模様なのか?

カモフラージュのため、体温を一定に保つためなどの説があります。カリフォルニア大学の科学者達は、亜種も含むシマウマ、馬、ロバなどの生息地を調べ、色や居住区、シマウマの縞の太さなどの情報を集めました。

そして、チェチェバエやアブ類の分布地図を作りました。結果、ハエやアブに悩まされる事が多い場所では、シマウマの縞が多くなるという驚愕的な答えが得られたのです。

同種の動物より毛が短いシマウマは、ハエに弱い傾向があります。吸血バエは致命的な病気を媒介する事があり、この危険を避ける事はシマウマにとって重要なのです。

スウェーデンの大学の研究者が、ハエは黒い部分に惹きつけられる一方、縞模様を嫌う事を突き止めました。黒い縞の幅が大きいとハエに刺されやすいので、シマウマの縞は適切な幅になっていると述べます。

地球上の種の約9割が絶滅した理由

約2億5200万年前、ペルム紀の終わりに地球上の約9割の種が絶滅しました。いわゆる大絶滅です。

その原因については、小惑星の衝突 火山の大噴火など様々な説がありますが、最近になって犯人は単細胞メタノサルキナだとわかりました。

炭素化合物を食べメタンを排出するこの古い細菌は、現在でも牛の胃の中などにいます。ペルム紀に有機物を処理できるようになったとされます。

その結果、メタノサルキナは海底に堆積する有機物を大量摂取できるようになりました。この細菌の集団が大量のメタンを排出し、海を酸性化したため、ほとんどの植物や動物、魚、貝類が滅びました。

ペルム紀末期の大絶滅は、地球上の生物をほぼ絶滅させる寸前でしたが、有機体のグループは、かろうじて生き延びたのです。うまく絶滅を切り抜けたのはわずかな種だけで、多くの場合偶然の奇跡だったのでしょう。

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いかがでしたか?
永遠に解明されない謎もあれば、解明される謎もあります。 また、説いたはずの謎が、新たな謎を生み出す事もあるのではないでしょうか? 人類の謎への探究心は永遠に不滅です。

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