アメリカでは、国民の過半数がUFOや知的生命体の存在を信じています。
しかし一方で、アメリカ政府はそれらの存在を否定しており、何か隠蔽しているのではないかという指摘を受けています。
今回のLALALAミステリーは、政府への疑惑につながった3つの事件と、隠蔽の実態について紹介していきます。
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スティーブン・ホーキング博士の主張
天才物理学者スティーブン・ホーキング博士は、生前から地球外知的生命体の存在に肯定的な意見をもっていました。
そして、中国に対して「宇宙人と接触しないように」という警告を繰り返し、中国が開発していた世界最大口径の球体電波望遠鏡「天眼」の開発に反対し続けていたのです。
巨大な望遠鏡が建設された場合、地球外生命体が簡単に地球を見つけることができるようになり、人類に災難をもたらす可能性があるというのがホーキング博士の主張でした。
中国当局はこの警告を無視したのですが、ホーキング博士のような天才が、なぜこんなことを言ったのでしょうか?
ホーキング博士はイギリス出身であり、アメリカ国民のように影響を受けていたわけではないと思われますが、その天才的な頭脳で知的生命体の存在を確信していたのかもしれません。
しかし、なぜアメリカ国民はそこまでUFOや知的生命体の存在を信じているのでしょうか?
アメリカ国民は政府をあまり信用しておらず、政府が宇宙人の存在を隠蔽しているのではないかと考えています。
それには3つの事件が大きく影響しているようです。
アメリカで隠蔽された宇宙人の事件その1 モーリー島事件
1947年6月21日、アメリカのワシントン州モーリー島付近の海上で、ハロルド・ダール氏が二人の乗組員と息子とともに巡視船でパトロールをしていました。
そのとき、6機のドーナツ型の飛行物体が突如現れたといいます。
その6機のうち1機が不安定な動きをしており、その中央部から白い金属片が放出され、続けて溶岩に似た黒い物体が放出されました。
それを見た彼らは危険を感じ、モーリー島の海岸に避難しました。
そして6機の円盤が飛び去ったあとで、海岸に打ち寄せられた黒い物体を回収したといいます。
すると、その翌朝、ダール氏の家に全身黒ずくめの奇妙な人物が現れました。
その人物は「昨日のことは誰にも言ってはいけない」と警告して立ち去ったといいます。
アメリカで隠蔽された宇宙人の事件その2 ケネス・アーノルド事件
この事件が起こったのは、先ほどのモーリー島事件の3日後である、1947年6月24日です。
アメリカのアイダホ州で防火器具のセールスマンをしていたケネス氏が、ワシントン州のカスケード山脈付近を自家用飛行機で飛んでいる最中に、世にも奇妙な物体を目にしました。
上空およそ2900メートルを、9個の物体が数珠つなぎになって飛行していたというのです。
最初はジェット機かと思ったそうですが、よく見ると尾翼も見当たらず、三日月のような形をしていたそうです。
ケネス氏が目撃したこの空飛ぶ円盤の情報は、すぐさまニュースとなり世界中に広まりました。
これが世界最初のUFO目撃事件ともされており、この日がUFOの日とされるほど世界に衝撃を与えたのです。
ここまでがこの事件について一般に知られていることなのですが、実はまだ続きがあります。
事件から一ヶ月後の7月末、ケネス氏のもとに、ある一通の手紙が届きました。
その差出人は、モーリー事件の当事者、ダール氏です。
手紙には「自分もモーリー島で同じものを目撃した」ということが書かれていました。
ケネス氏は半信半疑ながらも、ダール氏と共にモーリー島へ行き、例の金属片を回収しました。
そして友人の空軍大尉とともに、本格的な調査を始めることにしたのです。
しかし、後日再びダール氏のもとを訪れると、彼の態度は一変し、話をはぐらかすようになっていました。
とりあえず金属片を預かって空軍で分析することにしたのですが、金属片を輸送していたB25爆撃機が、原因不明の墜落事故を起こしました。
この金属片を管理していた人物も死亡し、金属片は不明となったのです。
そして目撃者らも姿を消してしまい、この事件は謎を残したまま迷宮入りとなりました。
アメリカで隠蔽された宇宙人の事件その3 ロズウェル事件
1947年7月、世界で最も有名なUFO墜落事件が起こりました。
アメリカのニューメキシコ州のロズウェル付近にて、農家のウィリアム氏が奇妙な残骸を発見しました。
アーノルド事件を知っていた彼は、これもUFOかもしれないと思い、これを回収して保安官に報告しました。
保安官はロズウェル陸軍飛行場に連絡し、それらをすべて回収しました。
そしてプレリリースとして「空飛ぶ円盤を回収した」と発表したのです。
未確認飛行物体が再び発見されたというこのニュースに、世界中が興奮しました。
しかし、その数時間後に第8航空空軍司令官がこのプレリリースを訂正し、回収したものは気象観測用の気球であったとしたのです。
これら3つの事件は、すべて1947年の一ヶ月以内に起こったものであり、一般人が未確認飛行物体を目撃したということや、その飛行物体の詳細が明らかにされていないという共通点があります。
これらの事件に対する政府や軍の対応を見れば、「アメリカ政府は 何か情報を隠している」という印象を受けることは当然かもしれません。
政府への不信感が強いアメリカ人は、いくら政府がUFOを否定してもUFOの存在を信じ続けています。
ロズウェルの街には国際UFO博物館が造られ、街全体がまるで宇宙人のテーマパークのようになっているほど、宇宙人やUFOへの憧れは大きく、人気のコンテンツとなっているのです。
このような現象も、ただのエンターテイメントとして盛り上がっているだけなのでしょうか?
しかし、その裏では大きな力が働いたようなことが起きているように見えるのも事実です。
例えばアーノルド事件の後にケネス・アーノルド氏本人は議員になっていますし、ある資料には「ロズウェル事件をきっかけに NSA国家安全保障局が作られた」という記述があります。
もし仮に政府が宇宙人の存在を隠しているとして、なぜそんな隠蔽をする必要があるのでしょうか?
それについてはいくつかの有力な説があります。
民衆がパニック・混乱に陥ることを防ぐため
世界の経済は宗教と密接に関係しています。
宇宙人の存在が公になり、それが世界の宗教や神の存在を否定することにつながると、株価の暴落、資本主義構造の崩壊によるパニックが容易に想像できます。
政府は混乱を避けるため、これらの情報を隠しているのだといいます。
フリーエネルギーの存在
量子力学の世界でわかっている「超ひも理論」について聞いたことがある方も多いでしょう。
すべての原子の大本はひもの構造になっており、そのひもの振動によって性質などが変わっているという理論です。
このひもは宇宙で最も小さく、絶対零度の条件下でも原子が制止しないまま振動を続けます。
今あなたの目の前にあり、静止しているように見えるものでも、すべては粒子でできており、粒子の中は常に振動しています。
この力をフリーエネルギーに変換することができるのではないかということは、アインシュタインをはじめ多くの科学者が言及していました。
もし これが成功した場合、コストのかからない永久エネルギーとなります。
そして、この力を動力に動いているのがUFOだと考えられるのです。
この力の存在が明らかになれば、既得権益を得ている石油の会社は倒産し、エネルギー産業は崩壊を迎えるでしょう。
宇宙人から得た技術を独占し続けるため
アメリカは1960年代から宇宙人と接触を続けているという説があります。
これまで、世界のイノベーションは、いつだってアメリカが先頭に立ってやってきたといえます。
これは宇宙人から得た科学技術によってさまざまな最新機器を制作することができたからなのです。
アメリカと宇宙人とのつながりは、国家の最高機密事項としてランクされています。
地球を支配するレプティリアンが存在を隠すため
レプティリアンとは、ヒト型爬虫類といわれる宇宙人のことです。
数千年前に地球に来て人類との交配を始めたといわれていますが、権力者や統治者として存在していることが多く、絶えず争いを起こすことを楽しんでいるのだといいます。
レプティリアンは人類の嫉妬や恐怖、怒りや悲しみなどの負のエネルギーをエネルギー源とする存在であり、そのために人間を利用しているといわれています。
世の中が理不尽で争いがなくならないのは彼らのせいなのかもしれません。
そして彼らは地球を利用し支配していることをほかの宇宙人に知られたくないため、自らの存在を隠していると考えられています。
世の中には不可解な事象が多すぎて多くの憶測が存在しています。何か腑に落ちないニュースが流れてきたら、もしかしたらそこには宇宙人が関与しており、隠蔽されている情報があるのかもしれません。
参考 : Maury Island Incident, slate.com, など
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