地球の真実。青く生命が存在する唯一の『惑星』、、
私たちが暮らす母なる惑星「地球」ですが知らないことが多くあります。ここでは 地球という惑星の持つ興味深い真実と謎をご紹介します。
地球の誕生と年齢
まず、宇宙そのものが約140億年前のビッグバンによって発生したと言われています。それから約90億年後にガスや塵から太陽系が誕生しました。その後も塵やガスは太陽の周りを回り何度も衝突し合い、非常に長い時間をかけて小惑星へと成長していきました。
その小惑星のうち、今から約45億年前に太陽に近い位置に存在した小惑星が、水星、金星、地球、火星となりました。
地球の大きさ
地球の大きさの測り方は、回転する球体であると想定し計算によって導き出された方法と、国際天文学連合が観測による地球の実測値を求め2つの関係から決めています。
そして、これらの結果から地球の直径は約12,742キロメートルであるとされています。
地球は丸い
意外ですが、実は地球は完全な円形ではありません。実際の地球は内部物質の違いや、月の引力による潮汐力によって かなりいびつな形をしています。
極端に表すと、地球は大きな洋梨のような形であると言われています。
地球の重さ
地球の質量は数字だけみてピンときませんが、5.972×10の24乗キログラムもあるといわれとてつもなく巨大であることが分かります。また、密度とはガスである惑星などもあり、地球は水の5.5倍の密度があると言われています。
地球の引力と重力
実は引力も重力も研究者の中でも、結論はいまだでておらず、現在のところ引力とは物体と物体が 引き付け合う謎の力であるとしか説明されていません。重力に関しては、地球が物体を引き寄せる力であると言われています。
また、地球の重力は地下物質の比率から重力が強い場所と弱い場所が存在します。
地球は青い
地球が青く見えるご存知の通り空と海が青いからです。
なぜ 空と海は青いのか?
それは太陽光が地球に到達した際に、青色の光が強調されて私たちの目に届くためです。
地球の一日は24時間
私たち人類は一日を24時間として生活していますが正確には23時間と56分4秒です。
そのためこの足りない分を、うるう年として4年に1度一日が延びているのです。
地球の磁場と放射能
地球には磁場というものがあり、これによって有害な宇宙線が地上に降り注ぐことを防いでいます。
しかし、この磁場はこれまで何度か消滅したことがわかっています。この期間は、有害な宇宙線が地上に降り注ぐことになり、生物種の大量絶滅が起こっていたことも分かっています。
また磁気圏には大量の放射能が存在し 地球がまるごと放射能に覆われているということになります。
地球の公転速度
地球は365日で太陽の周りを一周しています。この動きを公転と言い、公転速度は およそ時速10万キロメートルであることがわかっています。とてつもなく高速です。
地球の自転速度
地球はおよそ24時間で一回転しています。この動きを自転と言い、自転速度は 時速1700キロメートルほどであることがわかっています。
これも、とてつもなく高速であることが分かります。
地球の自転が止まる
実は地球の自転は年々遅くなっていて、いつかは止まってしまうのではないかと言われています。仮に地球が自転を止めてしまったら多くの災害が起こります。例えば、自転によって纏まっていた海水が 各地に広がり世界中で津波が起こり多くの陸地が姿を消してしまいます。
また、大気の循環がなくなり、地殻やマントルの動きが変化して大地震が発生して多くの生物が絶滅してしまうと言われています。
地球の内部温度とマントルとは?
地球の中心は「核」と呼ばれ、その温度は7,700℃に達します。
核の外側には「マントル」と呼ばれる層が存在しており、地球の体積の8割を占め、地球内部の熱エネルギーを
地表近くまで運ぶ役割があります。
地球の空洞説
昔、ハレー彗星で有名なイギリスの天文学者エドモンド・ハレーが、北極と南極の特殊な磁場を証明するために、地球空洞説を提唱しました。
この空洞には別世界や地底人が存在するなど 当時の人々に想像させましたが、現在では残念ながら根拠の無い説として扱われてしまいました。
地球の温暖化
諸説ありますが、人類が生産する温室効果ガスによって、地球の温暖化が 近年懸念されるようになりました。温暖化は海水の上昇や 生態系の変化をもたらすことで、多くの生物を絶滅させると言われています。
現在取り上げられている温暖化の話は人類史レベルの話であり、地球史で考えるのならば 現在の温暖化は大した問題ではないとも言われています。地球の歴史の中では現在よりもずっと平均気温が高い時代も存在しており、私たちが暮らす現代は氷河期に当たるため、正確には温暖化かどうかは不明となっています。
地球が氷河期になると?
現代は氷河期の中でも比較的温かく、生物が生息しやすい時期であるとされています。氷河期に入ると地球全体が凍り付く「スノーボールアース」という状態になります。
スノーボールアースの地球では赤道付近も凍り付き、現在の生態系は完全に破壊されてしまうと考えられています。
地球と月は同じ星
月がどのようにできたかについては現在でも多くの謎が残されています。最近では、40億年ほど前に起こった惑星同士の衝突により月が誕生したとする説が 一般的になっています。
しかも、今から約40億年前の地球にティアと名付けられた巨大な星が衝突しました。
この衝突は「ジャイアントインパクト」いい、この際に飛び散った地球の破片が集まることで月になったのではないか?と言われています。
つまり、地球と月は同じ星であった可能性があるのです。
地球と月は年々遠ざかっている
長年の観測の結果、月は1年に4センチずつ 地球から離れていっていることが研究からわかっています。
月が地球から離れていくと、地球の自転速度が早まり一日の時間が、少しずつ短くなっていき完全に月が離れてしまうと地球の一日は約3分の1になってしまいます。
地球にある未踏の地
航空技術や人工衛星技術の発達により、我々人類は地球上の大部分を把握していると錯覚に陥りそうになります。
しかし、現代において人類が足を踏み入れた事のない未踏の地は数多く存在しています。
例えば、ブータンのガンケルプンスム山は、その環境の厳しさから2003年に「永久未踏峰」に
指定されています。
また、ブラジルのギアナ高地は過去に人類が足を踏み入れたことがなく、独自の進化を遂げた生態系が形成されいます。
地球の海は宇宙よりも謎が多い
人類が足を踏み込めない場所は陸地だけではありません。我々の住むこの地球の未踏の地は、陸地よりも海の中に多く存在します。人は古くから海と共に生き、生活を豊かにするため、今も海洋の開拓を続けています。
しかし、人類が把握している海は 全体の約10%に過ぎないと言われています。特に深海は、現在の科学技術でも侵入が難しく、海の90%は未だ謎に包まれており、深海に至ってはどのような生物が生息しているのかほとんど把握できていないのです。
地球最後の日
地球の最後の日は考えるだけで恐ろしいのですが、最も多く言われている説が、太陽の死に巻き込まれるという説です。
太陽はおよそ50憶年後に寿命を迎えるといわれていますが、その際には 現在の数十倍から数百倍の大きさまで膨張すると言われています。
この段階で太陽は、太陽系の惑星を飲み込み、地球も巻き込まれ
これが地球の最後となるとも言われています。
私たちの母なる惑星、地球についてご紹介いたしました。
私たちはどうしても魅力的な宇宙に興味を持つ事で発展してきました。
しかし、自分たちの住む星についてまだまだ知らないことが多いです。
謎を知ることで、私たちが住むこの地球を大切に守ることが出来ると信じたいです。
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